こんにちは、広島店の山崎です。
過酷な石畳クラシックを駆け抜けるレースバイクのチームレプリカモデルをご納車致しました!
TREK DOMANE SLR 6 GEN4
クラシックレースで活躍したDOMANE
昨年、グランツール等で活躍した「トレック・セガフレード」のレプリカカラーです。23年のツール・ド・フランスから(リドル・トレック)にチーム名が変わりました。
実際にレースでは、パリ~ルーベの過酷な石畳クラシックレースにおいてDOMANE RSL(SLRとは異なるプロ専用仕様)を使用し、戦果を挙げています。
プロが使用するRSLと比べて通常ラインナップのSLRは、よりアップライトな姿勢で乗車する事が可能になっており、ゆっくりサイクリングを楽しみたい方に最適なポジションを出す事が出来ます。
また、カーボングレードに共通するダウンチューブストレージや、最大38Cまで許容するキャパシティも魅力的です。
ISO SPEED
ISO SPEEDとは、シートチューブをフレームから独立させてシートチューブをしならせることによって、路面からの振動吸収性を飛躍的に高める独自機構です。第3世代までは可変式でしなりに調整幅がありましたが、第4世代からは固定式となりました。その代わりに小型化する事が出来るので、更に軽くなりました。
Blendrシステム
サイクルコンピュータやライトをスマートに取り付ける為にトレックが独自に展開するブレンダーシステム。折角なので、ブレンダーを余さず使用しました。
コクピット周りとサドル下のリアライトがスッキリした見た目になりました。
コルサ28Cクリンチャーに乗せ換え
純正ではボントレガーR3チューブレスレディ32Cが付いていますが、オーナーの意向によってヴィットリア コルサ28Cクリンチャーを搭載しました。
前にお乗りのバイクが25Cクリンチャーだった為、いきなり32Cチューブレスにすると乗り心地のギャップが大きくなってしまう事から、その間を選らぶ形となりました。
アルテグラR8100に乗せ換え
お選び頂いたモデルは105Di2の完成車だったのですが、いろいろあってアルテグラDi2に乗せ換えてご納車致しました。比較して使い比べるとその差は歴然です。新型アルテDi2を触った後に105Di2を触ると、どうしても変速するまで少しタイムラグがある様に感じます。ちょっとした差ですが、ご予算次第ではアルテグラ以上にする価値は充分あるでしょう。
ヒルクライムで軽いギア比で登りたいとオーナー様の意向で、スプロケットのみ11-34Tの105グレードのスプロケットを取り付けています。
スエード調のバーテープ
バーテープはクラシカルな雰囲気がある、セライタリアのスム―テープクラシックをチョイスしました。しっとりした質感で握り込みやすく、ロングライドでも扱い易いでしょう。
如何でしょうか。素敵なバイクをご納車させて頂き、ありがとうございます!これから色々なライドに挑戦して、沢山楽しんで頂ければと思います。