こんにちは。二子玉川店の旅好きスタッフ長山です。
10月10~11日(火水)、会津喜多方方面サイクリング旅に
行ってきたレポートその4です。
◇10月11日(水)◇
今回宿泊した宿「俵屋」さんは「朝ごはんの宿」
というスタイルで、晩ごはんは設定がありません。
その分、朝ごはんには力が入っています。
少量多品種、それぞれがとても美味しい!
郷土料理の「こづゆ」も嬉しい。
お米も拘りの逸品、それだけでパクパク食べられます。
これぞ、真の贅沢!!
喜多方では「朝ラー」(朝食にラーメン)も粋ですが、
今回はこれでお腹と心が満たされました。
どうもごちそうさまでした。
記念撮影。
宿泊の写真も福島サイクルロゲイニングの条件の一つです。
二日目は、初日の疲れをほぐしながら、喜多方の町をポタリングします。
ここで、キュピーンと閃きました。
友人(サイクリストではない)を巻き込んでしまおう。
ということで、急きょ、俵屋さんから自転車をお借りし、
そのまま友人に町を案内してもらうことにしました。
こうして、町巡りに動きやすい人数の三人組で出発。
遠路はるばる輪行でやって来た場所だと、せっかくだからがっつり走りたい!
という気持ちが湧くものですが、前日にがっつり走っていたおかげで、
「今日はもう、のんびり町巡りで十分」
という気持ちになるのが良いですね。
まず案内されたのは、喜多方ラーメン神社。
なんでも神様となられる日本、
地元にとってラーメンは、大変ありがたい存在なのでしょうね!
ラーメンミュージアム併設で、喜多方ラーメン文化に触れることが出来ます。
どんぶりに入って記念撮影、
もちろんやりました!
こういうオフロがあったら良いですね。
まさに、人柄ならぬ人ガラになってしまうかも!
ラーメン風ソフトクリームでデザート。
味は醤油ベース、さっぱりして美味い。
ちゃんとトッピングを用意。
チョコチップはわかりますが、黒コショウとドライあさつきは・・・。
と思いきや、意外と美味い!!新鮮な味。
ここで、町巡りスタンプを発見、せっかくなので捺していくことにしました。
サイクリングスタンプラリーと蔵めぐりスタンプの2種。
ここに滞在の間、自転車は外に設置のサイクルハンガーに停めていました。
このハンガーは、この後も町の随所で見かけ、
サイクリストにフレンドリーな感じが伝わってきました。
もしハンガーを使わずとも、あるだけで「あ、駐輪して大丈夫なんだ」
と安心することが出来るので、うれしいですね。
続いて、近くの大和川酒造を見学。
弥右衛門(やうえもん)ブランドで名を馳せる酒造です。
伝家の「カスモチ原酒」の濃厚な甘さにびっくりしたことがあります。
中は撮影禁止で画像は無しですが、江戸蔵を始めとした雰囲気が素晴らしい。
こういう光景を見て感じると、晩酌の美味しさが増します。
酒造の外では、水を汲んでいる方が絶えません。
万年雪をたたえる飯豊山の伏流水が豊かな土地、
酒造りも、蕎麦も、ラーメンも、みなこの水が立役者です。
余談ですが、飯豊山の山頂は福島、山形、新潟の県境付近にありますが、
地図をよーくみると、県境線がとても面白いことになっています。
興味がありましたら地図をご覧になってみて下さい。
さっそく、お土産の地酒を購入。
BROMPTONなら、バスケットにポイッ、で済み、
積載運搬はノープロブレム!
試飲できないのだけが唯一の難点。
今回は時間の都合で外観を見ただけでしたが、
小原酒造にも寄りました。
蔵粋(くらしっく)シリーズで有名です。
製造過程で、お酒(を醸す微生物)に音楽を聞かせるという
独特の取り組みをしています。
お酒は、人が作るものではなく、微生物が醸すもの。
音楽で、微生物の働きが良くなるようです。不思議。
喜多方だけでも10の蔵があるそうで、高密度。
日本酒好きには大変うらやましい環境です!
昼飯も、やっぱり蔵。
蔵を、店舗に改築、風情が残り良い雰囲気の中、
喜多方ラーメンと十割蕎麦を立て続けに。
どちらも外したくなかったので、欲張りました。
とにかく、美味い!!
食後は、併設の漆器の売店を物色。
気に入った漆器があったので購入したら、
クジ引きさせてくれました。
そうしたら、
当たり~!
というか、当たりしか無いそうです!
時には、購入品より高いものが当たることもあるとか。
おもてなしが深いですね~。
ここで、会津の三泣きという言葉を思い出しました。
転勤で他所から赴任した人が、会津人の取っつきにくさに一泣き。
だんだん慣れて来て、温かい人情がわかって、二泣き。
再び転勤で会津を去るとき、情の深さに離れがたくて三泣き。
そんな言葉が生まれるほど、会津の人情は深く温かいのです。
お店の方が、我々の自転車を見て興味津々。
ロードのタイヤを見て「この自転車、立つの!?」
BROMPTONの折畳を見て「今の自転車って、みんなこんな風に畳めるの!?」
など、ユニークな感想が飛び出しました。
お次は北見八郎平商店の珈琲蔵で、コーヒータイム。
味だけでなく、雰囲気も美味。
心地良いひと時が流れます。
以前、ここで珈琲を飲んだ時のカップが、美しい漆器でした。
(その時の写真)
ピカピカでしたが、さらっと25年物と言われました。
漆を塗り直したからきれいだったのだそうです。
それで魅せられ、そのカップを衝動買いしてしまいました。
家で時々、この雰囲気を堪能しています。
それにしても、ここまでに回って来たスポットが、みんな蔵。
蔵の町というのが実によくわかります。
随所に蔵があるので、なんとなく散策しているだけでも
蔵に遭遇し、雰囲気を堪能することが出来ます。
その渋みが醸す風情が、実に味わい深い。
そんな蔵の雰囲気を大切にする工夫も面白いです。
傍らには、素朴な民芸品がさりげなく。
和な雰囲気が好きな方は、良い時間を過ごせることでしょう!
町の片隅には、すぐにのどかな風景が展開。
飾りっ気なく、元々の持ち味を活かした町のあり方が素晴らしかったです。
ついでにサイクリングロードを一目だけ見学。
走る時間は無かったのですが、良い風が吹き渡っていそうな道のりでした。
盆地なので周囲に展開する風景は美しい山々、
春の残雪頃辺り、鳥のさえずりを聞きながら走ってみたいですね。
この辺りで、もう夕方。
最初はのんびり構えていたのが、意外と時間が無くなりました。
良い時間を過ごせるスポットばかりだったので、
つい長居して、先に進まないんですね。
でも、それもまた良し。
俵屋さんへ帰着。
荷物を預かっていただいていたので、
軽身で町巡りすることが出来ました。
スタンプが集まり、その場で応募してきました。
これも自転車と相性良く、楽しかった!
その5へつづく
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