シマノの傑作システム
Di2
はい電動シフト。
最新のシステムは8050Di2のアルテグラであります。
前モデルの6870Di2において機能的に
デュラエースに勝てないのは
Aボタンでした。
9070Di2レバーの頂点に補助ボタンがあるのです
6870Di2にはそれが無かった・・・・・・しかし
↑ その ボタンが8050では設けられました
これにより Di2のSTIに限れば
グレード間の差がグッと詰まりました
最新のDi2 グレード間差額は
35,218円です 税込
デュラはアルテの倍額以上です。
両者の細部を観察してみましょう
↑ レバーパッドをめくってみると
Di2ポートの造作とブラケット本体の躯体が見えます
9150の躯体はカーボン素材感バリバリで
8050は樹脂素材なです。 ポートの造りに差はないです
レバーをハンドルに固定するバンドには大きな差があります。
デュラはチタン素材ですね。 エッジもシャープです。
レバーをテープで留めて
ブレーキワイヤー取り付け部を比較
デュラは軽量化の為 アルミがカーボン化
↑ 同じ条件で 前部からの観察
右が9150 左が8050
ここら辺の質感はアルテのほうが高く感じますね
機械式の場合はシフト感触に
両者のグレード格差が
ハッキリありますが
Di2ではどうかしら。
ワイヤー駆動の場合はレバーの中に
ギヤとかラチェットとかベアリングなど
精密な【まるで時計仕掛け】なメカがぎっしり・・・・・・
しかし 電動制御の場合は単なるスイッチです。
ハッキリ書きますが
シフトボタンを押す感触に 差はありません。
つまり 変速性能にグレード差は無いです。
・・・・シマノ客センターに電話して確認しましたが
最大の差は 重量です
STI9150は片側114グラム
STI8050は片側151グラム
両側では74グラムの軽量化になります
1グラムあたりの単価は475円 税込であります
ハンドル&サドルの軽量化は大きな効果がありますね
このグラム単価をどう感じるかはアナタ様次第です。
形状について
ブラケットを握った際に
私の手では違いが感じません
たぶん 強い力で押しても引いてもね。
重量以外に大きな違いは
レバーの見た目ですな
↑ そりゃ勿論・・・・・・
デュラエースのレバーは綺麗です!
惚れ惚れするこの質感!
私は ピアノブラックと呼んでます
うむむ・・・・・・質感や所有達成感は横に置いて
スポーツバイク販売員としては微妙な発言ですが
電動コンポでアルテグラに対してデュラエースは
その差額ほどのポテンシャルは無いと言います。
by野澤