6/10(日)日本最大のヒルクライムレースMt.富士ヒルクライムを走ってきました。
個人的に今年の目標にしているレースです。
去年は目標のゴールド(タイム65分以内ゴール)に40秒ほど及ばす今年こそとって卒業だ!と思っていました。
個人的に、2週間前まで体重減量が進まずコンディションは黄色信号でした。しかしなぜかそこから徐々に体重が軽くなってレース前日に今年最軽量クラス(63kg)に。
一気に(と言っても数キログラムですが)軽くなったのが少し不安要素でしたが、数字的には去年と同等になっていました。
レース一週間前の天気予報を見ると今年は雨かぁ・・・どうしようかな・・・、という感じでしたがレースに近づくにつれて曇りマークになっているではありませんか!。
自分が過去に出た中でも何回かこういう富士ヒルマジックがありましたが今年は奇跡というしかありません。
ちなみに当日の朝食ですが、
・大盛りにんにく入りパスタ(前日コンビニで買っておきました)
・パワーバー
・梅丹ゴールド
・レッドブル
・Mag-On粉末
というジャンクフードです。
本当はパワーバーを2つ取るつもりでしたが早朝からはこのような濃すぎるメニューはきつかった(笑)。なので1つになりました。
で、レース中は
・ドリンク350mlぐらい、メダリスト9000+ポカリスウェット
・Mag-On×2(スタート直前&レース中)
でした。
荷物をトラックに預けた後は会場近場で一時間ほどウォームアップ。
霧が濃かったので安全を兼ねて人が少ないところを走っていました。
気温が低いのか、十分に回復ができていないのか、あるいはやる気がないのか理由はわかりませんが心拍はそれほど上がらず。
霧があって神秘的だったのでカメラを持ってこればと後悔・・・。
・・・、そんなことより、いつ雨が降ってもおかしくない状況でした。
朝に下山荷物をトラックに預けるときに体温優先でウィンドブレーカーを取るか、軽量化優先で取らないか非常に迷いましたが、後者にしました。なのでレーススタートまでの待機時は身体を動かしていないと寒かったですが幸いお客様や知り合いと話していたら時間が過ぎていきました。
今年からスタートに変更がありました。
同じウェーブの人は過去にシルバー(75分以内ゴール)を獲っている方というのもあり料金所付近の渋滞がなくなりスムーズに進めました。
古谷野はこれに便乗して集団で楽してゴールドを獲るという他人便りな戦法でした。
今年は(も)スタートは最後尾から・・・。なのでスタート直後はペースを上げて前方のゴールドを狙う集団を探していました。
そうしているうちにあっという間に1合目駐車場。霧が少なくなりドライ路面にかわりました。
古谷野は集団を見つけられず自分を含め3-4名で3合目付近まで脚の合う人と走っていました。
ヒルクライムでも単独より集団で走った方が楽だしモチベーションも上がります。
あらかじめ決めていた3合目の看板手前で補給(ジェル)を摂ります。
この時先頭を走っていましたが、ふと後ろを見たらいつの間にか20名ぐらいの集団になっていました・・・。集団を見つけられないと思っていたら集団になっていたのね。
補給するので先頭から後ろに下がりましたが思ったより集団が先に行ってしまいました・・・。
しばらくの間は追いつくだろうと楽観視していましたが、徐々に離されていきます。
思い返せばこの時点からゴールドのチャンスは失われました。
去年のようにモチベーションが高かったときや、今年のもてぎエンデューロみたいに先頭集団に食らいつくような意欲があれば古谷野は脚が攣ってでも集団を追っていたでしょう。古谷野の集中力が切れたのかわかりませんがその後は温存モードに入ってしまいました。脚が攣るのはよくありませんが、そこまで追い込む意欲がこの時ありませんでした。データを見返してもこれまで290-300Wで走っていましたが、これ以降は260W付近になっています。
そのあと後ろから小集団がやってきてそこに入りましたが、この集団ではゴールド獲れないと直感しました。
レース中サイコンは全く見ませんが(見ると走行に影響するため)、タイムを見なくてもゴールドを獲れないのはレースの4合目付近で分かってしまったのです。
それもあってさらにモチベーションダウン。その後の平坦区間でも自分からレース展開を作ることもなく集団にくっついたままで最後の坂も温存モードで登り切りました。
富士ヒルクライム 24km タイム:65:38 平均パワー:287W(NP) 平均心拍:187bpm 平均ケイデンス:80rpm 左右ペダリングバランス:50/50%
ゴール後のサイコン上のタイムを見て65:40秒と表示された時は「まあ、そうだよな。」という感じ。
去年は意欲が高かった分ゴール後のショックは大きかったですが今年はそれほど大きくありません。
頭の片隅にゴールドを諦めたというのがあったのだと思います。
去年と比べてタイムは6秒遅れですが、今年は去年よりスタートがスムーズだったのでそれを考えると実際の差はそれ以上です。
去年はショックのあまりに無料で振るわれる富士吉田うどんを食べずに帰ってしまいましたが、今年はちゃんと食べました(笑)。
行は車で送ってもらいましたが、帰りは自走で帰るのでこれ食べて補給しないと。
身体のコンディションは悪くありませんでしたが、メンタルの弱さでゴールドを取り逃がしました。そもそも、最初から他人便りな戦法だから・・・。
ゴールドを獲る集団にであったというチャンスも無駄にしていまいました。
この1年間あなたは一体何をやっていたの?、と強く自問です・・・。
以上、反省ブログでした(笑)。
結果はともかく、トラブルもなくレースが無事行われたこと、たくさんの方の協力でレースができていることに感謝です。
今年の古谷野のレースイベントは終了です。
数か月封印していたガッツリ系ラーメンをようやく食べることができます(笑)。
あとはカメラの勉強や登山など、自転車以外にやることができましたのでそこでオフシーズンを楽しみます(笑)。
2018/6/10 古谷野