こんにちは。二子玉川店の旅好きスタッフ長山です。
10月10~11日(火水)、会津喜多方方面サイクリング旅に
行ってきたレポートその5(ラスト)です。
宿の「俵屋」さんで、預かって頂いていた荷物を回収。
町巡りの間、身軽で動くことが出来て良かったです。
その分、バッグ容量に空きが出たことで、気兼ねなく
お土産を買い込んで詰め込むことになりましたが!
それらを含めて荷造りし直し、帰路へ向けて支度します。
俵屋さんには、雨でずぶ濡れでの遅延到着から始まり、
いろいろとお世話になりました。
どうもありがとうございました!!
また何時かの旅で、お世話になります。
今度は愛車を部屋まで入れてみたいですね。
帰りの列車までまだ余裕があったので、最後に少しだけ
しっかりとした走りに出ることにしました。
走り慣れない友人は流石に一緒に行けないので、
後で自宅に立ち寄ることを約して、帰宅してもらいました。
目指したのは、喜多方市では有名な坂。
恋人坂。
まっすぐ直登で約1km。見た目に潔い登りの坂です!
(日没で道が見えなくなってしまいましたが・・・)
この坂は、会津に来始めた10数年前からずっと知ってはいたのですが、
(その頃は、恋人坂という看板は無かったような気が)
自転車で登る機会が無く、今回、遂に!いただきます!!
直登なので、良くも悪くもゴールが先に見え、心理的に来ます。
しかも、上のほうで、やや斜度がアップしているっぽい。
ここを好き好んで登る人は変人の類、裏の名は「変人坂」で決まりか?
とか思いながら、あくせく登坂。
登り切って振り返ると、見晴らし良し。
景色は闇に包まれましたが、その代わりに夜景がきれいです。
夕焼けが良い時は、日が沈む西側に眺望が広がっているので、
また一段ときれいでしょうね。
(2013年8月22日、恋人坂にやや近いところで拝んだ夕陽)→その時のレポート
猪苗代や裏磐梯方面から会津盆地へ下る際は西向きになるので、
夕方に会津盆地ゴールな走りをすれば、
夕陽へ向かって走るステキな下りに出会えるかも知れません。
夜景を見て黄昏ていたら、その中から突然、
怪しい光がぷ~っと登って近づいてきた・・・
と思ったら、友人が原付で再登場!
せっかくなので、喜多方散策三人組で集合写真。
友人は時間を読んで狙って来たようで、さすがの読み。
会津へ走りに行き始めて20年弱、行動リズムやパターンが
すっかり把握されています。
そのまま自転車2台と原付1台にて再び3人で走り、ライドの締め。
会津の風は、気持ち良かった!
そうして到着したのは喜多方市塩川の「金川寺」(きんせんじ)
この友人、実はお寺の住職さんなんです。
金川寺は、全国各地に伝わる「八百比丘尼」(やおびくに)
が開いたと伝わるお寺。
大変な長寿だったと伝わる「八百比丘尼」、
そのことから、もの好きな方から「元祖美魔女」という現代的な
キャッチフレーズを付けられて注目されているとか。
興味がありましたら、是非立ち寄ってみて下さい。
住職は密かに「ろんぐらいだぁす!」ファン、
サイクリストも温かく迎えてくれますよ。
ここから会津若松駅までは、友人が車輪行で送ってくれました。
友人と改札越しに別れを告げ、列車に乗り込むと流れてくる
会津若松駅オリジナルの発車メロディが
「AIZUその名の情熱」
このメロディを聞くと、ああ、会津を去るときが来た、
と、いつもしみじみします。
そう感じるのも、友人を始めとする会津の温かい人情に触れたからこそ。
前話で書いた会津の三泣きを、ここでも思い出します。
友よ、達者でな、また来るぞ~!
結局、同行のS様は、私の行きたいプランに引きずり回される形で
終始しましたが、楽しんで頂けた様子でした。
この感じを参考に、会津サンデーライドプランを練ってみたいと思います。
レポートその3で書いたように、喜多方には自転車フレンドリーな宿が
五件あるので、団体でも受け入れのキャパシティ面で安心感があります。
来春辺り目標に、愉快な会津旅企画を展開出来ると良いな!
S様、どうもありがとうございました。
帰ってから、今回やってみた福島サイクルロゲイニングのページを
よくよく見返したら、事前にエントリーが必要とのことでした。
やってなかった~!!見落としていました。
教訓。注意書きはよく読みましょう!
でも、これがきっかけで面白いプランが立ち、
旅を堪能出来ましたので、良かったです。
次回以降、また正規の手順を踏んでトライしてみたいと思います。
11月24日に、里でも本格的な降雪が始まったと、
友人から写真が送られてきました。
これから春の雪解けまでは、スパイクタイヤでもないと
サイクリングは無理ですね。
(2013年3月7日、秋田県、十和田湖傍の発荷峠へ登る途中)→その時のレポート
冬の秋田を走れたなら、会津も走れるかなぁ?
雪質の違いが気になるところ。
(2008年2月1日、恋人坂の上より。車ででしたが!)
自転車抜きでも、冬景色の会津旅も魅力的です。
冬ならではの温かさに出会えることと思います。
かつて、初めて冬の会津に向かい着いたとき、寒さしのぎに
駅の売店でホットドリンクを手に取ってレジに持って行ったら、
レジのおばさんが、わざわざより温まっているものと交換してくれました。
「こっちの方が、温かいから・・・」と、言葉少なに呟いた
優しい笑顔が、会津冬旅の旅情を一気に味わい深くしてくれました。
その0でも書きましたが、私は、以前は行きたいところに
ただ好き勝手走りに行くばかりでした。
最近はただ走るだけでなく、ライドレポートを通じて
土地の宣伝に繋がったら良いな、と思うようになりました。
そういう目線から見ると、旅先の理解もより深まり、旅の深みも増します。
今回は会津裏磐梯~喜多方をクローズアップしましたが、
他の旅先もどんどんクローズアップして、
ご当地宣伝になる旅が出来ればと思っています。
リクエストあれば、出来るだけ訪ねてみたいので、お寄せ頂ければ幸いです。
これにて、その0から全6話、長々としたレポート終わります!
・・・なのですが、実はこの旅の20日後、成り行きで再び
会津輪行旅に出かけることになりました。
今度はT様と、ロードでの旅です。
愉快な珍道中となりましたので、懲りずに
また追ってレポート致します!
→ レポートその1
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