こんにちは!新宿ビギナー館ロードレース担当スタッフ西澤です!
今回はなんと実際にロードレースを見に行ってきました!!!
今回は10月20~22日のジャパンカップ、11月4日のさいたまクリテリウムについての記事を書かせていただきました。
実は私、自称レースマニアはまだこの二つのレースを見に行ったことがなく、これではレースマニアの名が廃ると今回実際に見に行って来ました!!!!
生でプロ選手の走りが観れて、しかも目の前にいるのは超大物選手達!興奮が止まりませんでした(笑)
どれだけ有名な選手が来日しているのかざっと上げていきます。
【ジャパンカップ】
アルベルト・コンタドール【34歳】(トレック・セガフレード)
- ツール・ド・フランス総合優勝2回
- ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝3回
- ジロ・デ・イタリア総合優勝2回
- マジ伝説級
- 今年で引退
※チームHPより
リッチー・ポート【32歳】(BMCレーシング)
今シーズン
- ツアー・ダウンアンダー総合優勝
- ツール・ド・ロマンディ総合優勝
ダヴィデ・ヴィレッラ【26歳】(キャノンデール・ドラパック)
今シーズン
- ブエルタ・ア・エスパーニャ山岳賞
※チームHPより
【さいたまクリテリウム】
クリス・フルーム【32】(チームスカイ)
- ツール・ド・フランス総合優勝4回
- ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝1回
- 現役最強オールラウンダー
- 黒の軍団のボス
※チームHPより
マーク・カベンディッシュ【32】(ディメンションデータ)
- ツール・ド・フランス通算30勝
- 元世界チャンピオン
↑写真:残念ながらカベンディッシュの写真が無かったのでサイクルモードに来ていたオリジナル仕様のサ―ヴェロ
グレッグ・ヴァンアーヴェルマート【32】(BMCレーシング)
- リオオリンピック ロードレース 金メダル
今シーズン
- パリ~ルーベ1位
- UCIワールドツアー年間ポイントランキング1位
リゴベルト・ウラン【30】(キャノンデール・ドラパック)
今シーズン
- ツール・ド・フランス総合2位
※チームHPより
ワレン・バルギル【26】(チームサンウェブ)
今シーズン
- ツール・ド・フランス山岳賞
※チームHPより
マルセル・キッテル【29】(クイック・ステップフロアーズ)
今シーズン
- ツール・ド・フランス ステージ5勝
※チームHPより
ジャパンカップはなんといってもコンタドールの来日、さいたまクリテリウムは毎度おなじみ、今シーズンのツール・ド・フランスのオールスターが集結していました!
シーズンオフとは言え、こんな実力のある選手たちが日本人のファンを楽しませてくれるんだから面白くないわけがない! 現にめっちゃ面白かった!!
折角なので実際にレースを見た男が語るレースのハイライトを紹介します!
【ジャパンカップ】
今回の注目どころは
史上初!1日目クリテリウム、2日目ロードレース、ダブル制覇!!
達成したのは日本人も多く在籍するプロコンチネンタルチーム
NIPPOヴィーニファンティーニ
マルコ・カノラ
28歳のイタリア人ライダー。今季NIPPOへの移籍1年目にして年間通算6勝と大ブレイク! 一気にチームの稼ぎ頭となりました。
↑写真:バイクを持っているのがカノラ
脚質は世界王者、ペーター・サガン等と同じスプリンターよりのパンチャーで、スプリントも出来るけど山もある程度登れるといった感じです。
今回の勝利は2勝とも他の選手が仕掛ける前に仕掛けて逃げ切るという”早掛け”というカノラお得意の戦法での勝利でした。
来季はワールドツアー入りもあるかと思っていたのですが、来年もNIPPOでレースに臨むそうです。
また、別府選手のアタックや平坦でのコンタドールの集団牽引など見どころいっぱいのレースでした。
【さいたまクリテリウム】
こちらはまさにツールドフランスのスプリントステージを見ているのではないかと錯覚してしまうほどハラハラドキドキのレースでした!
まず逃げメンバーが超豪華!メンバーはフルーム、ウラン、バルギル、ヴァンアーヴェルマートの4人。
こんな豪華な逃げメンバーが見れるのホントに興業レースならではです!
そして、それを追うのは最強スプリンター、カベンディッシュとを抱えるディメンションデータとクイックステップのアシスト陣。
バルギルが最後、ゴール50m手前ぐらいまで逃げ続けたのですが最後に差し切ったのが、ツール・ド・フランス現役最多勝選手、マーク・カベンデッシュでした!
日本のレースということを忘れてしまうぐらい最後まで激熱のバトルでした!!
こんな有名な選手達が実際に来てレースをしてくれる場所は日本と上海ぐらいなんじゃないでしょうか?
少しでもレースを知っている方であればこのすごさが分かると思います!
残念ながら、現状、日本ではトッププロのワールドチームが全チーム参加しなければならない、UCIワールドツアーレースにカテゴライズされたハイレベルのレースは一つもありません。
※チームHPより
しかし、こういう素晴らしいイベントを通して少しでも多くの人がロードレースを好きになり、日本でワールドツアーのレースを開催できるほどにロードレースがメジャーなスポーツに発展していけば日本でワールドツアーレースを行うことも夢じゃないと思っています。
長くなりましたが、自分が言いたいことはただ一つ。
まだロードレースを見たことがない方は是非1度見に行ってみて下さい!
面白さは自分が保証します!!
そして、ロードレースをもっと知りたいという方はぜひ新宿ビギナー館西澤にお尋ねください!