こんにちは。二子玉川店の旅好きスタッフ長山です。
10月10~11日(火水)、会津喜多方方面へ
サイクリング旅に行き、レポートを発信しました。
( レポート その0 その1 その2 その3 その4 その5 )
その旅がきっかけとなって、今度はT様と「行きますか!」という話になり、
わずか20日後の10月31日~11月1日、再び会津旅へ出かけることになりました。
成り行きで、ひと月に三回の会津行、嗚呼、旅費が・・・。
前回はBROMPTON旅でしたが、今回はロードでの輪行旅です。
輪行で、旅が大きく広がりますよ。
発信が遅れましたが、参考までにレポートしていきます。
今回、出動したロードはBS ANCHOR クロモリRNC7。
T様はPINARELLO DOGMA F10のオーナー様ですが、
さすがに輪行に投入は憚られ、BIANCHIアルミFENICE PRO号で気楽に。
二台持ちだと、こういう使い分けが出来て便利ですね。
10月は、やたら雨が降って、ほとんど自転車に乗れなかった月。
T様のリクエストは「一か月分の修行を希望!」
・・・ふむ。
前もってプランを練ることをあまりしない私は、
直前の気分や気配で、何となくここ行くかな~位の感じで行きます。
出発の前日になって、ようやく、今回は修行希望ということだし、
福島駅から、磐梯吾妻スカイライン経由で会津入りするかな~、
寒い中を登りまくる&下りまくる道中になるな~、ヒヒヒ・・・
と、ふと思い、念のため検索してみたら
天候:吹雪 積雪のため通行止め
ひょおお~!!
もう少し持つかと思っていましたが、ガンガン雪模様の様子。
標高1600m強のルートとは言え、ちょっと平年より早い?
どうやら、直前に通り過ぎた台風が悪さをした模様。
嫌な予感がして、裏磐梯周辺の情報収集を開始。
何ヵ所かのライブカメラをチェックしていくと、
少なくとも標高1000m辺りより上は、確実に積雪でやばそうです。
それよりも下界が、降雪でなく降雨であったなら、と、希望的観測。
前回通ったルート、母成峠の標高972mなら、何とか行けるかな?
しかし、ライブカメラでは、道端にうっすら白いものが。
当日の天気予報は晴れ。多少の積雪量なら、溶けるか・・・?
10月31日(火)
・・・そんな感じで、結局ルートを決めきらないまま
当日を迎え、なんとなく磐梯熱海駅へ着いてしまいました。
まあ、とりあえず行動していけば、わかるさ!
駅前飾りは、ハロウィンと冬の境界線。
その奥は足湯ですが、一度浸かると
そこに根を張ってしまいそうな周囲の寒さだったのでパス。
自転車を展開して、肌で感じる空気感から様子を伺いつつ、
まずは近くのコンビニで補給することにしました。
寒さ凌ぎにホットドリンクも買って、外に出ると、
ザーーーーー
がっつり雨降ってきたーーーーー!!!
直前の天気予報では、この周辺地域は晴れマーク、降水確率10%でした。
さすが奥羽山脈越えの地域、天候がワイルドだぜ!!
防寒対策ばっちりのT様も、さすがに不意を突かれ、
コンビニガッパ上下を急きょ入手し着用。
私はたまたま今回、上下ともレインウェアをウインドブレーカー代わりに
持参していたので、それを着用しました。
愛車は、早速、水も滴る良いバイクになりました。
積雪残る可能性大の寒さの中、降雨有りで母成峠を行くのは難儀だと判断。
大人しく、足湯に浸かっていたおばちゃんもお勧めの、
会津へ抜ける最短ルートである国道49号線を行くことにしました。
修行 其の一、 臨機応変に進む!!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
早速、標高500m超の猪苗代へ向けた登坂にかかります。
しかし国道49号は、大動脈、大型のトラックがバンバン。そして、
交通量多い→がんがん除雪作業する→道路が傷みやすい
で、ひび割れやでこぼこが多い。
峠越えの山道で路肩は狭く、自転車が走りたいラインは狭小な上にガタガタ。
変なところに突っ込んでタイヤをとられないよう、
細心の注意を払って、真っ直ぐライン取りして進んでいきます。
よりによって私は700x20Cのタイヤ装備で、細くて不安定。
脇では、バンバン、トラックが走っていて、ズッコケは許されません。
緊張感ある登坂となりました!
修行 其のニ、 悪条件を真っ直ぐブレずに走る!!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
道路気温表示は8℃。
登ると、寒いとは言え、運動の自己発熱で暑くなってきます。
私のレインウェアは、多少の通気性があるので、
着たまま登坂でも何とか我慢できるレベル。暑いと言えば暑いのですが、
「ま、いっか」と開き直り、着たままで通すことにしました。
鈍感力を養う訓練です!
通気性の無いコンビニガッパのT様は、更に難易度アップ。
登りで着ているとめちゃくちゃ暑い!しかし、雨は降ったり止んだりの気まぐれ。
雨が止んで、熱さ凌ぎにカッパを脱ぐと、また降ってきて、みたいな具合に
しばしば脱ぎ着の必要に迫られ、温度調節がより大変。
こちらは、めげずに真っ向から防雨&寒暖調節と向き合う修練です!!
修行 其の三、 防雨、寒暖調節と向き合う!!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
峠を登り切り、猪苗代湖へ出ました。
強風で、大海原の様にザッパンザッパン波打っていました。
標高500m超、遮蔽物の無い湖畔は風の通りがよく、風が冷たい!寒い!!
ここで、道路関係者の方が声を掛けてくれました。
我々のことを心配して下さり、いろいろと道の情報を教えてくれました。
やはり台風の影響で、平年よりも本格的な降雪が一か月近く早いらしく、
前日に撮ったという裏磐梯・桧原湖畔の動画を見せて貰ったら、
ばさばさ降雪して白くなっていく様が映っていました。
漠然と狙いを定めていた母成峠も、昨晩に融雪剤を撒いたが、
雪が多くて19時位まで時間がかかってしまったらしい、とのことでした。
昨日の今日で、そっちに行かなくて良かった・・・。
10月の多雨で、だだっ広い猪苗代湖の水位が1mも上昇した、
なんてことも教えてくれました。
とんでもない水量の変化ですね!
強風でじっとしての語らいはブルブル寒かったですが、
気遣いとご厚意がありがたく、つい、あれこれ話し込んでしまいました。
人情は、温かかったぜ・・・。
どうもありがとうございました!!
修行 其の四、 寒くても、ご厚意には笑顔で応える!!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
猪苗代湖畔を駆け抜けます。
道は広くなり、緊張のガタガタ狭路から快走路に変化・・・ですが、
風通りの良い道のりにて強烈な寒風の向かい風!
しかも、ここで、また激しい降雨。というより、飛雨。
雨粒が、バチバチ当たって痛い!
ここで、普通なら愚痴が出て来そうですが、なぜか
晴れ予報との激しいギャップが妙におかしくなり、思わず笑ってしまいました!
二番手を走っていたT様には、更に、自分のロードが跳ね上げた
泥水も襲い掛かっていたそうですが、カメラを向けたら
ばっちり決めポーズ!!
修行 其の五、 逆境でも、笑う!遊ぶ!!
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この周辺からドーンと見えるはずの会津磐梯山は、がっつり雲隠れ。
厚く流れる雲を、ハンドパワーで何とかしてみよう!とか
試みたりしているうちに、野口英世記念館に到達。ここで一休み。
記念館は、新しい建物が建ち、綺麗になっていてびっくりしました。
見学していると時間が微妙なので、今回は残念ながら外観を拝むだけでパス。
この辺りで、ようやく予報に沿ったような青空が出始めました。
国道49号筋から外れ、県道7号筋へ出て磐梯町へと進路をとります。
やっと、正調・楽しいツーリング、な絵が撮れました。
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