今からご紹介する、
「お客様の1台」
は、まさしくスペシャル・ワン。
2度とはできません。
お問い合わせ頂いても
不可能 です。
今回、さまざまな方のご協力のもと
お客様のご希望になるべく沿うカタチで
具現化いたしました。
元は
Y's Road独占輸入の
ハンド・メイド・イン イタリーの
オンリーワン
CIPOLLINI
を
お客様が
「ペイントしたい」
というご要望
しかも
「イメージこれで」
こ、これかぁ・・・
2006年 F1 イギリスGP
フェルナンド・アロンソのルノー
を元に
う、ぅおおぉおおおお・・・・
で、できるのか・・・
困った時には、この人だのみ
大きな声で、どこのどなたかは
申せませんが、カーボンフレームの
「あんなこといいな、出来たらいいな」
を叶えてくれるロマンスグレーです。
まずは
製品状態の塗装がすべて剥がされ
そして下地となるサーフェイサーを吹かれます。
そうこうしている間に、取り付けるパーツを
選定
もはや凶器とも言える
禍々しき物体
チェーンリングは、シマノR9100デュラエースの
ビッグギア
55/42Tですが
中央の物体が、タダごとではありません。
チェーンリングを装着している過程でも
冥府からやってきた黒曜石のような
そして紆余曲折の末
ついに完成。
計画スタートから、ざっと2年。
フレームへのデザイン決定から、ペイントに8か月。
目指したのはオンリーワン
ではなく、スペシャルワン
スペシャルカラーのハンドルも映える
二度とは出来ない、カスタムカラー
F1マシンのライオンを
ロードバイクに落とし込むという
難業をやってのけてくれました。
どこぞのカーボン専門家。
施工いただいた、コチラの方も
会心の出来。
実物を見ると、恐ろしいほどの精巧さで
塗分けられたイエローライン。
塗りムラや、線のはみだしなども一切ございません。
お客様の要望により、
オリジナルを再現された「RB1K」のロゴ
フレームの中心でパワーを計測するのは
POWER2Maxの新型
タイプNGの、FSA K-FORCE LIGHT BB386
というレアな逸品。
スペシャルペイントに負けない、凄まじい存在感です。
フロントフォーク、そしてチェーンステーに
さりげなく筆記体での
「Cipollini」のロゴ
決してインレタなどではなく、ペイントされています。
Y's Road名古屋店のあるビルの玄関ホール
大理石の床と柱
そして謎の金属オブジェの中でも際立つ
圧倒的存在感。
二度とは出来ない、
まさしくスペシャルワン。
苦節2年かかりましたが、一足早い
サンタさんのようにお客様の下に旅立っていきました。