スタッフ高杉です。
本格梅雨シーズン到来前に走ろうと考えていたところ
丁度走る予定だったスタッフ井上と走ることに!
今回の目的は『天目指峠』
また、今回私は距離も走りたかったのであるところへ寄り道してから向かうことにしました。
そこが、、
や~ま~ぶ~し
距離約4km 勾配約7% max15%
今回はスクルトゥーラにして初の山伏峠でした。
車体も軽くなったし行けるだろうと高を括っておりましたが、
想像以上にペダルが重く感じパワーを消費してしまいました。
この時点で体力的には問題なかったものの、筋肉の疲労を想定以上に感じました。
貧脚、哀れなり
完全に弱気モード突入ですが足はしっかり疲れています。
そのためスタッフ井上に
「天目指多分無理なんで顔だけ見て引き返しましょう!」
と言ったならば彼は2回程頷き
「では(山伏)下りましょうか」
といい気持ちよさそうに下っていきました。
顔だけ…顔だけ…ね?
や~ま~ぶ~しを下り、来た道を折り返していく途中に天目指峠へ続く岐路があります。
そして天目指の顔だけ見に行きます…
顔だけ…
目的地!
距離2.6km 勾配約9%
まぁ東大和店屈指のスパルタスタッフ井上にそのような弱音は通用しないとは薄々感じておりました。
確かに顔(看板)と言われてしまえば返す言葉も御座いませんしね…
途中の会話を鮮明に覚えているのですが、
私「ムリ~マヂムリ(斜度約15%)、井上さん流石にムリですって」
井上「いやいけます」
井上「内側を走ろうとするときついので大回りすると良いですよ」
私「なるほど」
私「・・・」
私「いやムリ~」
というようなやり取りを行いながらなんとか足を着けずに登り切りました!
私には特に厳しいスタッフ井上ですが、普段はとても優しく温厚なタイプです。
アスリート魂が蘇ってしまうのでしょう、仕方ないことです!
ただそのスパルタ具合は私もクセになってんだ。
頂上で休んでいたら反対方面からパトカーがサイレンを鳴らしながら私達が登ってきたところを下っていきました。
「こんなところパトカー通るんですね~」と井上さん。
ちょこっとリフレッシュ
さぁもうやることはやったので腹ごしらえして帰るのみです。
山伏方面へ行くときよく立ち寄る場所、トシノコーヒー。
時間帯的に食事の提供は行っていなかったのでストロベリースムージーを頂きました。
気温30℃を超えるこの日にガツンとくる冷たさで一気に元気がみなぎりました。
私「流石に頑張っちゃったので帰りは山王峠じゃなくて楽な方で帰りますか」
井上「そうですね」
なんて会話をしながらスムージーも飲み終わったのであとはどこかで腹を満たして帰るのみです!
⚠乱入クエスト
トシノコーヒーで小休憩は取ったものの空腹はピークになり、
峠を2つ越えた反動で足の疲労も限界寸前に。
しかしここで悪夢が到来します
おまわりさん「大きな事故が発生したためこの先は通行止めです!」
なんと県道70号が通行止めになってしまったのです。
井上「さっき(天目指)通ったのってこれだったのか」
と見事に気持ちよく伏線回収する井上さん、絶好調です。
このまま立ち止まっているわけにもいかないので選ぶ道は一つ。
小沢峠を登る
一度坂に舵をきってしまったらもうペダルは回すしかありません。
彼はそれを知っていてスパルタしてますきっと絶対。
嫌な悪寒がしたくらい疲れましたが、峠を越えたあとの坂は非常に気持ちが良いものです。
なんだかんだやめられない中毒性はありますが峠は一つで良いなと感じた今回のライドでした。
感じたこと
今回のライドは走行距離90km獲得標高1000m超えのハードなライドでした。
峠を走っていて感じたことは『ペダリングが重い』から体力的には問題ないけど足の疲労がすごい。
スタッフ井上のペダリングは軽く、私が一漕ぎするのに何周か回していたのが印象的でした。
原因は貧脚…もありますがインナートップが私には少し重いことでした。
現在私はフロント52-36リア11-30を使用していますがここを工夫すれば少しは抗えるのかなと思いました。
それでも峠3つは懲り懲りですが笑
おまけ
今回ガーミンEDGE540をお借りして峠を登りましたがClimbProはとても便利だなと感じました。
今自身がどんな勾配の坂を登っているのか、あとどのくらい続くのかリアルタイムで確認できるのは
かなり便利ですし背中を押してくれる良い機能でした。
ただとても賢く正直なのでバテバテなときに「そんな情報知りたくないよ(泣)」なんて思うときもあり可愛らしい一面も。
それらを含めて切磋琢磨できるパートナー的サイクルコンピューターだなと実感いたしました!
個人的にはここにタッチパネルを搭載したEDGE840が欲しい!!
・・・ほしい(切実)