こんにちは。二子玉川店の旅好きスタッフ長山です。
10月31日~11月1日(火水)、会津喜多方方面へ
サイクリング旅に行ったレポートその2です。
道の駅で会話中に、今晩の寝間着を持っていない、
という話になりました。
実は、今晩の寝床は、前回レポートで登場の、友人のお寺です。
民泊なので、浴衣などの宿装備はありません。
これも修行の一環!
(単に、急プラン過ぎて宿が取れなかったという説あり)
そこで、T様の発案にて、
最寄りのユニクロを目指すこととしました。
検索をかけてみたら、若松にあるとのこと。
というわけで、若松へ進路をとります。
会津にツーリング来てユニクロを目指すって、なかなかレアな展開。
こういう変拍子が、旅を面白くします。
国道49号筋に戻り、会津盆地へと下っていきます。
この下りでも
修行 其のニ、 悪条件を真っ直ぐブレずに走る!!
の再来!!
ガタガタ道に細心の注意を払います。
そうして下って行くうちに、観音様が見えてきました。
私は、いつもなんとなく素通りしてしまっていましたが、
T様が正面から見てみたいということで、
近づいてみることにしました。
観音様は、会津村の中。けっこう広そう。
若松までは下りで残り数km、時間に余裕あり。
ということで、中へ入ってみることにしました。
会津に来始めて20年近く、記憶が確かなら初めてです。
で、でかい!!
ジオラマに 、観音様が降臨、的な?
観音様には最後に向かうこととして、まずは村内をぐるり。
移築した江戸時代のお堂や、
横になっているお釈迦様に出会いました。
このお釈迦様像、スリランカ出身みたいで、独特のオーラを放っていました。
その昔、某格闘ゲームで、こんな背景があったような無かったような・・・?
さすらっている間に、観音様の背後が爽やかに晴れてきました。
合成写真みたいな、リアル写真です。
ここに来て、だんだんと光芒が射して来て、
ぴかー。
な、何か、ものすごいオーラを感じる!?
近付いてみると、今度は、穏やかな空のもと、
わが子に向ける優しい眼差し、愛情の温かみを感じるような・・・
刻々と変わる表情の中に、見えない何かが漂っている気がして、
夢中でシャッターを切り続けました。
修行 其の七、 目に見えない何かを感じ、写し撮る!!
・・・いや、難しいっス!
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いざ、観音様の中へ入ります。
色々な方が彫られた像がズラリ並ぶ螺旋階段。
格闘漫画の修行で出て来そうな光景。
階段を登るごとに、独特の雰囲気によって心が陶冶されていきました。
修行 其の八、 ・・・さりげなく階段をたくさん登る!!
観音様の肩くらいの高さまで登りました。
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最上部の窓から外を見たら、ちょうど、美しい光芒が会津盆地を照らしました。
外に戻ったら、空模様は不思議な表情。
観音様の存在感、内部の独特の雰囲気、不思議な空の表情、
三位一体となって、何とも言えない神々しさを感じさせました。
修行 其の九、 お天道様の大きな力を感じる!!
何か、神妙な気持ちにさせる展開と空気感だったんですね~。
そもそもT様が言い出さなければ、この展開は無かったです。
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若松へ向けて走行再開、
下り着いたら、ちょうど日没を迎えました。
いざ、目的のユニクロへ。
そして、アパレルに精通したT様の厳しい目で選び出し、
上下の温かいフリースセットをゲット。
これで、今宵は凍えずに済むぜ!!
ここで荷造りし直します。
何とかうまくリュックに収めて、と、ここでふと思い出しました。
出発点・磐梯熱海のコンビニで入手した2Lの水ペットボトルを、
リュックに入れて背負ったままでした!
愉快な展開の中で、すっかり忘れとった・・・。
修行 其の十、 荷造りを探究する!!
ペットボトル、ずっと重りで、いい負荷練になったぜ・・・。
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若松から、お寺のある塩川まで、ナイトライド開始。
都会の街灯群に慣れた目には、暗い道のり。
車、路面、慣れない道。油断なりません。
真っ暗いので、道の写真なし・・・。
そんな状況でも、ふと見上げれば、
星がたくさん!
停止して、星空観賞。
キレイだなー。
地面にカメラ置いて長秒露光。
(写っている線は、電線)
ただし、ここでも油断大敵。
暗闇でしゃがんだりしていると、行き倒れと間違われてしまうので、
車が近付いて来たら「私は大丈夫です!」というオーラを出しながら
ふるまうのがポイント。 前科あるので・・・。
修行 其の十一、暗闇の緊張感を楽しく乗り切る!!
晴れた闇夜の走行って、首が疲れます。
何故かって?
星を見上げながら走るからさ!
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18時半頃、お寺に無事到着。
その名は金川寺(きんせんじ)
前回のレポートで、友人よ達者でな~と書いておきながら、
20日後、早くも再会を果たしました!こんな時もあるもんだ。
荷物を置いたら、車でお風呂に連れて行って貰います。
会津若松駅前の「富士の湯」
ここは駅前で気軽に入れ、かつ設備充実で満足度高。
だがしかし!寒い時期にはトラップが!!
手前の風呂から奥の風呂に行く途中の通路が、思いっきり外気温。
10月末、会津の夜はぐっと冷えこみます。
手前の湯船で濡れてからここを通ると、激寒!
だがしかし!走ったら滑って危険!
耐えて通らないといけないのです!
修行 其の十二、不意打ちの寒さに平常心で耐える!!
ここが旅の道中で一番寒かった・・・、と、T様談。
知らずに通ったら、衝撃でしょうね。
知ってても、激寒ですから!
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富士の湯で、温まって、冷えて、温まったら、待望の晩酌タイム。
地のものや地酒をいただきました。
程良い旅疲れに、美味が沁みる~!!
帰路のコンビニで、お寺晩酌セットを追加調達。
こんなのがあったり、チェーンコンビニにも、地域色が盛りだくさん。
修行 其の十三、いつでも観察眼を光らせる!!
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お寺に帰ったら第二ラウンド。
般若湯で乾杯!
般若湯とは、仏教界の隠語で「酒」のこと。
五戒:不殺生戒・不偸盗戒・不邪淫戒・不妄語戒・不飲酒戒
(殺すな、盗むな、淫らなことするな、うそをつくな、酒を飲むな)
これら五つのうち、不飲酒戒のみ、飲酒自体を戒めたというよりも、
飲酒で酔って他の四戒を犯しやすくなるから、
ということで五戒に入っているのだそうです。
裏を返せば、ちゃんと四戒を守れれば、お酒は飲んでOK!?
そういう救いを持たせたからこそ、
般若湯という言葉が伝わっているのかも知れません。
修行 其の十四、酒との上手な付き合い方を練習!!
酒を飲んでも飲まれない、適度に愉快な酒宴となりました!
友人は下戸なので飲まず、でもハイテンションでトーク炸裂、
さすが法話で鍛えてるねぇ!
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こうして、会津の夜は更けていきました。
つづく
(二日目レポートは、年越して新春にアップします!)
↓
2018年3月21日
やっとその3をアップしました。
大変お待たせ致しました!
スペシャルページ移転しました。
旧:http://ysroad-futakotamagawa.com/
新:http://ysroad.co.jp/futakotamagawa/
旧・長山ブログ【次ドコ行こう】はこちら
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