チェーン落ち
チェーン落ちとはギアからチェーンが脱落してしまうこと。チェーンは動的物体で、正しく整備されたスポーツバイクでも段差などの衝撃でチェーンが落ちる場合があります。あとは間違えた運用。例えばクロスギアや変速ずれの放置、変速操作のタイミングでギアにトルクをかけるなどです。
初動が大切
チェーンが落ちたら初動が大切。まずは足を止めましょう。絶対にペダルをまわしてはいけません。チェーンがのっかったフレーム箇所を削ります。カーボンフレームなら最悪おしゃかです。変速操作も同じです。落ち着いて安全な場所で止まります。プーリーケージを後方から前方へ押し込んでチェーンテンションを緩め、チェーンを元のギアに掛け直してあげましょう。動作確認をして問題なく変速出来れば走れます。
キズはつく
ただ、ペダルをまわさなかったとしても、衝撃で少なからずキズは付くもの。そのために
・チェーン落ちの予防
・チェーン落ちしたときの対処
この2つが私たちができる策でしょう。
チェーン落ちを防ぐ
チェーンキャッチャーをフロントディレイラーに取り付けることで、チェーンが落ちることを防止することができます。ギアから外れかかったチェーンも、チェーンキャッチャーが受け止めてくれます。
[ysid 0858953003230]
[ysid 8434366003504]
[ysid 4710887258659]
[ysid 4573138514139]
[ysid 4573138514191]
チェーンが落ちたときのキズを防ぐ
こんな便利なものがあります。カーボンドライジャパンの“クラックセーブ”。こちらは新宿本館では施工しておりませんのでそれぞれ対象の店舗へ事前にお問い合わせください。
[ysid 21896200]
カーボンシートをフレームの任意の部分にあわせて成形し貼付けることでチェーンが落ちた際にチェーンからフレームを守ります。
こちらが施工例。サイズを合わせてカットしたり、枚数、成形、貼付け位置など知識と経験を必要とする作業となります。熟練のスタッフに依頼することをオススメいたします。
今回は府中多摩川店スタッフ千田さんに施工頂きました。↓
2つの盾
この2つを駆使して大切なロードバイクを守りましょう!!チェーンキャッチャーは新宿本館でも取り扱いがあります。ご来店お待ちしています。