準備編、1日目はコチラ⇩
6時間の睡眠をとったことで体力も気力も一気に回復!
ここから本来の走りを取り戻します。
GRAND TOURING Day2
せっかく仙台まで来たんだから牛タンを...。と思ったのですが、盛岡で人との約束があったため、時間的に両方は無理!牛タンは諦めて盛岡を目指します。
急ぐ理由もないので7時30分出発。
快晴の中「牛タン食いたかった...」という未練タラタラの状態で走ります。
そんな中、一台の車が私のすぐ横を通り過ぎていきました。
その車には
牛タン弁当
の文字。
1個食わせろ!!!!!
あぁ...。食べたかった(涙)
国道4号を外れ、広域農道を走ります。
昨日は平坦な道ばかりでつまらなかったのですが、ここから多くのアップダウンが続きます。
坂を見かけて思わず写真を撮ってしまうほどに坂に飢えていたのです。
イイねぇ!このアップダウン!!
と興奮気味に走ります。坦々と走るよりも緩急があった方がやっぱり楽しいですね。
お尻への負担も減りますし。
信号も少なく、交通量も少ない割にすごく良い道。ひたすら木々の覆い茂る道、田園風景を眺めながら走り続けます。
そしてある事に気が付きます。
補給ポイントが無ぇ!!
大和陸上自衛隊前のセブンイレブンで補給してから約80km。ほぼノンストップで走り続けています。
幸いにもカロリーメイトをいくつかストックしていたのでそれを食つなぎ、加えてMag-onで補給をして事なきを得ましたが、ややハンガーノック気味になりました。
ようやく見つけた自販機で一服。
出発からここまで一度も尿意も催していないとなると水分摂取も追いついていないなと反省。
その後15kmほど進んだところでファミリーマートを発見。
補給します。
その後もひたすら走り続け、突如目の前に現れたドデカい山(岩手山)に神々しさを感じつつ目的地に向かいます。
約束の地へ
到着しました盛岡市。
そして向かった先は
[海ごはん しまか]
岩手県出身のお客さまに「どこか良いところありますか?」と聞いたところ、「是非ここに寄ってくれ!」とのことだったのでお邪魔することに。
徒歩数分のところに安定の快活クラブがあるため、そこにバイクを置いてシャワーを浴びてから入店。
「Tさんから話は聞いてるよ!!」と陽気な店主がお出迎えをしてくれました。
平日にも関わらず繁盛しており、賑やかな店内。
この雰囲気でジュースは無しでしょう。
かといって疲労困憊で空腹&脱水気味の肉体にアルコールはちょっと。。。
はい。
グリーンズフリ~
(ドラ〇もんボイスで再生してください)
海鮮ウマい!!
ビールが合う!!
明るい店内の雰囲気も相まってとても居心地のいい空間です。
平日でも賑わうのも納得。
カロリーも欲しい。。。
はい。
穴子揚げ~
(ドラえもんボイスで再生してk...)
ウマい!!!
お店の人や周りのお客さんとも談笑をして楽しいひと時を過ごしました。
「下北半島は行くなよ。景色が変わんなくて車でも嫌になったから。いいか、下北には行くなよ。」
・・・つまり行けという事でOK?
「押すなよ。絶対押すなよ。」は「押せ」って意味ですからね。そういう事ですよね!?
「海ごはん しまか」岩手の方に走りに行くことがあれば是非行ってみてください!
店員さんたちも気さくで楽しかったですよ!
Day2終了
宮城県 大河原町→岩手県 盛岡市
連続ロングライドでも、6時間の睡眠のおかげでここまで身体が動くようになるとは自分でも驚きです。
国道4号を使えば獲得標高は1,200mほどだったようですが、広域農道ルートの方が走りやすく、確実に精神的疲労が少ないです。
アップダウンのおかげで圧力を分散できたことに加え、足に力が入るようになったことでお尻に掛かる負担が減ったこともあり、崩壊寸前だった私のお尻は少し回復しました。
このルートを参考にされる方は、補給食をいつもより多めに準備しておいた方がいいと思いますよ。
GRAND TOURING Day3
ルートを考えていたら就寝時間が遅くなってしまい、盛大に寝過ごしました。8時30分スタート。
2日間で300km+300km走る予定でしたが、3日間に分割して200km+200km+200kmに変更。
結果的に観光を楽しむにも非常に良いスケジュールになったのではないかと思います。
この自由さがソロライドの良いところ。マイペースに行きます。
太平洋側に向かいスタート。走り始めて5kmで峠道。ウォーミングアップ無しで5~8%の坂道。心臓に悪そうだなぁ~と思いながらペダルを回します。
朝10時、標高700mほどの山の中にいるのも要因だと思いますがそれにしても涼しい。夜用に準備していたネックカバーをまさかこの時間に使うことになるとは思っていませんでした。
山の中を突っ切って田野畑村に出ます。
リアス海岸を望む景勝地「北山崎」
少し進んで駐車場の端っこにバイクを停めて、徒歩で数分進んだ先。第一展望台にて年配の4人グループに話しかけられました。
おじいさんの要約すると「どこまで行くの?」だとか「自分たちは八戸の方から南下してきたんだ」、「第二展望台に行くには階段が結構たいへんなんだよ」という話だったのですが方言や訛りが凄く、内心『やっべ。3割ぐらい何言ってるかわかんなかった。。。』状態。
その次に話しかけてきたおばあさんとも雰囲気で話をしたのですが『やっべ!半分以上何言ってるかわかんねぇ!こっちの方ヤベェ!!』状態。
これが東北地方。。。
すごい。。。(語彙力欠如)
行くのが大変だという第二展望台へは300段以上の階段を歩く必要があります。
辿り着いた第二展望台からの景色です。
少し時間を食われましたが来た甲斐がありました。
打ちつける波の音とミサゴの鳴き声。目の前に広がる断崖絶壁。潮風。
自然の雄大さを全身で感じることが出来るスポットでした。
そしてここから北上。次なる目的地には夕暮れ前に着きたい。そんな思いから一気に爆走します。
三陸復興国立公園「種差海岸」
ひたすら北上し約70km。いよいよ青森県へ突入!
国道45号を逸れて県道1号を進みます。
種差海岸。
海辺に天然芝が映えているなんとも面白い環境です。
ゴルフ場のようで地面もフカフカしていて気持ちが良かったです。
気温も涼しく寝そべってしまいたいくらいいい環境でした。
後になって気が付きましたが道反対にサイクルスタンドがありました。
トイレ休憩後すっかり体は冷えてしまい、気温も低いのでウィンドブレーカーとネックカバー着用。
さすが北の方は涼しい通り越して寒いですね。6月ですよ?
日没と合わせてライド終了。
Day3終了
岩手県 盛岡市→北山崎→種差海岸→青森県 八戸市
気温が涼しかったのもパフォーマンスにいい影響を与えたと思いますが、日に日に平均パワーが上がっています。本調子です。
前日の晩御飯が効いているのかもしれません。アミノ酸、大事ですからね。なんだかんだ今回のライドで初のまともな食事だった気がします。
次回、筋肉痛との闘いが始まります!
そしてロングライダーとして新たな扉を開くことにもなります。