【ツアー・ダウンアンダー 2017】
第5ステージ
マクラーレンの谷でスタートして、ウィランガ・ヒルを2回登り、2回目の山頂がでゴールとなる151.5㎞のステージ。総合争いの本番、今大会のクイーンステージです。
【リザルト】
第5ステージ
Rider name (Team) | Result | |
1 | リッチー・ポート(BMCレーシングチーム) | 3:42:22 |
2 | ダリル・インピー(ミッチェルトン・スコット) | 0:08 |
3 | トムイルト・スラフテル(ディメンションデータ) | 0:10 |
4 | ドリス・デヴェナンス(クイックステップ・フロアーズ) | |
5 | イーガン・ベルナル(クイックステップ・フロアーズ) | |
6 | ゴルカ・イサギーレ(バーレーン・メリダ) | |
7 | ディエゴ・ウリッシ(UAEチームエミレーツ) | |
8 | ロベルト・ヘーシンク(ロットNLユンボ) | 0:14 |
9 | ヨン・イサギーレ(バーレーン・メリダ) | |
10 | ルーベン・ゲレイロ(トレック・セガフレード) |
総合順位
Rider name (Team) | Resutl | |
1 | ダリル・インピー(ミッチェルトン・スコット) | 18:02:15 |
2 | リッチー・ポート(BMCレーシングチーム) | |
3 | トムイルト・スラフテル(ディメンションデータ) | 0:16 |
4 | ディエゴ・ウリッシ(UAEチームエミレーツ) | 0:20 |
5 | ドリス・デヴェナンス(クイックステップ・フロアーズ) | |
6 | イーガン・ベルナル(チームスカイ) | |
7 | ゴルカ・イサギーレ(バーレーン・メリダ) | |
8 | ロベルト・ヘーシンク(ロットNLユンボ) | 0:24 |
9 | ジョージ・ベネット(ロットNLユンボ) | |
10 | ヨン・イサギーレ(バーレーン・メリダ) |
【ハイライト】
①別府選手逃げに乗る!!
クラシックに続き、このステージでも逃げに乗りました。
スプリントポイントをローテーション無視して、1位通過したことにより周りの選手にちょっと睨まれましたが、別府レベルのベテラン選手に文句を言える選手はいないでしょう(笑)
契約延長もかかっているので今年はめちゃめちゃ気合入ってそう!
②初日から逃げ続けたドラミニが山岳賞確定!
今回は2回ウィランガ・ヒルを上るため、2つの山岳ポイントが設定されていました。そのうち、1つ目をデヘント先輩と一緒に通過しました。相変わらずのポイントとったらすぐ逃げをやめる(笑) クレバーなのかあきらめが速いのか、、、ただ、プロ初戦でワールドツアーレースの山岳賞はとても立派です。あとは完走するだけ!
③キャノンデールが横風分断作戦決行!
一つ目のウィランガ・ヒルを上った後、残り10㎞ほどでチームEFがウィリアム・クラークを含めた数人を前方に揃え、高速横風分断を狙いました。まさか、EFが横風を利用するとは。分断は決まらなかったけど、面白いレースをありがとう!
④リッチー・ポートがウィランガ・ヒル5連覇!しかし、惜しくもリーダージャージに届かず。
不調とか色々言われてたけど、なんだかんだポートは別格じゃん!と思った一日でした。本当に誰もついていけないですね。
※チームHPより
ただ、コンマ差でリーダージャージには届かず。ダリル・インピーによって、4年連続のオーストラリア人による優勝はここで途絶えそうです。
※チームHPより
こういう全くノーマークの選手が勝つのは見てる人からするととてもおいしい(笑)
⑤新人賞にはベルナルが王手!
20歳のベルナルにはまだ早いかなー、なんてことは全くなかった。ポートもそうだが、この選手もまた別格。イェーツ兄弟やユンゲルスがいなくなった今、グランツールでも新人賞を狙えるのではないかと期待してます。
※チームHPより
ライバルとしては、やはり同じコロンビアの先輩ミゲルアンヘル・ロペス(アスタナ)かな。ロペスもまだ23なので今年含めてあと2年間は一番のライバルになるでしょう。あとは、一緒にスカイ入りしたTT系オールラウンダーのパヴェル・シバコフ(20)との未来のエース争いが気になるところ。ただ、時代の流れ的にはシバコフが一歩リードか?
※チームHPより
第6ステージもレポートします!お楽しみに!