【ツアー・ダウンアンダー 2017】
第3ステージ
港町のグレネルグをスタートし、ぺニーズの丘の一級山岳を通過して、ビクターハーバー周辺の町を1周してゴールする120.5㎞の平坦基調のステージです。
【リザルト】
Rider name (Team) | Result | |
1 | エリア・ヴィヴィアーニ(クイック・ステップフロアーズ) | 3:04:40 |
2 | フィル・バウハウス(チームサンウェブ) | |
3 | カレブ・ユアン(ミッチェルトン・スコット) | |
4 | シモーネ・コンソンニ(UAEチームエミレーツ) | |
5 | ペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ) | |
6 | サイモン・クラーク(チームEFエデュケーションファースト・ドラパック p/b キャノンデール) | |
7 | アレクサンダー・エドモンドソン(ミッチェルトン・スコット) | |
8 | ザッカリ・デンプスター(UniSAオーストラリア) | |
9 | ドリス・デヴェナンス(クイックステップ・フロアーズ) | |
10 | ジェイ・マッカーシー(ボーラハンスグローエ) |
【ハイライト】
①ドラミニ、3日間連続山岳賞獲得!!
スコット・ボウデン(UniSAオーストラリア)とともに逃げに乗り、3日連続で山岳ポイント1位通過しました。残す山岳は1級山岳が3つです。ドラミニが36pts、2位のボウデンが18ptsなので、もしドラミニが3つの1級山岳のうちどれか1つでも1位通過すれば山岳賞確定になります!彼のキャリアにとって大きな一歩になるでしょう!ぜひ山岳賞争いにもご注目ください!
②ヴィヴィアーニ、鋭いスプリントで新チーム初勝利!!
ヴィヴィアーニはとても素直な男です。気に入らないことがあったらめちゃめちゃ態度に出すし、言葉ではっきりと言います。一流のアスリートとはそういうものなのかもしれません。
彼はここ数日の敗戦でこのように語っていた。
「僕はキッテルじゃないんだ。このチームで走れることは幸運だが確実に何かを変えなければいけないね。サバティーニ(ヴィヴィアーニの発射台)はもっと僕のために変える必要があるよ。リードアウトに微調整が必要だね。」
アシストの名前を出してまで変革を求めるヴィヴィアーニの負けん気の強さ。これぐらい自己主張できるぐらいでないとチームのエースはやっていけないのでしょう。
その結果、まだ100%リードアウトが機能したとは言えないですが、ステージ優勝を手にし、チームメイトに自分の実力を見せることができました。
※チームHPより
長い停滞期から飛躍した去年、クラシックチームに移籍した今年、とヴィヴィアーニのキャリアにも大きな変革が起こっているのが今なのです。
もしかすると彼のキャリアのピークはこれから訪れるのかもしれない!
第4ステージもレポートします。お楽しみに!