みなさん、サイクルライフ楽しんでいらっしゃいますでしょうか?
ここ数週間はヘルメット着用の努力義務化で自転車に対する安全意識も高まってきているように感じます。
しかし、肝心の自転車の定期的なメンテナンスはちゃんと行っていますか?
自転車に乗ると車体の挙動、振動、さまざまな事が原因で自転車に使われるボルトは次第に緩んでいきます。
自動車に車検があるように、自転車にも点検は必須です。点検無しでいい自転車なんてありません。
定期的にメンテナンスに出して、安全に自転車を楽しみましょう!
セルフチェックも必要だけど自信が無かったらプロに任せよう!
サドル(シートクランプ)のチェック
写真はあくまでも参考程度に
一般的なクロスバイクやロードバイクだとこんな感じだと思います。
⇩
サドルの高さを調節する際は、ここを緩めて高さを調整⇨締めなおす。といった工程です。
こちらはやったことがある方も多いでしょう。その際ちゃんと「締め付けの力」(トルク値)を理解していますか?
ここが緩んでいると、走行中の段差などでシートポスト(サドル)が急にガクッと下がり、転倒につながり非常に危険です。
またミシミシ、ギシギシと言った音鳴りの原因になる事もありますよ。
逆に締め過ぎるとボルトやフレーム、シートポストが破損します。
緩くてもダメ、締め過ぎもダメ、ちゃんと決められたトルクで締めましょう!
ハンドル、ステム周りもチェック!
ちなみにステム周辺のボルトが緩んだままだと
ハンドル、ステムがしっかり固定されず「ホイールは真っ直ぐなのに、ハンドルが曲がっている」or「ハンドルは真っすぐなのに、ホイールが曲がっている」というかなり危険な状態になり得ます。
走行中に⇧こうなったら…と考えるだけでゾッとしますね。
車体の破損、ご自身のケガ、加害者になることもあります。
どの部分のネジでも専用レンチで、目一杯締めればいい訳ではありません。
トルク値をチェックする際は下記のようなトルクレンチが必要です
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ハンドル、ステム、シートポストなどには上記の写真のように最大トルク値が書かれているはずです
もしご自身でチェックするのであれば必ずトルクレンチを使用しましょう!
ちなみに
先日、ウチのスタッフがボルトの締め過ぎで痛い目にあっているので気になった方はコチラのブログの第1章、第3話をご覧ください。
ボルトの緩みは事故に繋がり、締めすぎはパーツの破損に繋がります。
必ず定期的な点検を受けてください。