「ブレーキの利きが悪い」と自転車を持ち込まれるお客様が増えています!
自転車を診てみるとブレーキシューが減っている場合がほとんどです。
こんな感じ。(これは極端な例ですが)
最終的にはブレーキシューの芯になっている金属がリム(ブレーキシューが当たるところ)を削ってしまいます。
新品は下の画像の通り。
溝が1mm程度になるか、斜めに削れている場合、一部が欠けている場合などは要交換です。
使用状況にもよりますが1年から2年位で交換した方が良いです。
(通勤・通学などで雨での使用が多い場合はもっと短い期間で交換が必要になることもあります)
また別のケースとして、ブレーキシューが砂などの異物を噛んでしまった状態でブレーキを掛けると、リムを削りその欠片がブレーキシューに刺さることがあります。
こうなると刺さった欠片がリムを削り新たな欠片を生む悪循環に陥ります。
金属片をすべて取り除くか、ブレーキシューを交換する必要があります。
ブレーキは安全に関わる非常に大事なパーツなので定期的な点検を怠らないようにしましょう!