今年も、東京サンエスさんの展示会「サンエスミーティング」をじっくり見てきました。
同社は老舗の自転車総合卸ですが、オリジナル企画品の発売もしています。しかも、ユーザーさんや販売店の声を積極的に取り入れた製品た独自開発品を多数手掛けている、個性的な会社です。
魅力的な品が有り過ぎるので、新製品を中心に御紹介致します。
OnebyESU JFF スチール ロードディスクモデル(プロトタイプ)
カーボンフォーク、前後スルーアクスルを採用。
スチールのバランスを重視し、敢えて上下とも1-1/8インチのヘッドに。
700×44Cまで対応するタイヤクリアランスを確保しながらロードらしい走行感。
グラベルロードやアドベンチャーロードではなく、エンデュランスロード寄りだそうです。
少し前に発売されたばかりのディスクブレーキ用シクロクロスフレームJFF#805のカラーオーダーが出来るようになります。追加料金は¥13,000~¥15,000くらいになる予定。ロゴはブラックかホワイトが選べます。
その#805に付いていたのも新しい製品。チューブレス対応・前後12mmスルーアクスル・ディスクブレーキ専用の完組ホイールです。重量は約1,700g、価格はチューブレスバルブ付で5万円未満の予定。
Esu TRI by OnebyESU エストライバー ¥8,300+税
通常の約2倍に当たる120mmリーチのドロップハンドル。トライアスロンのレギュレーションに抵触せずにエクステンションバーを出来るだけ長くしたい、を叶えます。
こちらもトライアスロン用。エストライサドル ¥8,800+税
MTBにおいてももが当たらずサドルの上で身体を前後に移動し易いようにデザインされた、grunge 100ムーブサドルが元になっています。
grunge レンジャーバー ¥5,800+税
MTBは大径ホイールに合わせて幅広になったハンドルでも、無理のない自然な姿勢が取れるよう、バックスイープを13°と大きめ(多くは10°前後)にしたフラットバー。
grunge レンジャーステム ¥3,800+税
大径ホイールのMTBでハンドルを低い位置にスタイリッシュに取付出来る80°、オフセット7.1mmのステム。
付属の専用トップキャップで上面がフラットになるデザイン。
カーボンスージーステム ¥24,000+税
ヘッドチューブが長めの自転車でもハンドル高を抑えられる9.1mmオフセットのステム。
突き出し100mmサイズはよりハンドルを低く出来るよう79°に、他のサイズは84°の設定。
待望の43/30mmレール兼用シートポスト!
日本人の体型でスムーズなペダリングに有利な、30mm幅レールのナロウサーティーサドル。専用シートポストに加えて別売の専用クランプが必要でした。
これ1本有れば、どちらも取付可能です。
オリジナル型をおこした製品を100以上も発売してきた東京サンエスさん。
こちらは3Dプリンターで作られた模型。
ナロウサーティーサドルを取り付けてもクランプがサドルからはみ出さないような形状。
Veno ハンドル・ステムにシルバー追加。
フットプリントスポットペダルやFPスポットクリップレスペダルにも48mmシャフトモデルが。
東京サンエスで最も古くからあるオリジナルブランドVIVAの久し振りの新製品は、何とお守り。
パンク修理材メーカー、マルニとのコラボレーション。ゴム糊無しで貼れるパッチが2枚入っています。ツーリングに出掛ける家族や友人へのプレゼントに。
お守り袋の図柄は、ちゃんと刺しゅうです。
こちらもコラボレーション。OSTRICHとのコラボ、オーキャリーミニ。
この展示会の数日前に出来上がったばかりの見本を展示されていました。
キャリーシリーズは、主に女性を対象にした簡単に扱えて担ぎ易い横置き型の輪行袋。フレームサイズ約520mmまでという制限が有ったので大きなサイズのフレームが入るようにしたのがオーキャリー。同時に縦置きにも対応する改良もされたので、今度はそれを使いたいという女性の要望。それに応えるのがオーキャリーミニ、という訳です。サンエスさんが、どれほどユーザーの声を大事にしているかが分かりますね。
「消費者に寄り添う商品を提供し続ける 愛着を感じてもらえる商品を提供し続ける」を掲げる東京サンエスの素晴らしい商品たちは、ワイズロードで御購入頂けます!