横浜店MTBコーナーから松野です。
バラから自分だけの一台を組み立てる"バラ完"にて、個性的な一台を組み上げたのでご紹介いたします!!
DMR RHYTHM
サイズ:レギュラー
フレーム価格:¥77,000(税込)
完成車参考価格:¥40~50万円ぐらい
絶妙なフィット感とグリップで人気のあるペダルで有名なDMR!今回はDMRのダートジャンプフレームをバラ完にて組み立て致しました!
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フレーム
DJバイクの中でも比較的お求めやすい価格帯のRHYTHM。トップチューブが低く、チェーンステイが385mmとかなり短いのが特徴です!
もちろんスライドエンドなのですが、別売で10×135mmにも交換可能で拡張性も◎
今回ご注文いただいたサイズはレギュラーですが、ラインナップにはロングもあります。レギュラーでリーチは401mmとすこし短めな設計です。170cm以上の方や安定感重視であればロングでもよさそうですね。
ホイール/タイヤ
DJバイクは取り回し最重視なので26インチです。DJバイクは手組が当たり前なので今回も組みました!
リアハブは廃番になってしまったCHRIS KING ISO SSです。
当然142mm幅なのですがシングルスピードなのでフランジ幅が超ワイド!しかもオチョコがほとんどないですし、小さい26インチリムなのでものすごーーく横に硬いホイールになりました。
フロントはシルバーでノンブーストの20×110mmという条件だと選択肢が非常に少なく、現在取り扱いがありませんがHOPEのPRO 4をお持ち込み。
リムはREVERSE COMPONENTSのBLACK ONEリムのシルバー!!ハブの色と相まってかなりかっこいいですね。内幅30mmなので2.3インチぐらいのタイヤでもバッチリですし、組んだ感触もかなり頑丈でした!
タイヤは超定番のMAXXIS DTHの2.30インチ幅。さらに軽さ重視で45g程度のTubolitoをインストール!DJバイクはあまり低圧にしない為チューブレスにするよりも超軽量チューブの方がメリットがありそうですね。
フロントサスペンション
サスフォークは以前当店でお買い上げいただいたMarzocchi BOMBER DJです。FOXの831(36)がベースなダートジャンプフォークです。
ドライブトレイン
当初は前のバイクからそのまま乗せ換えて、32T×16Tにする予定だったのですが…
「あれ?試しに14T付けたら見た目すっきりしてかっこよくない…?」と、松野が余計なことを言ってしまった結果コグが14Tになりました。14Tだとハブフランジよりも小さいので良い感じですね!!
ギア比を2.0にするにはフロントを28Tにしなければいけませんが、元のクランクは4アームなので対応していません…。
という訳で28Tが行けるRACE FACEのアルミクランク、TURBINEクランクへ交換!
チェーンはKMC HL-1。半コマチェーンです。
ナローワイドなチェーンリングには実は相性が悪く、歯離れが非常に悪い為繋ぐ前のチェーンが自重で離れないレベルです。
しかし!これはダートジャンプバイクです!空中でペダルから足が離れた際にクランクが回転すると困るので、むしろ抵抗を増やして回転を重たくするぐらいなのでむしろ好都合…!?
しっかりチェーンを張った状態でチェーンステイは388mm程度になりました!いい感じです。
他パーツ
ハンドル/ステムはお持ち込み品なのですが、TITLEというパーツメーカーです。ホイールと合わせて派手でいい感じですね!
グリップはフレームと同じくDMR製。
パークでフロントブレーキを外してしまえばバースピンが出来るようにリアブレーキホースはかなり長めです。基本的に立って乗るのでブレーキレバーの角度もかなり下向きです。
ヘッドはKING……ではなくCaneCreekの110!松野もダージャンに取り付けしましたが"110"という名前の由来は製品の保証期間です。
生涯保証よりも具体的な数字が出てくるとなんか急にすごく感じますね(笑)
通常のヘッドパーツよりもシール類がものすごくしっかりしているとても頑丈なヘッドパーツなんです。
サドルは最近人気なBURGTECのCloud Boost Saddle。邪魔にならないコンパクトさが良い感じなのですが、タイヤとのクリアランスが厳しい29インチのフルサスにもオススメです!
個性的なルックスですがフレームのロゴカラーと相性良いですね。
派手ながらもうまくまとまったカラーリングの一台が出来上がりました!
遊べる一台を組み上げたい方はご相談ください!!
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