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修行の旅 in 会津 その4 完結

1977
二子玉川店【閉店しました】】長山 靖 18年04月25日

 

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こんにちは。二子玉川店の旅好きスタッフ長山です。

 

 

もうすぐ半年が経ってしまいますが、

昨年10月31日~11月1日(火水)、会津喜多方方面へ

サイクリング旅に行ったレポートその4をお届けします。

漸く、これで完結!

 

その1 その2 その3

 

※本記事をポータルサイトでご覧の方は、
記事が途中までしか表示されないことがあるようです。
その際は誠に恐れ入りますが二子玉川店ページの記事をご覧ください。

 

 

 

 

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自転車にはお留守番して貰い、すぐ近くにある雄国沼の散策へと出かけます。

 

 

 

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空の表情が、良いなあ。

自転車で登って来た、高いSORA。

ふっと風が流れる、心地よい瞬間。

 

 

 

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「雄国」には『別天地』の意味が込められているそうです。

 

 

 

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なるほど、確かに、これまでの狭く険しい谷から一転、広々、おおらか。

花の季節には、高山植物が咲き乱れるそうです。

 

 

 

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その奥に連なるのは、おそらく裏磐梯の山並みでしょうか、

うっすらと雪化粧しています。

人工物が全く視界に入らず、雄大。

 

 

 

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てか、雄国沼、けっこう、眼下に見えるんですが。

つまり・・、

 

 

      

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修行 其の二十三、・・・さりげなく階段をたくさん下る!!

 

 

 修行 其の八、 ・・・さりげなく階段をたくさん登る!!

の、逆パターン!

歩きだと、下りも楽ではありません!!

 


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

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 沼のほとりには木道が設置され、散策することが出来ます。

「第二の尾瀬」と呼ばれることもあるようです。

(尾瀬は行ったことありませんが)

 

そんな景観なので、

 

 

 

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急に、爽やかハイキングな展開。

 

 

 

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むむ!?

 

ここは・・・。

 

 

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坐す!!

 

この場所が、坐れ!と訴えかけて来た。

お寺ではゆっくり坐禅出来なかった。

ならば、ここで!

感性に、素直になって、坐る!!

 

という展開。

 

これが、遊んでいるように見えるかも知れませんが、

 

 

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沼の水面を目の前に、狭い木道の表面が、微妙に斜めっていて、怖い!

その恐怖心を、受け流す修行!!

 

 

 

修行 其の二十四、坐して無心の境地を探究!!

 

 

 

 

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沼に引きずり込まれないか?

転げ落ちないか

落ちたら、底なし沼にはまりはしないか?

沼から何か出て来はしないか?

 

いろいろな邪念が浮かび、それを受け流す修練をしました!

これ、ホント、怖かった~!!

禅機の蘊奥は、まだまだ深く、遠い。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

観光を楽しみつつ、良い修行も出来たので、

そろそろ自転車の待つ金沢峠へ戻ります。

 

・・・て、ここまで、けっこう下って来たよな・・・。

 

 

 

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修行 其の八、・・・さりげなく階段をたくさん登る!! Mark2

 

 

 

レポートその2での、観音様内部での

修行 其の八、 ・・・さりげなく階段をたくさん登る!!

よりも、不整な階段で、難易度アップ。

 

 

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更に、獣の足跡や、

 

 

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恐ろしい立て看板により、

修行 其の二十、獣の出没を警戒する緊張感を味わう!!

が掛け算され、さすがはMark2!!

みちのくは、森が深く、獣の気配が濃いんですよね・・・。

  

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

緊張の徒歩登坂を乗り切り、金沢峠まで戻りました。

 

 

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早く、里に降りて、喜多方ラーメン食べたい!

 

てか、よく考えたら、起床からここまでで食べたのは、

ハロウィン売れ残りデザートとか、バター餅だけ。

朝ラーで補給するのをお預けして、脱線して、いまココ。

 

 

修行 其の二十五、少食で動き回る!!

 

 

省エネの鍛錬!

 

と、言い聞かせておこう・・・。

 

 

 

 

 

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省エネ鍛錬とは言え、いい加減、腹ペコなので、

これをサーッと下って!ラーメン!!ラーメン!!!

 

 

 

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って、来た道を引き返すんだよな・・・。

 

 

 

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落ち葉がいっぱいあったよな。

 

 

 

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修行 其の二十六、濡れ落ち葉坂との闘い! Ver.下り

 

 

 

ギャーーーッ!!

修行 其の十九、濡れ落ち葉坂との闘い!Ver.登り

とは、また違った恐ろしさ!

全然、サーッと下れません!!

 

 

 

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 何とか森の景色を励みに下り、やっと、狭小急峻な谷道を脱出!

した瞬間、

 

 

 

 

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うおおおおお!!!

 

飯豊(いいで)山脈が、はっきり!

おもわず、叫んでしまいました。

 

 

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と、言うのも、会津に通って約20年、うっすら、飯豊山脈の一部が見えたり、

ということはたまにありましたが、こんなに全容が

はっきり見えたことは、一度もありませんでした。

 

 

ここに来て、覚知しました。

今回の旅は、かなり運が良い。

 

今回の旅の展開は、最初から劇的でした。

穏やかに晴れ、で走るのも良いのですが、それは、割とありがちなパターン。

今回、積み重なった変拍子は、狙って遭遇出来るものではありません。

そしてそれは、思い出を、実に深いものへと昇華させてくれます。

その変拍子(ドラマ)に巡り会えるかどうかは、運次第。

 

 

修行 其の二十七、運をつかむ練習!!

 

 

 

情景的航空写真家のルーク・オザワ氏が語られていた言葉を、思い出しました。

氏は「空に対して、クサらない」と仰っていました。

 

「なんだよ今日は、なんて思わない」

「そうすれば、こうやってきれいに空が変わってくれる」

「しょうがないなルークが来てるんじゃ、ちょっと空よくしてあげようか、なんてね」

「仙人みたいな話」

 

 

今回の劇的展開は、T様の実力が強かったおかげかも知れません。

あるいは、土地に歓迎されたか。

(飯豊山は、強引な県境引きにより、福島の信仰の山とされています)

 

しかし初会津旅で、劇的天候変化からの、この飯豊山脈の見えっぷり。

本当にびっくり!!

 

飯豊山脈は、いつも霞の中で、そこに山があることすらわからない位でした。

この空間に飯豊山脈が広がっていたんだ、と、

20年近く経って初めてはっきり拝みました。

強運のおこぼれを頂いた気分です。

まあ、おこぼれにありつけるのも、また実力のうち?

 

 

※ルーク・オザワ氏の写真は、空と、力強く羽ばたくヒコーキの情景が美しく切り取られ、

見ているだけでもポジティブで爽快な気分になります。

氏の初の写真展が5/26まで開催中だそうで、気になった方はチェック!

 

 

 

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恋人坂へ戻って来ました。

 

 

 

 

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ここで脱線したおかげで、楽しい修行のリストを重ねることが出来ました。

 

 

 

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やっぱりこれは、変人坂、だな!

「心」が「変」わって、脱線。文字通り!

 

 

 

 

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さあ、あとは、眼下に見える喜多方(のラーメン屋)目指して、丘を駆け下るのみ!

ラストスパート、気合がみなぎる・・・!!

 

 

 

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我々の気迫オーラを感じたのか?

カラスの群れが一斉に飛び立ちました。

某自転車漫画的に言うと

「空気が変わった!」

ってやつでしょうか。

 

 

修行 其の二十八、気迫の下り!!

 

 

私は、運動強度に関わらず、高速が苦手です。

体力に関係なく、時速30km以上はイマイチ苦手。

自然、高速になりがちな下りも苦手ですが、

ニンジンがぶら下がって、頑張りました。

 

 

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空には楽譜が展開。

登りなら、これを読みながらメトロノームダンシング!

ってところでしょうか。

  

 

 

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飯豊山脈に突撃するような勢いで駆け下り、

さっきまでいた山が、あっという間に彼方へ。

 

 

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1時間ちょっと前は、あの山のフチにいたんだな~。

自転車の威力は、凄いな~。

遠望する山と、立ち位置との間に吹き渡る風が、心地よい。

自転車に乗っていて、好きな瞬間のひとつ。

 

 

 

 

 

 

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ここで友人が車で合流し、遂に、遂に!

待望の喜多方ラーメン!!

 

 

 

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朝ラーで食べるはずだったのが、時刻はすでに15時過ぎ。

空腹で動き回って、発汗で塩分も減って、ここまでの旅も無事にこなして。

からの、喜多方ラーメン。

 

 

 

 

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至極。

 

超絶、美味い!!!

  

 

修行 其の二十九、美食を、最も美味いコンディションで味わう!!

 

 

 食のありがたみが、染みます。

チャーシューも美味かった・・・、修行ナンバー29(にく)だし。

てか、書いてたら、無性に食べたくなってきたーーーっ!!

 

 

 

 

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ラーメン屋からは、会津若松駅まで、友人が車で送ってくれました。

会津若松駅まで出た方が、帰りの列車の本数が増えるためです。

 

その車中でも、

 

 

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撮る。

 

 

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撮る!

 

 

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撮る!!

 

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  撮る!!!

 

 

 

修行 其の三十、いかなるときも撮る練!!

 

 

 

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磐梯山と、前日に探訪した観音様のツーショットも押さえました。

(レポートその2参照)

昨日のことなのに、遠く感じました。

充実した、良い旅だった証。

 

 

車中でのT様と友人との会話が、地味に、面白かった!

 

 

 

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渋い佇まいの会津若松駅。

鮮やかな夕焼けの中、友人との再会を約し、改札内へイン。

また暫し旧知の友人と会えない寂しさと、

旅の終わりが近づいている寂しさとが錯綜する瞬間。

 

 

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郡山行の磐越西線へ乗車。

 

 

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車両の世代交代により、すっかり数を減らした

「あかべぇ」号に、奇遇にも当たりました。

鉄的に、ラッキー。

 

 

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