この記事は商品紹介ではありません。
ただのスタッフバイクの組み立てに記事になりますので興味ない方は「←戻る」を押してください(笑)。
某日、茅ヶ崎店に入荷したサーベロのバイクたち。
その中の一つがコチラ。
サーベロのS3のフレーム。
今は珍しいディスクブレーキ仕様です。
古谷野、ディスクブレーキロードに行きます!。
ちなみに、ディスクブレーキはMTBやグラベルロードを持っているので初ディスクブレーキではありません。
純粋なロードバイクにディスクブレーキが付いたこれから増えてくるニュージャンルを試してみたいという欲求です(笑)。
メインコンポーネントはシマノR9170(Di2シフト・油圧ディスクブレーキ)です。ハンドル・ステムはコンポに合わせてシマノPROです。PROは素晴らしい製品が多いのですが、古谷野はカンパニョーロ&スラムが付いたバイクがほとんどなのでブランド的に合わないのです。今回はシマノコンポなのでPROのパーツを取り付けることが出来ました。
※PROはシマノ専用というわけではありません。カンパやスラムでもブランドを気にしなければ付けられますよ。
これまでの油圧ブレーキのレバーはSTIレバー内のシリンダーが大きいのがネックでして見た目、握り心地的にも使いたいとは思いませんでした。しかし最新モデルはスッキリとした形状でレバーを握って違和感がまったくありません。シマノの技術は素晴らしいです。今回のバイクを組む理由の大きな一つになりました。
ハンドルはVIBEエアロカーボン。 エアロ効果・重量・強度のバランスが高いハンドルです。形状が癖が少ないオードソックなのがPROらしいです。
ちなみにこのハンドルにガーミンのサイコンマウントを付ける場合同社の専用品が必要なのでご注意ください。ハンドルクランプ部分横の面積が狭い上に、円形ではないので基本的に付けられません。古谷野は・・・、自己責任で削りましたが・・・。
それに新型のバーエンドタイプのジャンクションを取り付け。せっかく対応しているのなら使わない手はありません。
S3に取り付けるホイールは・・・、
以前はサーベロと関係が強かったZIPPです!。ディスクブレーキなのでもちろん同仕様です(まだローターついていません)。
エアロフレームにつけるならディープリムホイールというのと、
以前あったプロチームCSCのサーベロ+ZIPPのイメージが強かったので。
ZIPPはホイールを前後別で販売しているのでフロント303(45mm)、リア404(58mm)という組み合わせにしました。エアロ効果が高いながら横風にもあおられにくい扱いやすい組み合わせです。
ちなみに、↑の画像ではコンチネンタルのGP4000S(25mm)のタイヤが付いています。
しかしコンチネンタルは幅広めなのと、ワイドリムに取り付けたらタイヤ幅が実測29mmまで拡大してしまいました(汗)。フレームと接触する可能性があったのでこの後別のタイヤに替えました。
仮で付けてみた図。古谷野としては珍しくホワイト系カラーのバイクです。
自分で言うのもなんですが良いですね~(笑)。
サドルとステムは仮です。
BBはとあるクランクを使いたかったのでTNIのBBライト➡シマノクランクのBBアダプタです。
もちろんセラミックベアリングです。
バッテリーをフレームに入れている図。
現行Sシリーズはダウンチューブ内にバッテリーが収まるようになっていて見た目もスッキリ&低重心化に貢献しています。
コツが要りますがバッテリー専用台座があるのでそんなに難しくありません。
そして、まさかの乗り始める前からのビックプーリーを投入。結局取り付けると分かり切っているパーツなので最初から導入しました(笑)。
これまで使ってきた同類品の中でも性能・動作安定性・価格のバランスが良いカーボンドライジャパンの物を取り付けました。
肝心のブレーキ回りの作業です。
ケーブルをフレームやハンドルに通してます。
ケーブルがフレーム等に入ると見た目はスッキリしますが、もしトラブルが有った時は面倒です。
ブリーディング。ファンネルアダプタという部品が必要になりますがそれ以外はほとんどMTBのと変わらず。
いや~、相変わらずシマノは扱いやすいですね~。
そんな感じで完成してすでに何度か乗っています。
リムブレーキ式のバイクと比べても走りや・ブレーキ時の違和感が無いのがファーストインプレッションです。
またしばらく乗ってみますね。
ディスクブレーキのバイクが気になっている方が増えてきていますが、まだフレームやホイール、パーツが選択肢が少ないのが難点です。
ですが良く言われているようにこういったパーツがどんどん出てきてあと数年の間でロードバイクのディスクブレーキ化が加速していくでしょう。
2018/5/13 古谷野