ワイズロード神戸店サンデーライド/フィッティング担当の盛山(セイヤマ)です。
5月27日
京都府南丹市美山町で開催された
「美山サイクルロードレース」に出場してきました。
カテゴリーはC2 4周の部
クラスはアンダー34歳
美山といえばかやぶきの里で知られる有名な観光地ですが、関西では有名な自転車の聖地でもあります。
(画像は美山の里公式HPより引用:https://kyotomiyama.jp/sightseeing/kayabuki-no-sato)
そしてヒルクライムでもエンデューロでもなく、ロードレースだというのがこのイベントの魅力でもあります。
レースに向けた準備
今回ロードレースには初めてエントリー。
普段参加しているヒルクライムやエンデューロと違い、レース展開や駆け引きなどどういう対策が必要なのか全くわからないながらも、150キロを越えるロングライドは4月から約3回、出勤日の朝は約1時間ローラー練習を。
美山ロード4周の部は走行時間約1時間、上り区間もありますが2分半で上り切れる短い上りの為ペースの上げ下げが激しいと予想。
ローラー台での練習はインターバル系のメニューに取り組みました。
レース当日
朝4時に起床。
車に荷物を積んで5時には家を出発。
8時過ぎにはスタート地点へ集合しないといけないのであまりゆっくりアップしている時間はありません。
受付を済ませて服を着替えたらひとまずコースを一周。
徐々にペースを上げて温めていたら、大阪から早起きをして自走で応援に来て下さった知り合いに遭遇!
そのまま途中まで伴走してくれました。
もう少し時間があったので軽くローラーを漕ぎながら補給を済ませます。
今回使用したのは、
グリコパワープロダクション
エキストラオキシアップ
おいしいBCAA
あとは写真を撮り忘れましたが脚攣り防止にマグオン。
1時間のレースなのでドリンクボトルは無しで。
ヒルクライムでも1時間くらいならいつもボトルなしなので大丈夫だろうという判断です。
レーススタート
スタートは集団の中盤辺り。
ピストルの合図は不発で、実況の方の掛け声でレースがスタートしました。
一緒にエントリーした同じチームの方はやや後方の少し離れた位置に。
とは言ってもたったの二人なので特に作戦は無く、序盤のパレード走行の間に軽く会話をしたくらいでお互い健闘を祈って進みます。
2車線使えるとはいえ、約200人の選手がひしめきあい自分のスペースを確保するのがやっと。
全員殺気立ったようにコーナーや減速するたびに「右!」「左!」「ブレーキ!」といった怒鳴り声が飛び交います。
上りの少し手前、路面の段差か何かで集団全体に急ブレーキがかかった瞬間はかなり焦りましたが落車は無く何とか対処。
「序盤でペースアップして集団の人数が減るか」と思っていましたが、軽いサイクリングのようなペースで1回目の上り口まで大集団のままきました。
(どうやらこの時集団先頭ではアタックがかかっていたようですが集団中盤だったのでまったく気付かず。)
入り口手前で急カーブがありそこでもかなり神経を使いましたがポジションを維持したまま一度目の上りに突入。
この集団のまま下りに入るのは接触のリスクもあると思ったため、ペースを上げて出来るだけ集団の前へ出ようと試みます。
上りでも集団は落ち着いており後ろからどんどん選手が前に上がっていきます。
自分も遅れないようそれに付いていき、山頂を越えるころには先頭から50メートル手前くらいまで上がることが出来ました。
今まで参加したレースでは集団で下るという経験をしたことがなかったので正直かなりビビッていましたが、ここもトラブルなくクリアー。
ヘアピンカーブの途中で後ろから来た選手が斜行して自分の目の前に飛び込んできた瞬間は焦りましたがなんとか回避。
下りきると鋭角な左コーナーを曲がり、ふたたびスタート地点に戻ってきてここでやっと一周。
2周目
平坦区間に戻りまた集団はややペースダウン。
上りや下りで遅れた選手も再び合流し集団は再び大きくなっていきます。
強い選手が前に集まりだしたのか、1周目ほどピリピリした様子もなくそのまま再び上りに到着。
上り中盤、左に曲がるカーブの内側で選手同士が接触して落車が発生!
自分はコース中央辺りを走っていたためやや右に膨らむくらいで回避することが出来ましたが内側を走っていた選手10~15人ほどここで将棋倒しになりストップ。
ここで集団がちぎれて後ろに取り残されてしまうと前が先行してしまう可能性もあると思ったので何とか上りで食らいつこうとペダルを踏みます。
下りは1周目と同様にさらに少し前に出ることが出来ました。
集団の先頭まであと10メートル程度か。
鋭角コーナーを曲がったところで先頭まであと数メートル。
「なんだかこのままの勢いで前に出られそう。」
集団に再び入って脚を温存して次の上りに備えるのか、イチかバチか前に出て逃げてみるのか・・・。
後者を選択。
そのままペダルを緩めず一気に集団の先頭に躍り出ました。
ひとまず集団も追ってくる様子がない。
後ろを見るとトレックに乗ったバルバの選手が1名真後ろに付いてきています。
2ラップ目は先頭でゲートを通過。
このレベルのレースで自分が先頭で逃げている。。。
アドレナリン出まくりです。
3周目
同じく逃げたバルバの選手と短いペースで先頭を交代しながらひたすらペダルを回します。
後ろを振り返る余裕は全くなく、心拍もどんどん上がり脚もめちゃくちゃキツイ!
トンネル迂回路手前、
ふと後ろを振り返ると集団はすでに50メートル手前まで迫ってきていました。
たった1時間のレースでそう簡単に泳がせてくれるはずがないか。
一気に集団に飲み込まれるように後ろまで下がる。
集団内に入ればそこまでキツイペースでもなかったのでちぎれないように食らいつきながら脚を休める。
ただこの時点で完全に気持ちは切れており、前に出る気はない。
下り区間が終わったあたりで集団は最終周回に向けてさらにペースアップ。
ここで完全に切れてしまいました。
3ラップ目は単独で通過。
美山ロードレースでは、先頭集団から大幅に遅れるとコースに設けられた関門でリタイヤ扱い、つまり足切りがあります。
せめて足切りだけにはならないよう同じく集団からこぼれてきた選手と合流しながら完走目的のグルペットを形成してゴールを目指します。
なかなかペースが合う選手が見つからず単独走が続きますがトンネル付近で2名が後ろから合流。
自分も加わり3人となりさらに前の選手に追いつこうとローテーションを回します。
上り手前でさらにひとりキャッチ、上り口でさらに3人に追いつきますが上り始めるとペースの差が大きくで始め集団はふたたび分断。
上って下ればもうゴールまであと少しなので全力を出し切る。
結果
総合92位
年代別38位
出走:183名
完走:125名
(ちなみにチーム名のCOOLVELOというのは大阪店のお客様同士で立ち上げたサイクリングチームです。)
ずっと集団内で脚を温存すればさらに上の順位も狙えた可能性があるかもしれませんが、
個人的にはこの結果に満足なのでまた来年さらに上位を目指せるよう頑張ります。
次は2週間後の富士ヒルクライム。
シルバー目指してガンバリマス。。。
長文・駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
ワイズロード神戸店
サンデーライド/フィッティング担当
盛山 新太郎
セイヤマ シンタロウ
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