どうも、こんにちは
新宿本館、タカノです
前回の記事にて
東京から新潟の270kmを走りきり、道の駅にて一泊
その道の駅で目覚めたところから、キャンプの様子や帰り道の様子を少し
ご紹介したいと思います
一泊した道の駅は「ちぢみの里」という温泉付きの施設です
バスタオルなども無料で付いてくる大変ありがたい施設でございました!
さぁ
のんびり温泉を楽しんだ後は、約束のキャンプ場へ向かうところですが
現地で待つ友人から
「小千谷に有名なフルーツとカフェのお店があるよ!」
と、聞いておりましたので、まずはそちらへ向かいたいと思います
道の駅から国道17号へ出ますと、そういえば山の中だったことを思い出します
夜から昼へ景色が変わると、また新しい発見があるものですね
17号から少し入ると、新潟県は小千谷駅に到着しました!
この信濃川のほとり、小千谷で有名なものといえば
錦鯉!
小千谷縮!
へぎそば!
そして、正四尺玉花火です!
特に四尺玉花火のインパクトはまさに特大で
直径120cm!
重量約420kg!
打ち上げ高度約800m、開花直径約800m!!
ギネス記録にも載った世界最大の花火玉を打ち上げているのが、この小千谷市なんですね
9月のお祭りで打ち上げられるとあって
あちこちに宣伝のポスターが飾られていました
ご興味の方はぜひチェックしてみてくださいね!
http://katakaimachi-enkakyokai.info/enka_info.html
まぁ僕も行くまで全然知らなかったんですけども…
そんな小千谷を象徴するかのように
地下の歩道入り口には錦鯉がデザインされ
5月の鯉のぼりが勇ましくはためいておりました
駅前から下って信濃川を渡り、再び市街地に入ると
その店はありました
小千谷の超有名店!「星野屋」さんです
高級フルーツを店内で販売する傍らカフェが併設されており
地元の方から観光客の方まで、皆さん美味しいクレープやアイスを楽しんでらっしゃいました
え、多!!
メニューが凄まじいことになっておりますが、さすがはフルーツ店
旬のフルーツを中心とした構成に感心しながらも
びっくりメニューも発見
一体何を考えていればこんなメニューを入れようとするのか…
ドギマギしながらも
「メニューは番号でお願いします」と、書かれていたので
慎重かつ冷静に「202番」と、まるで地元の人間かのように注文すると
出てきたのは
しっかりと202番と書かれた、いちごショコラデラックス(¥630)です
お昼ご飯がてらにちょうどいいサイズ感で
中からさらにバナナが出てくるサービス精神に感服いたしました!
すっかり気分良く星野屋さんを後にすると
ちょうど時刻は午後1時半
小千谷のメインストリートを抜け、丘の上のキャンプ場へ向かいます
信濃川を再び渡ると、東京電力の水力発電所がある山本山という地域にでます
丘の上から発電所らしい送電線や変電所の景色を楽しむと
貯水湖脇にキャンプ場です!
とはいえ
水力発電できるくらいなので、貯水湖の丘までは急激な上りがありました
が
そこは、腹ごなしか、デザートかくらいの感覚でスパッと登りきりますと
こちらが、今回の旅の目的地、「市民の家、おじゃ~る」と名付けられた公益広場です
流石に土曜日ということもあって、広場には早速多くのテントが設営されておりました
高台になっているその広場からは、先程まで走り回っていた小千谷の町が一望できます
素晴らしすぎる!!
利用料は無料で、広場全域でWi-Fi接続可能
特にチェックイン、アウトの制限も混雑状況によりますが、無いそうです
ちょっと関東近辺では考えられない施設に感動しつつも
建物の中で合流した友人と早速テントの設営を済ませ
ゆる(いおっさん達の)キャンプ、開始です
僕は、まるごと借りた3人用ポップアップテントを使い、友人はお気に入りのワンポールタイプを使用
春なので、寝袋一つでなんとかなるとか
完成!!
我々のキャンプ地をこことする!!!
さて、ここからは全く自転車とは関係ない時間が深夜まで続きます
まさか、椅子に座って10時間以上喋り続けるだけで一日終わるとは
キャンプとは、有意義なものです
僕「そういえば、おすすめされた星野屋!行ってきたよ!」
友「あ、ほんと!ありがと。あそこのメニューのプロデュース、うちでしてるんだよね~」
おまえか~~~~!!!
びっくりパフェは、とりあえずネタとして考案してみたそうですが
案外、学校帰りの学生がワイワイやったり
甘いもの好きのおじ様が一人で完食しに来たりと好評なようです
一体何者なんだ、友人…
とにかく飲んでは食べて、しゃべり続け
ふと、気がつけば、日が暮れていたようです
さて、ここで一つお話をしておくとすれば
小千谷のキャンプ場では結構な有名人であるらしいこの友人
東京生まれ東京育ちの僕と一体どういった関係なのか
そこには、ロングライドに秘められたもう一つの魅力が関係しているのでした
時に2014年7月
僕は、当時のツーリング仲間とサイクルジャージを共同で制作することになり
そのデザインを担当
数週間の制作期間を経て発注にまで至りました
しかし、業者に頼んだ矢先、仲間の一人の新潟への転勤が決まります
ジャージが届く頃には新潟市に居るというのでした
そこで、僕は言いました
「じゃあ、直接届けますね!」
自分達で作ったジャージを直接届けるため、僕は一路、新潟市まで単独ロングライドを敢行することになりました
やはりその日も、仕事から帰った後の午前0時出発を予定していましたが
仕事の後に飲み会が急遽決まり、帰りが遅くなってしまいます
オレンジジュースで過ごした飲み会の後
それでも午前1時、僕は一路新潟へ出発します
次の日の昼に新潟駅到着を目標とし、走り続けること、ちょうど24時間が経過した午前一時
240km地点、場所も地名もわからない場所で記念撮影をしつつ、バナナチップスを意気揚々と食べている時でした
場所は街灯が一つだけ灯る名もなき、橋の上
ふと、遠くから一台の軽自動車が走ってきました
珍しいなとこちらが見ていると、その車は不意に速度を落とし、道路脇に停車
男が二人、降りてきました
流石にこの時間にこんな場所で男二人に絡まれるとなると多少警戒をしましたが
そうではありませんでした
彼らはオタクだったのです
僕らは顔を合わせると一瞬のうちに意気投合しました
そう、そのうちの一人が、今回新潟のキャンプへ誘ってくれた新潟の友人その人だったのです
偶然に訪れた同僚の転勤
偶然に開かれた飲み会で遅れてしまった出発
仕事帰りにたまたまゲーセンに寄って帰った新潟の友人のその日の行動
そして、2018年に放映された、とある「ゆるいキャンプをするアニメ」
すべての偶然が合致した結果
僕は、こうして新潟で最高のキャンプを楽しむことができたのです
半分に折ったパスタを茹で
レトルトソースでいただく夕飯
コンパクトデジタルカメラを定価約10万円のカーボン三脚に乗せて撮る夜景は格別です
「何もしない」をするための280km
たまりませんね
朝、目を覚ますと再び席に付き、肉を焼き、お話は続きます
午後1時、片付けが終わると、軽い挨拶だけを済ませ、僕は帰路につきます
小千谷の駅まで戻ると、1時間に一本の電車に乗りこみ
越後湯沢から、新幹線で1時間
あっさりと東京へ戻ってきました
新幹線の連絡通路には、ちょうど自転車が入る程度のスペースがあるのがありがたいところです
東京から自宅までの道でちょうど300kmの走行となり
僕は自宅へ到着しました
だいぶ長い記事となりましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
一度走ってしまえば、あっさり帰ってこられるのがロードバイクの魅力でもありますね
片道+輪行の併用でさらに距離を伸ばすのもまた手段のひとつ!
新宿本館でも用途に応じて多数の輪行袋、グッズをご用意しております!
バイクにリュックとヘルメット
景色だけでも大満足の自転車旅は、良いものですよ!!
ぜひとも、皆様の快適なロングライドのお手伝いができればと思います!
よろしくおねがいします
ではまた
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