こんにちは。二子玉川店サンデーライド担当の長山です。
12月9日(日)
開催しましたので、レポートします。
( 水野店長の速報版は こちら )
※本記事をポータルサイトでご覧の方は、記事が途中までしか表示されないようです。
その際は恐れ入りますが二子玉川店ページにて閲覧お願い致します。
ここで報告した以外にも入念に試走を繰り返し、いざ、当日!
朝の集合は平時のサンデーライドと同じ8時30分。
そこから、ご参加の皆様のホイールを、水野店長と私の二人体制で、
MAVICホイールへと交換していきます。
カーボンリム用にブレーキパッドを交換したり、
ブレーキタッチを調整したり、変速のチェックしたり・・・、
とやっているうちにどんどん時間は過ぎ、
すっかりお待たせしてしまいました。
きちんとした状態で心置きなく試乗して頂きたいですからネ!
そうしている間に、今回の企画に応えて下さった
MAVIC日本代理店アメアスポーツジャパン(株)の渡邊様が、
チューブレスの気圧調整やパンクからの瞬間復旧の実演(コレ凄い!!)、
アプリ「MY MAVIC」の解説などやってくださり、
お店が開店する10時、出発に漕ぎつけました。
向かった先は多摩丘陵。
登り下りでホイールのキャラを発揮して貰おう、という算段。
現地までのアクセス路は、なるべく分かりやすく流れの良い道筋
ということで府中街道を選びました。
府中街道は、道幅は広いとは言えず、しばしば道の端に追いやられます。
道の端は、路肩のつなぎ目や排水溝など、デコボコが沢山。
ですが、今回の試乗ホイールはMAVICチューブレス、U、S、T!!
乗り心地がシルキー!!
普段は積極的に避けて走っていた不快なデコボコに、
敢えてドンドン突っ込んでみましたが、イエーイ!!という感じ。
一同、楽しくはしゃいで味わいました!!
ちなみに、同じアメアスポーツジャパン様で取り扱いということで
密かにENVEホイールも登場!
こちらはENVEヘビーユーザーの方に履いて頂きました。
そんな感じで、各々、試乗ホイールの具合を見ながら、多摩丘陵の入口へ到着。
気持ちを切り替え、登りへと突入します。
今回はスタッフ二人体制で、しんがりは水野店長が見てくれます。
そこで、私は後ろをあまり気にせずマイペースで登坂。
だんだん集団がばらけますが、ルートは道なりなのでお構いなし。
ばらけて各々マイペースになって頂いた方が、自身の走りに
集中出来て、ホイールをじっくり味わえるというものです。
それに登坂は、追い込んでもスピードはたかが知れているので、
割と安全にホイールの味わいを確かめることが出来て良いですね。
そんな走りをした分、登坂時の写真がなく・・・、
前回試走時のイメージ写真を貼ります。
黄葉はこれより更に散っていましたが、MAVICイエローな感じを
ぎりぎり彩ってくれていました。
下りは、無理せず抑えめ控えめに。
その範囲でも、USTのグリップ感や、どれだけ漕がずに伸びるか、
など、いろいろ感じることが出来ました。
途中、ランチを挟んでお互いの情報交換。
顔ぶれは、平時のサンデーライド参加者よりも
今回のスペシャルイベントを機に集った方々が多く、
いろいろな話が飛び出して面白い!!
エネルギー補給が済んだら、また坂をあくせくあくせく。
ちょい乗りで終わるのが一般的なホイールの試乗、
今回、こんなに走り回れて、なんという贅沢!!
そう、贅沢。
私は11月20日のライドコース試走時、クロモリロード
BS ANCHOR RNC7号に重量化ホイールを履かせて走っていました。
重量化ホイールは、いつかの決戦ホイール導入を視野に、
それまではこれで鍛錬&お遊びだ!ということで使い始めました。
追加投入で買う類のホイールとしては安め(前後ペアで4~5万)でも、
(重いという意味での)ハイスペックが手に入りますし、
坂好きな私にとっては、それが坂で(逆の)威力を発揮してくれます!
・・・が、いつかは決戦用ホイールを買おう、が続いたまま、はや〇年。
結局、ホイールをスペシャルなものに換えたらどうなるか、試せていない・・・。
それが今回、遂に!
COSMIC PRO CARBON UST
というスペッシャルなホイールで、坂を走り回ることが出来た!!
しかも、走り慣れた多摩丘陵の坂で!!
この機会を、贅沢と言わずして、なんと言おうか!!
重量化ホイールは、タイヤチューブ込みスプロケット無しで
店の重量計で計測したところ
前 1.62kg、後 1.8kg 計 3.42kg
お借りしたCOSMIC PRO CARBON USTは、
同じくタイヤ込みスプロケット無しで
前 1.04kg、後 1.28kg 計 2.32kg
前後重量合計で、1.1kg、つまり1100g軽くなりました。
回転部の1100g差というのは、けっこうな差です。
しかも、重量化ホイールは、リム、ハブ、スポーク、
それぞれの専門メーカーのものを組み合わせた手組み。
耐久性や乗り心地は良いものの、総合力や剛性感、駆動効率は × 。
かつて、大会で優勝するクラスの剛脚の人に乗ってみてもらったら、
40km巡行が出来ない、と言っていました。
かたやMAVICは、リム、ハブ、スポーク、更にはタイヤに至るまで
トータルで設計し、隙、無駄のない総合力が素晴らしい。
それを坂で味わった、ごく私的な感想は、
・平地寄りホイールのイメージがあるが、ダラダラ緩く長い坂で、
慣性がよく働く巡航速度ゾーンに入ってしまえば、それを維持するのがラク。
・カチッとした剛性感、一本芯が通ったような感じで、力が逃げずに伝わる。
・ただし、従来の手組みでは柔らかさゆえに深めに踏み込んでいたが
そのペダリングでは無駄が生じる感覚。
やや浅めの入力に切り替え「回す」意識をより強調。
そのリズムにはまると、実に気持ち良く進む。
・しなやかな乗り味のクロモリと、相性が良い。
ホイールはカチッ、フレームは、しなりの優しさ。
そのペダリングが、USTというフカフカな
カーペットの上で程良いハーモニーを奏でている、という感じ。
ぜひ平地比率が高いロングライドに出かけてみたい!!
という感じでした。
いやー、試せて良かった!!
KSYRIUM系の試乗が出来なかったのは心残りですが、
実に貴重な機会となりました。
・・・こんな具合に、各々、坂でのテストを堪能しました!!
いろいろ、ディープな感想が飛び交っていて、
さすが、走り慣れた手練れが集ったな、という感じでした。
そして帰路の府中街道へ入ります。
往路よりも慣れて勢いが付きがちですが、あまり飛ばすと危ないので、
30km巡航くらいに抑えて、と思って走りました。
私は今回サイクルコンピューターを使っていなかったので、
勘ピューターで走行、これが、慣れると、意外と正確だったりします。
が!
ホイールの魔力により、その勘ピューターが狂わされてしまいました。
あとから聞いたら、時速30km基調と思っていたペースが、
どちらかというと時速35km寄りの基調だったそうです。
それが、時速30kmくらいの走行感覚で出来てしまった。
これは、速度を上げてからの伸び、そして安心の安定感の成せるわざ!!
しかも、安全第一で抑えていたので、まだ伸ばせる余地があるということ。
いったい、どこまで伸ばせるのか!?
COSMIC系の真価の片鱗を垣間見た思いでした。
坂だけでなくロングライドも好きな私にとって、
この辺の性質は、かなり魅力ですね~。
快走巡行で、距離をガンガン伸ばしてみたい!!
こうして走り終え、ふと頭に浮かんだ一言は、
機材ドーピングという言葉は、本当だった。
重量化ホイール vs COSMIC PRO CARBON UST
という、同じセミディープながら両極端なホイールで比較出来たからこそ、
ホイール換えると全然違う!!という感覚を深く深く得ることが出来ました。
もう少し普通のホイールをお使いの方だと、
ここまでの劇的な差は感じにくいかもしれませんが、
少なからず、確実に、走りはパワーアップします。
そうすると、テンションが上がります。
自然、走る機会が増えます。
走りの幅も広がります。
つまるところ、楽しい!!
こういう良いホイールがあったら、2014年、2回に分けて
東京~秋田~青森まで走った自走de秋田
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