ハンドルとステム
最近ではステム一体型のものが多くなってきています
軽さ、剛性、エアロダイナミクス
どれをとっても従来型の別体モデルではかないません
VISIONがメトロン5Dというハンドルを出して以来
フレーム各社がエアロハンドルを前提
もしくは、専用ハンドルをリリース
高性能なフレームには、
高性能なハンドルが
セットになっているという時代になりました
ですが!!
今こそ
別体ハンドルのメリットを存分に活かした
組み合わせをしようではありませんか!
ハンドルステムが一体のメリットは
「速い」事です
ステム長やハンドルの幅も
ラインナップがかなり豊富になりましたね
それだけ一般化が進んでいるということでしょう
代表的なのが
VISION METRON 5D
MERIDAやBIANCHIのエアロロードでも採用されていますね
文字通り速いです
軽さはBONTRAGERの
XXX Integrated Road Handlebar/Stemが
普通のカーボンハンドル分ぐらいの重量で一体型を出しています
剛性を犠牲にしない軽さも間違いなく「速い」ですね
「速い」ハンドルが欲しいという事でしたら
絶対一体型のほうが「速い」ハンドルは手に入りますし
色々と比べてみると
フラッグシップのステムとハンドルをそれぞれ買う金額より
安い場合が多いと思います
上記の通り
正直、一体型買おうかなとも思ったのですが
なぜ、従来のステムとハンドルを買ったのか?
使いたいステムがあった
事がまず最初でした
最近ポジションが変わってきた事で
ハンドルシェイプを変えたかったのもあり
色々探した結果
一体型のものでは
ハンドル形状が自分が欲している物と違った事ですね
ちなみに
どのハンドルとステムにしたのかというと
ハンドル VISION METRON 4D
ステム BONTRAGER PRO BLENDR
ステムは先日紹介した
コレを使えば
サイコン、ライトマウントがいらないという優れもの!
OCLVカーボンの高いのもありますが
今回は値段にビビッてアルミにしました
ハンドルは上でも紹介しているエアロハンドルで有名なVISION
一体型の5Dと大きく違うのは
フラット部分
カーブの部分がえぐられており
リラックスポジションで走る際に凄く手がおきやすい
ドロップは
大きく外に曲がっており
ドロップを握ってバイクを振りやすいようになっています
ちなみに、C-C400サイズでは
ブラケット部C-C390
ドロップエンド部C-C410
程となっている
ブラケットが狭くなっているので
身体をたたんでのエアロポジションがとりやすくなっています
ここは5Dと共通する部分でしょうか
この「ハの字型」は
最近のトレンドでしょうね
色々なメーカーで採用しています
VISIONの場合
徐々に変わるのではなく
突然変わる事で
手のかかりを良くしている感じです
ブラケットもおおむね真っ直ぐに付くので
嬉しいですね
ドロップの外側は
特徴的なシェイプになっています
ちょっと平らになっていますね
個人的に
フラット部が気に入っています
というか選んだ最大の理由です
少しつぶす事でエアロ化も意識しているのでしょう
しかも、クランプから少し高くなっています
その上で
10度程ハンドル全体が前に傾く事で
フラットを握った時に
手首がより自然な角度になるようになる感じです
ご存知かもしれませんが
わたくし
最近乗鞍に向けてヒルクライムの練習を頑張っているのですが
特に登りでは
フラット部と、カーブしている肩の部分を良く握るのです
バイクのポジションを登り専用にしていないのもあるとは思いますが
そういう癖が付いてきました
フラット部を握る時にパワーが出せるような感じもあり
ブラケットを握りやすいように
バイクのセッティングを変えるつもりはありません
エアロに特化したハンドルは
それ単体では魅力的ですが
それは
フラット部を握りこむ事がない場合の話です
というわけで
優秀であることがわかっていながら
一体型にしなかったのは
このステム
このハンドルを
使いたかった
ということだったわけです
ブラケットポジションが多いという人は
エアロハンドルがオススメです
それ以外で握り方に癖がある人は
別体のハンドルで良いやつを探してみましょう!!
ご相談等お待ちしております!