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突然ですが、皆様はビンディングペダルを使っていますか?ロードデビューして1カ月でシューズとペダルを買いに行ったのですが、それからというもの、通勤以外では基本ビンディングペダルを使うようになりました。ロングライドであればもうやめられません(笑)
今回は、ビンディングペダルを使用するメリットをご紹介します。
ビンディングペダル&シューズを使用するメリット
ビンディングペダルとは
そもそもビンディングペダルを知らない方のために。
ビンディングペダルとは専用のペダルとシューズを使って、ペダルとシューズをくっつけて足が離れないようにするアイテムです。皆様ご存知の足を乗せるだけのペダルはフラットペダルというもので、着の身着のまま走れるのが特徴ですが、より効率よく走るならビンディングペダルの方が良いでしょう。
引き足が使える
ビンディングペダルがどういうものかを知っている人なら「引き足」という言葉を聞いたことがあると思います。
フラットペダルでは左右交互に踏んでいくだけで、踏み終わった方の足はただペダルに押されて上に戻るだけですが、ビンディングペダルならペダルとシューズが固定されているので、引っ張る力も使ってよりパワーが出せます!
…と聞くとすごそうですが。
実際のところ、頑張って引っ張るぞー!ってグイグイ引っ張っていると疲れてしまうだけです。
無理に引っ張ることはしなくてもいいと思います。あれ?聞いていたのと違う?私も10年前はそう思いました。
引き足が大きく働くのは、ヒルクライム。つまり、登りですね。
登っている時はとてもしんどくて、猫の手も借りたい。そんな気持ちになると思います。登りはどうしても平坦や下りに比べて速度が落ちますので、少しの力でも大きく作用してくれます。では平坦ならビンディングペダルを使わなくてもいいのか?まだそう思うのは早いです。
踏み外さない
…それだけ?と思われた方もいるかもしれませんが、実はこれが一番大事だと思います。
自転車に乗ったことがある方なら被害の大小はあるとは思いますが、ペダルを踏み外したことはあると思います。少し滑っておっとっととなるだけで済むパターンもあれば、中学時代の私がペダルのギザギザでふくらはぎの皮膚を〇〇したようにケガをしてしまう経験もあるかと思います。私がそうなのですが、フラットペダルで「全力で」漕いでいるつもりでも、そういった過去の経験からパワーをセーブしてしまいます。トラウマってやつですかね。
ちょっと痛々しい話をしてしまいましたが、ビンディングペダルなら踏み外す心配はなくなるため、遠慮なく「全力で」漕ぐことができます。一口に踏み外さないといっても、このような心理的な部分があるんですね。
正しいペダリングが身につく
ペダルを踏む位置
皆様はペダルを踏むとき、ペダルの軸部分が足のどのあたりにくるように踏んでいますか?
土踏まずで踏んでますか?かかとで踏んでいますか?これではいけませんね。
正直私はロードバイクを始めるまでは土踏まずでした(笑)だってちょうどフィットしそうな形してるんだもん(笑)
…というように、スポーツバイクでより効率を求めた走り方をしない限りはこんな感じだと思います。
実はペダルは、土踏まずのちょっと前、母指球のあたりがペダルの軸部分に来るように踏み込むのがベストです。一番力がかかり、少ない力でより効率よく走れます。
ですがフラットペダルではそれをわかっていても疲れてくると土踏まずで踏んだりと、悪いペダリングフォームになってしまうこともしばしば。ビンディングペダルなら固定するので、きちっとした踏み位置に矯正してくれます。
膝をまっすぐ下ろせる
踏み位置と共に、足の向きも正しい位置に矯正してくれるので、これも効率アップ。
ヤンキーのように股を広げて走ったりしてませんか?ビンディングペダルで固定してしまえば、むしろ足を広げて走るなんてしたら足首を痛めてしまいますので、絶対にしなくなります。
このように、踏む位置から踏み方まで矯正してくれるのがビンディングペダルの強みです。
最後に
ビンディングペダルは慣れるまでがしんどいと思います。何度もミスって転んで、生傷を作りながら慣れていくことになります。
ですが慣れた先にある快適性を知ると、頑張った甲斐があったと思うこと間違いなしです。まだデビューしていない方は是非、ビンディングペダルとシューズを買って使ってみてください!