これはもう限界もしくは限界超えてますよ!という状態でも使用している方が多いです。
ブレーキは、効かなかったら大事故につながります!
自分と他人を傷つけることになるので重要です。
自転車は車検などないので「セルフメンテナンス」が基本です。
自分で出来ること・気付くことを増やして下さい。
リムブレーキの構造による注意点
画像はVブレーキですが、ロードのアーチブレーキも「弧を描いて動く」ので使っているとブレーキシューの当たり面が変わります。
Vブレーキの場合は下に下がってきます。
↑画像右側のように、シュー当たり面が下がるとリムの角に引っかかることがあります。
引っかかって片当たり状態になっている方も多くいらっしゃいます。
「ある程度」減ってきたら交換が必要です。
ディスクブレーキの構造による注意点
パッドが厚い正常な状態の時のピストン(ブレーキキャリパーの中心付近の丸い所)の画像です。
ブレーキパッドを取って写真を撮りました。
パッドがかなり減って交換が必要になったころのピストンの写真です。
油圧ディスクの場合はパッドが減った分だけピストンが出てくるのでこのような状態になります。
良く見てもらうとわかりますがピストンの出しろが左右で違うのがわかると思います(左が出てる)。
出たピストン側面に汚れなどが付くと左右で抵抗差が出てより、ピストンがより動く方と動きが鈍い方とが分かれることがあります。
セッティングでも左右の出しろが変わります。
ブレーキローターがセンターよりも右でセッティングされていれば、その分左側が出て寄っていくこともあります。
どちらにしても重要なことは「パッドが減るとピストンが出てきてそこに汚れが溜まるのは良くない」ということです。
実際に交換が必要な状態のブレーキシュー&パッド
よくこのタイミングで持ってきたなという際々の状態です。
というか別件で持ち込んだ時に、こちらが気づいて交換を提案させて頂きました。
パッドが1mmもなく、ベースすれすれしか残っていません。
ブレーキシューが減り、左側は溝が全くなくなっています。
良く見るとブレーキシューに段差があります(奧側)。
これがリムの角によってできたものです。
ちょっとピントが合っていませんが、シューに異物が挟まっているものです。
雨の中や砂利道などを走ると異物を巻き上げてブレーキング時に挟まってしまいます。
この状態ですとリムを削り続けてリムをだめにしてしまいます。
これは経年劣化でゴムが硬化して割れたブレーキシューです。
よく見ると取り付け台座のアルミ(中央部)に四方からヒビが入っているのが見えますでしょうか?
使用していなくても・シューがまだまだ厚みが有っても、劣化でゴムが硬化していたらブレーキング性能は発揮されません。
それどころか、シューが割れて破損する恐れがあります。
交換の目安
↑Vブレーキシューの溝が2段階あるのですが、一段目が無くなったら交換時期です(赤いライン)。
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ロード用は「溝が無くなったら交換して下さい(シマノ)」とのことですがもう少し早く交換したほうが良いと思います。
溝が1/3くらいになったら交換するのが無難だと思います。
スイスストップなどはリミットラインが明確になっています。
カートリッジタイプのブレーキシューもあります。
台座が専用となっていて、シューのゴムだけ交換すれば良いのでお手軽です。
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ディスクブレーキパッドは「1mm」近くなったら交換です。
レースなど過酷な環境やロングライドをする人はもう少し厚みに余裕がある状態で交換しましょう。
パッドを左右に押し広げる金具が0.5mmなので目安になると思います。
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自分で「気付くこと」が出来るだけでもトラブルは減ります。
実際の交換作業はお店に任せても良いでしょう。
「心配だからちょっと見て」と買った店に持っていくのもありです。
自分でやる場合は動画などをチェックしながらやりましょう♪
交換作業ブログなんかもいずれ上げれたらと思います。