.

【スタッフバイクカスタム】寄せ集めの快速お買い物バイク。

2125
東大和店】 24年08月09日

IMG_20240802_074748

 

ワイズロード東大和店の高橋です。

 

どんな趣味でもそうですが、ハマるとなにかとパーツが余ります。

完成車で買った車体のすべてのパーツを取り換えてしまい、「あれ?バラ完した方が圧倒的に安かったのでは?」と思うようなこともしばしば。
残っているのはフレームだけ。テセウスの船の一歩手前。

余ったパーツたちは一旦は物置に引っ込められ、しばらくすると「もったいない」という感情が膨れ上がり、新しいバイクが誕生することがあります。

 

今回、「お買い物用の自転車が無い!」ということで家にあるパーツたちをかき集め、無駄のない無駄に速いお買い物号が爆誕しました。

 

ベースはBIANCHI ROMA

IMG_20240802_074601

 

バイクハンガーに吊るされていた色々とパーツが無いROMAをベースにしていきます。

このバイク、買ったままでもかなり速いのですが...どうしてこうなった。。。

 

 

ディスクブレーキ+クイックリリースは希少種

ホイールは家に転がっていたMAVICのキシリウム

 

MAVICのホイールは変換アダプターを使用することで簡単にクイックリリースとスルーアクスルを切り替え出来ます。

 

クイックリリースのディスクブレーキホイールはラインナップがかなり限られており、良いものを欲すると手組みという選択肢しか殆どありません。

しかしMAVICは上位モデルでも共通のハブを使用している為、KSYRIUMでもCOSMICでも9x135mmのクイックリリースに変換することが出来てしまいます!

IMG_20240809_172532IMG_20240809_172553IMG_20240809_172634IMG_20240809_172644   

交換方法はとっても簡単。左右の末端パーツを引っこ抜いてアダプターを差し込むだけです。

 

 MTBコンポでワイドレンジに!

 IMG_20240802_075027 IMG_20240802_075042 

フロントの変速は面倒くさいので元々付いていたTiagraのディレイラー、シフトレバーは取り外し、何故か家に転がっていたCS-M7000 11-42TとRD-M5100を使用。チェーンリングは何故か家に転がっていた46Tの楕円チェーンリングを使用。

ギア比1.09~4.18というワイドレンジな仕様でそれなりの急勾配でもスイスイ進める能力と50km/hまで速度を上げてもケイデンス90rpmほどで走れる性能を両立。

 

IMG_20240802_075114

シフトレバーだけMTB用のものの余りが無かったので新たに買い足しました。

SHIMANO SLM5100

 

同じ変速段数でもMTB用のコンポとROAD用のコンポではワイヤーの引き量の違いから互換性がありません。一見すると問題無さそうでも互換性が無い組み合わせだとどう頑張っても変速が上手く決まりませんのでご注意ください。

 

 

カゴ!スタンド!やっぱり便利!

IMG_20240802_074748

カゴはADEPTのワイヤード アーバン バスケットを取り付けました。カゴがあると一気にママチャリ感が出ますがやっぱりあると便利です。

 

IMG_20240802_074808

 ギリギリのクリアランス。付属のワッシャーで調整してもフォークと干渉してしまい、取り付けできなかったため、その辺にあったスペーサーとボルトを使用して固定。「こんなパーツどこに使うの?」というものも、とっておくとこういう時に使えるんですよ~(ドヤ顔)

 

IMG_20240802_074833

ライトも無駄にVOLT 800NEOが付いています。コレは不便で使わなくなったわけではなく、逆に優秀すぎて1つあればナイトライドも安心して走れるため、2つ買ったものの1つ余ってしまったものです。

VOLT800NEOは最高のライトだと思います。本当に。

 

マウントは何故か家に転がっていたジュラルミンの板を加工して取付け。タカハシ廃材ワークスです。工業系の学校を出た人あるある「無いなら作る」。

IMG_20240802_075050

フレームバッグはRESTRAP製。この中にエコバッグや携帯工具が入っています。

 

スタンドはBONTRAGER製。チェーンステイとシートステイを左右から挟み込むこのタイプはフレームに負担が掛かるので、実はあまり積極的にはご案内していません。つけなくても良いのであれば無しの方が良いのと、センタースタンド台座があればそっちを使いましょう。

 

IMG_20240802_154843

ベルはCATEYEのOH-2400。どこにでも取り付けできるのでとりあえず持っておくと便利です。

 

シートクランプは上げ下げが簡単なようにレバークランプ型に付け替えました。スポーツバイクは一般的に六角レンチを使ってサドルを上げ下げしますが、家族間で自転車を共有する場合には付け替えてあげると非常に便利です。

 

カスタム総額

このバイクが爆誕するまでに掛かった費用は

シフトレバー SHIMANO SL-M5100R 3,447円
MAVICホイール変換アダプタ― フロント 2,750円 リア 3,080円
カゴ ADEPT ワイヤードアーバンバスケット S 8,030円
ディスクローター SM-RT30×2 1,988円×2

 

合計 21,283円

 

 

 

 

たったコレだけの費用で街中用としてはアホほど速いバイクが爆誕しました。

 

 

現在東大和店にはチタングラベルバイクやカーボンエアロロードのフレームが在庫としてございます。皆さんも余っているパーツがあればもう一台、生やしてみてはいかがでしょうか?

一覧へ戻る


LINE相談

Pageの先頭へ戻る