石川です。
今までに無いサドル
どんな感じなんかなと
精神的にシーズンオフしたので
思い切って試してみました!!
SELLE-ITALIA
SP-01 SUPERFLOW Lサイズ
お値段は
¥28,000+税とやや高め
ちなみに
今まで穴あきのサドルとは
ことごとく相性が悪かったのですが
幅広ならいけるかなと(こじつけですが)
ダメもとで試してみることに!
取り付けしてからは
ポジションも色々と試行錯誤しています
サドルの系統が変わると
同じポジションの出し方では
乗れなくなると言う事が今回わかりましたね
今までは
座面の丸い
クラシカルな形状を好んで使っていたのですが
それの場合
丸太にまたがるように
身体のバランスが左右で違うのを
微妙に非対象な座り方をすることでカバーしていた
(と推測できます)
解釈によると思いますが
「1軸」
で座っていると言う事に
ところが
今回のサドルは
左右が独立する特殊な形状に!
左右がそれぞれ独立して動く特殊な機構を持たせながらも
強度と安定性を出すための設計になっています
サドル自体は
ほぼフラット
真ん中あたりがくぼんでいるようにも見えます
全体的にクッションは薄め
サドル自体もレーシング系のフィーリングです
思った以上に硬いですね
サドル自体は全然動いている感じはしないです
レースサドルとしてみてもいい感じです
そして、やはり
穴あきはお尻との相性がよくない様子(笑)
まぁ、徐々になじんできているので
それは今回無視して
サドル自体の話ですが
まず
座面が比較的平ら(縦にも横にも)なので
左右の坐骨が同じ高さになります
かつ、左右のレールに対してかかる力が
独立している構造のため
このサドルは
「2軸」
で座るサドルと言ってしまいましょう
(※独自の解釈です)
その為
意識せずとも50対50で今までは漕いでいましたが
サドルを交換し
同じ感覚で漕ぐと
少し長い左足に寄り
ペダリングバランスが51対49くらいになる
サドルは今までの高さになるように調整してありましたが
短い右足が左と同一線上に来たため
相対的に遠くなってしまったようですね
(翌日以降はサドルのセッティングを最適化して、
身体も馴染んで50対50になりました)
ちなみにまだロングで乗っていないので
実際どうなのか確かではありませんが
サドルの中央が今までに無いくらい大きく開いている形状の為
まだちょっとの距離乗っただけですが
血管の痺れなどが起きる感じは全然ないですね
左右独立構造の動きに関してですが
サスペンションのように上下にストロークすることが無いので
自分自身がサドルが動いていることに気付きません
ですが
「ある所」で
このサドルの素晴らしさを体感することに
アスファルトの悪い土手を走っていたり
細かい段差を越えたり
日常的に繰り返す”チョイ悪路面”走行
今まではサドルに加重をかけたまま走れば
お腹に響く衝撃がくるのが普通だったわけですが
このサドル
衝撃吸収半端無い!!
身構えていても”ズドン”というあの感じがこないのです・・・・・・
え?
もう一回、今度はわざとお尻加重で・・・・・
”コトンッ”
あーーーー!
このサドル凄いーーー!!!
と通勤途中になぞのテンションになるのでした
今までいわゆるパヴェコース向きに開発された
衝撃吸収性能の高いバイクをいくつか試乗なり所有なりしていましたが
衝撃のカットは
同等クラス!
というかお尻だけに特化した性能なので
それだけに限定すれば上回ると思います
明日はちょいと走りに行って
色々と換えたパーツの品評会と行きましょうかね!!
ある程度長い距離を走らないとわからない事はたくさんあります
疲れて姿勢が変わった時にどうなるのか
時間が経過する事で起きる変化はあるのか
ヒルクライムではどう感じるのか
などなど
サドル選びですが
最低限座れるかどうか
どんな感じなのかは
ちょっと跨ればなんとなくわかりますが
ポジション調整の癖であったり
サドルの特性に最適なセッティングや乗り方など
何日も使ってみないとわからないですね
というか身体もサドルも馴染むので
しばらく使ってみますが
メイン機材になるかどうかはわかりません
でも、凄く性能の高いサドルだというのは良くわかりました!!
志木店は
SP-01の在庫店です
まずはお気軽に石川までご相談ください