9/18(火)
この日は日本一の激坂?の富士あざみライン登ってきました。
個人的に今年中に登りたいと思っていたところです。
幸い自宅から麓まで50kmほどの距離なので自走で出発。
R246経由で静岡県・小山町へ。
小山町へ着くと小雨がポツポツ。あまりよろしくない雲模様です。
そこそこ降ってきたら中止して引き返すかそのまま道を走って沼津まで行こうと考えましたが、雨はいつの間にか止んでいました。
ローカル道を通って須走へ向かいます。のどかな景色ですね。
地元の方の車しか走りませんのでガラガラです。
のどかな道ですが基本的に登り坂です。
道路脇にはコスモスが咲き始めていました。
花を脇目に走って登り坂ということを気にしないようにします(笑)。
須走に到着。
ハンガーノックにならないように麓のコンビニで軽食をとります。
ではこれから登りますか・・・、の前に近くの浅間神社に入ってみました・・・。
秋の訪れで花が咲く季節になりました。
この日撮った画像の半分は花でしたよ・・・。
この日のバイクはサーベロS3ディスク。
・エアロフレーム
・ディープリムホイール
・ノーマルクランク(53/39T・11-28T)
などあまりヒルクライム向きではないですが、この日はタイムは狙っていないので別に良いのです。
もっと軽いバイクもありますがカーボンクリンチャーホイールが付いているので下りで何かトラブルが発生するよりもディスクブレーキの信頼性を優先しました。
では登り始めますか・・・。
最初は直線が続きます。
すでにこの時点でインナーローギアとやる気ありません(笑)。
古谷野は登りの勾配は大体わかるのと、見えてもあまり意味ないのでガーミンに勾配表示していないのですが、ここの周りは景色の変化がないので勾配がわかりません。
しかしやけにきつい・・・。下りの際に勾配表示がありましたが12%でした・・・。
いきなりあざみラインの洗礼を受けます(涙)。
直線が終わって鳥の壁画を過ぎると、
九十九折が始まります。
勾配は緩くなります。
路面が広くきれいで走りやすい。
このままこの道が続くと良いのですが・・・。
皆さんきついという馬返しの看板がありました。
距離にして約半分。ここからが本番です・・・。
これから明神・三国峠を登ると考えれば・・・。
明神・三国峠は富士あざみライン近くにある小山町から山中湖へ抜ける道です。県道147だったかな?。
距離6kmちょっと、平均勾配10%ちょいです。
東京オリンピックコースの中にもある難所です。
最近登っていないので自信ないですが、そこは何度も登っているので激坂にはある程度耐性は付いている・・・はずです。
この看板あたりからきつくなってきます。
そこを過ぎると一気に濃霧が広がりました。
マイカー規制終って一般の車も走っていますが、登山シーズンが終わったのと、平日なので車は全く見かけません。
サイクリストは2名下っているのを見ました。
きついと言われる区間は前方が霧で視界が良くありません。
これは幸いというべきか、先が見えててしまいメンタルがやられることはありませんでした(笑)。
きついところはダンシングでごまかします。
普段から速さよりもいかに楽に走る方法を模索している古谷野ですが、ここはちんたら登ろうとしても心拍がどうしても上がってしまいます。
また、ダンシングに頼りすぎたので腕が疲れてきました・・・(笑)。
ゴール地点がわからずそのまま奥の駐車場まで行ってしまいました・・・。
富士あざみライン11.4km タイム:65:26 平均パワー:238W 平均心拍:180bpm 平均ケイデンス:59rpm
体重パワー比3.5倍ほど。最近体重計っていませんが・・・。まあ、こんなものでしょう。
コースミスしてしまったのでタイムが少し増えていますが、今回はタイムを求めていないので気にしません。
タイムを狙うときにまた登るのは・・・もうないかもしれません(笑)。
頂上は冷えます。
登山口の山小屋の写真を撮って下ります。
で、肝心の下り。
ディスクブレーキの性能が発揮されました。
指一本でスピードコントロールできて激坂をスムーズに下れます。
リムブレーキにありがちな急制動時にホイールが暴れる感覚がなく安心して下れました。
そのようなディスクブレーキでももちろん下りのほとんどブレーキをかけ続けるのですが、
その時に感じたのが特にリムブレーキのカーボンホイールは、熱の問題で、そのまま下り続けるのは危ないのでは?と感じました。
このバイクで来てよかった・・・。
下山後は道の駅須走で一休憩。
気温も戻りました。
サイクルラックあります。
熱の感じを確かめるためディスクローターに軽く触ってみました。
ホットの缶コーヒーぐらいに温まっていました。
今までMTBでもこのぐらい熱くなったことがないです。
さすがあざみラインというべきか・・・。
フロアポンプもあります。
ジュース飲んで回復だ!ということで自販機へ。
その中でやけに高い商品があると思ったらチューブでした・・・。
富士山の天然水も無料です。
サイクリストにやさしい静岡県であって自転車関係が充実しています。
帰路につきます。
往路はR246で静岡入りしましたが、そのまま来たルートを戻るのが嫌いな古谷野は御殿場経由で帰りました。
須走から下って御殿場市街地に入ると直前まで雨が降っていたようで路面はウェット。
しかし足柄手前でドライになりました。雨は御殿場市付近だけだったようです。
足柄からは足柄峠経由で神奈川県に戻ります。
足柄峠から小田原市街地への下りも結構急です。
ここは路面が濡れていなくてよかった・・・。
ヘアピンが続き路面があまりきれいではない道なので、もし濡れていると涙流しながら下る羽目になるので・・・(笑)。
「ディスクブレーキなら雨の日安心!」というのをよく聞きます。
確かにディスクブレーキの制御力は安定しています。
しかし雨や濡れた路面などではブレーキ以外にパーツ(タイヤ・空気圧など)やテクニック(ブレーキかけるタイミング・力量・体重移動など)が要求されます。
ブレーキの性能に過信しすぎない方が良いです。
距離131km、獲得標高2817mでした。
・久しぶりの富士山一周
・あざみライン登りにいかなくちゃ
・伊豆半島一周にチャレンジ
・久しぶりに房総半島へ行きたい
・静岡県を横断
・MTBに乗ってあげなくては・・・
今年の内にやりたいことの一つ消えました。
さて、24日(祝)はフェリー乗って房総半島走ろうと思います。
もし一緒に走りたいという方がいらっしゃったら古谷野まで連絡ください。
2018/9/18 古谷野