せっかく買ったパワーメーター。
見方がわからないと今後に生かせません。
今回はオーバーワークを防ぐための見方をご紹介します。
その1.NP®を見てみよう
NP®は難しい表現をすれば「正規化したパワー」を意味します。
これだと分かりにくいので2つの事例を比べましょう。
1. 斜度3%の坂を140Wで登った
2. 平地を140Wで漕いだ
確かに出力は同じですが、1の方が確実に頑張っていますよね。
NP®はそういった偏りを修正して算出するので
記録がFTP以上に出ている 場合などはかなり頑張った事になります。
その2. TSS®を見てみよう
こちらがより直接的な頑張り度を示しています。
garminの指標では
(参照: https://support.garmin.com/ja-JP/?faq=9EOIDzMcjx7kFqTJUGqHj5)
(以下GARMIN様のページより引用)
TSS®のスコア基準:
- 150以下 – 次の日には回復します(低い)
- 150から300 – 次の日まで疲れが残りますが、翌々日には回復します(中)
- 300から450 – 二日後も疲れが残る可能性があります (高い)
- 450以上 – 回復には数日かかります (非常に高い)
(引用ここまで)
あくまで目安の一つですが、疲労チェックに役立つ指標となります。
練習中にリアルタイムでTSSが表示されるわけではないですが
もし慢性的な疲労感があればTSSを振り返るのも一つの手です。
次回は他のスコアに焦点をあてます。
※Normalized Power® (NP)
Training Stress Score ® (TSS)はPeaksware, LLC.の登録商標です。