本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
ワイズロード熊谷店のTOMIYです。
題材にのとおり本日はワイヤーの話になります。なぜ、ワイヤーの話になるかと言うと私自身の自転車のシフトワイヤーが切れてしまったからです(笑)
いきさつ
休日にサイクリングに出掛けようと思い自宅を出て2㎞ほど走った時にシフトアップしようと思ったら鈍い感触が…
この感触には身に覚えが。初心者の頃に1回経験してるので…
今回切れた箇所は右stiレバー内部で一部が切れてしまい7速以上にシフトアップ出来なくなりました。
なぜ今回切れてしまったかと言うと、明らかに使用期間(距離)が長かったからです。普段なら5000㎞を目安にシフトワイヤー類は交換しているのですが、新しい自転車を買うのが決まってた為、ちょっと放置してました。ちなみにこの後、この自転車から移植用の部品を取り外す予定になってました。よりによって最終日に…
ワイヤーも消耗品です
金属製なのでかなり長期間使用できるようなイメージがあると思いますが意外と早くダメになります。
ブチッ!と切れてダメになる訳ではなく一部が切れてほつれが発生してダメになるパターンが多いです。
特に『stiレバー』内は急カーブでワイヤーが巻き取られているので負荷が大きくなります。リア側は圧倒的にフロント変速に比べて変速回数が多いので先にダメになります。
ほつれたワイヤーを取り出す
普段ならトップ側に変速すればタイコが見えて引っ張って取り出せますが、今回はトップまで変速出来ないので普通には取り出せません。
実はstiレバー内で絡まってしまったワイヤーを取り出す方法は『SHIMANO ディレイラーマニュアル』に載っています。
ここのネジを外しますがネジ山のサイズが小さく、一般的な2番サイズのドライバーではなく1番サイズのドライバーを使った方が安心です。
ネジを外すとカバーも取れるので後はタイコを引っ張り出すだけです。
ワイヤーは内部でほつれ引っ掛かってました
約5年(45000㎞)使ったstiレバーの内部です。ノーメンテだったので錆びも目立ちます。この状態でも普通に動作する『Shimano』製品のクオリティーの高さ。
最終的には歯車部分が磨耗してしっかり爪が引っ掛からなくなり交換のパターンが多いです。
今回、私の場合は幸運にも自宅のすぐ近くでトラブルに合ったので難なく帰宅できました。
もし、何十㎞も離れていたり、自転車屋も無い郊外でトラブルに見舞われることを想像してみて下さい。
ワイヤートラブルを起こした私が言うのも変ですがワイヤーは定期的に交換しましょう(笑)
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