6/13(火)~6/17(土)にかけて北海道旅行をしてきました!!グルメand観光を兼ねたロングライドを14,15,16日の3日してきたので珍道中を大公開!!語ること満載の面白旅でした!!
13日羽田から女満別空港へ
女満別(めまんべつ)空港は網走のすぐ近くにある空港です。羽田で飛行機輪行のため荷物を預けるも、バイクがいかんせん大荷物なので規定の20kgを軽々とオーバー。。。。ですがなんとか同伴者のドライバーにより0.7kgマイナスで収まりました(笑)
補足ですが手荷物は基本1人20kgが上限で、そこからチャージが掛かるそうです。危うく相当量のチャージが請求されるところでした(笑)
飛行機で揺られること2時間。地図では上の写真のところです。まさに最果ての場所、ですね。
天気がまさかの雨がちのくもり。当たり前ですが気温も結構低く(15℃)翌日のライドに一抹の不安を覚えます。
レンタカーなど手続きをしているうちに気づけば20時。飲食店の営業も決して長いわけではないので大慌てでお店を探し、翌日に備えます。
14日 斜里町(天へと続く道)→摩周湖・・・?
網走の観光を済ませ、斜里町まで車を飛ばします。道がまっすぐで信号も無く、グーグルマップの予定時間も普段の都心の移動からは考えられないような短時間で40kmを移動してしまいました。
当初の予定では摩周湖を経由し、屈斜路湖に行く予定でした。しかし天気が不安なこともあり手前の摩周湖までを頑張って終わらせてしまおう、という決断をしました。せっかくの旅行ですが、こういった臨機応変な動きも大事ですよね。
勿論使うのはOniベアリング。長距離ライドでも疲れをためづらいため、ライドの質が大幅に向上します。
(データに関しては後日ご紹介します。)
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トラブルのトリプルパンチ
目的地まで残り25kmまで差し掛かった問、事件は起こります。阿寒摩周国立公園の登りを登っていると雨が強くなってきました。気温は15℃とけして高いわけではありませんが、残り25kmくらいならなんとかなる、と信じてペダルを踏み続けます。
しかしトラブルは連続するもの。雨の中で気づきにくかったのですが妙に白濁した液体が飛んできました。違和感を感じて車体を止めるとシーラントが噴出。どうやら少し太い釘に刺さったようで、見る見るうちに空気が漏れ出してしまいます。
後日穴を確認した所約2cmにもわたる切れ目が。よくそのあと230kmも持ったな、と思いました。
衝撃を加えることでどうにかシーラントで穴をふさぐも、フロントの気圧は限界寸前。シクロクロスばりの低圧になってしまいました。こうなってしまうと続行は厳しく、ドライバーを呼ぶしかなくなってしまいます。
しかし私は忘れていました。ここは北海道の最果て。いかに携帯キャリアが優秀でも、ここまで外れの地にくると電波が無いことを。
お察しの通り圏外にいました。そして同伴のライダーは元気よく漕いで行ってしまったためはるか先。(5kmくらい離されていましたが、当の本人もハンガーノックになっていました。)ドライバーは電波の通じるそちらのライダーの方に行ってしまったため、電波の通る所へ行くか何かしないと
「寒い雨の中」
「同伴者が来るか不明で」
「パンクした車体と」
待つという遭難一歩手前の恐怖体験をしてきました。当然車はめったに来ず、このままでは大ピンチです。
そんな大ピンチを救ったのがシーラント。いかに低圧であっても、スピードさえ出さなければある程度は巡行可能なため、電波を求めて約10kmの決死の旅をします。
そうこうしているうちにガソリンスタンドが見えてきました。常に携帯の電波を確認するわけにはいかないのですが、ガソリンスタンドがあるなら・・・・と思い携帯を起動するとバッチリアンテナが立っているではありませんか。
大急ぎで電話をし、事なきを得るも体温も精神も限界が近く、コンビニで温かい飲み物などを取り、どうにか難を逃れました。
ちなみに目的の摩周湖ですが霧がかかり過ぎて何も見えず。。。。踏んだり蹴ったりな初日となってしまいました(´;ω;`)
あまりに悲しい結果に終わったため翌日リベンジを果たすべく準備を整え、ぐっすり眠りました。
好評であれば次回はリベンジ結果と観光をエッセイにします。
果たしてカルデラの美しい湖は見られたのでしょうか??