こんにちは!
夏はマウンテンバイクダウンヒルばかりですが、実はグラベルロードも乗っている府中多摩川店の池田です。
バイクパッキングして山奥で酒池肉林するのが趣味です。
今回はインプレブログです。
~BESV JG1 インプレッション~
世界的にアツいグラベルロード、その中でもここ数年でグングン需要が高まっているE-BIKE。
以前からずっと気になっていたJG1をスタッフ用試乗車としてメーカー様からお借りしました。
まずは乗らな!
というわけで当店の前にお貸しいただいていた新橋店に向かいピックアップ。お昼頃の新橋。活気がすごい。郊外の店舗に勤務しているもんでまあしっかりお上りさんです。なんてったって新橋は居酒屋が昼間っから開いてるんですよ。心が折れかけました。
※ワイズロード新橋店はBESVブランドコンセプトストアです。見やすい店内と豊富な在庫で皆様をお迎えいたします。
バイクディティール
惚れ惚れするディティールです。フルフェンダー完備でキャリア付けたグラベルロードってこんなにオシャレになるんだ。。
控えめなフレームカラーとブラウンサイドタイヤがよく映えます。街中にもしっかり馴染むんだから面白いですね。フェンダーでより一層シックにモードに。街乗りグラベルE-BIKE。E-じゃないですか。
山へ還る
さて、眺めているだけではインプレは出来ない。山へ向かうべく気を取り直してまず新青梅街道を目指します。まずは舗装路です。
チェックしたかったのはアシスト機能!もそうですがアシスト機能を切っている際またはエコモード(最も弱いアシストパワーモード)での実走性能です。
ダートの上りでフルにEパワーを使うためには、ある程度舗装路でバッテリーを温存しておきたいですからね。
というわけでまずノンアシストで20㎞程走ってみました。
都心部を走る際は自転車の走行帯が路駐の車で塞がれていることがほとんどです。細心の注意を払ってインプレッションライドを続けていきます。
感想は、
下りと平坦、とてもよく進む!嫌な重さを感じない!ほんとに15㎏超えてるの??といった感じ。慣性が働くともうただの実走性能が高いグラベルロードだった。。嫌なしなりがない素直なフレームで非常にご機嫌です。
魅力はアシストスイッチにある。
非常にシンプルなアシストスイッチ。バーテープの上から取付をするという点が非常に好印象です。作業が簡単。これには全国のメカニック達もニッコリ。取付位置が
STIレバーのすぐ下に着いたスイッチを押すとアシスト機能を調整できます。非常に操作がしやすい。ブラケットポジションからほとんど手元を動かさずに操作ができました。これは特にオフロードで本領を発揮してくれそう。
舗装路でのアシスト機能
登りはやはり重さが若干脚に来ました。E-POWERの出番です。パワーがかかり始めるとわかりやすく漕ぎが楽になりました。でもまだ2段階パワーモードが残っています。エコモードでこれか!と感動してしまいました。エコモードって正直、アシストされているのかわからないくらいの経験が多かったんですが、JG1はちゃんと差別化して使い分けができる。どんどんユーザーフレンドリーになっていきますね。
👇非常に操作性の良いアシストスイッチ。舗装路未舗装路問わず、全てのフィールドで快適に走れる大きな要因でした。
舗装路での実走性能
結論。下り登り平坦。どこをとっても素直で走りやすいバイクです。
下りと平坦に至ってはアシスト機能を切って走行していたためバイク本体の走行性能がよくわかりました。リズミカルに踏むほどよく進む。やわっこさはそこまでなく、素直に伸びるバイクでした。
登りに関してはやはりアシストパワーが気持ちよかったです。時速10キロ後半~20キロまでの走行時はアシストがしっかりと、20キロ前半になると徐々にマイルドになっていきます。
激坂や長い登坂時は、速く登るというよりも楽に登るという意識でペダリングをするとバイクが自然なアシストをもたらしてくれると思います。
要は重いギアでE-POWER全開ではなく、適切なギアを選んでアシストパワーを適切に選んだ方が長く走っていると特に快適です。その方がバイクパーツも長持ちしますね。
お楽しみタイム
そんなこんなで舗装路区間終了。50kmくらい走りました。
ここからは楽しい楽しいグラベル。ジープロードが続きます。砂利というよりは半分ガレ場っぽさが目立つセクションもたまにあり、オフロードの実走性能を試すにはもってこいです。お借りしている車体なのであくまで普通に走りますが。
やっぱり自然の風景にも馴染みますね。タイヤに当たった木漏れ日が良い。
登坂性能がカギ
オフロードでのE-BIKEの本領発揮はやはり登りでしょう!というわけで本来下ってくるルートを逆登りしてみました!E-POWERナシハードテールの他店スタッフを連れて。笑笑
E-BIKEあるあるなのですがオフロードの登りで後輪のアシストパワーが強すぎてズルズル滑ってしまうことがあります。しかしジオメトリとモーターのおかげか、JG1はスリップが少なく非常に快適にオフロードの登坂ができました。激的にトルクがかかるのではなく、なだらかにトルクアップしていく感じなんです。ほんとに意識しないで走ったのに。すごい。
肝心の下り性能
さて、ダウンヒル大好きな私としては特筆したい項目です。山は下るためにあります。
JG1のヘッドアングルは70度フォークオフセットはほぼ無し。グラベルロードとしては寝気味です。比較的ゆったりと操作ができる車体でした。私のTOPSTONEも70度。ということは。。これバチボコにカッ飛ばしても良いんじゃねー!?と。自制。。自制しました。
しかし普段乗っているグラベルバイクと変わらない走行感で下りを楽しめたのは本当に驚きでした。内心、重心高くてフラつくだろうな。。と思っていたので。
まとめ
走行性能
・フレーム本体の走行性能が高い。(ノンアシスト時の走行性能が高い。エコモードでも同様)
・アシスト機能にわざとらしさがなくて扱いやすい。
・アシストスイッチの取付位置が良く、使いやすい
その他
・バイクディティールが華美でなく、街乗りにも馴染む
・純正バイクアクセサリーが多い。(センタースタンド取り付け可能なグラベルバイクは稀有)
・カラーラインナップが多い(計三色)
こんなところでしょうか。
平坦はゆっくりぺースで、登りは楽にスルスルと、下りはガッツリアグレッシブに。
ガンガン積んでバイクパッキングしてキャンプへ。
坂道が多い通勤をとにかく楽にしたい。
こんな感じの使い方にはまりそうです。
まだまだ用途は広がると思います。E-BIKEをお探しの方、ライドスタイルのご相談など、府中多摩川店へぜひお越しください。
在庫車体をしっかりとご覧になられたい方。ワイズロード新橋店まで、ご来店ください。