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【いつかは王滝】2024-⑥シーラント交換&馴染ませライド

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池袋本館】流石 佳 24年08月12日

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こんにちは

SDA王滝 担当の流石です。

ちょいちょい乗り始めましたが
昨年の王滝後のタイヤ&シーラントのままでしたので
タイヤ点検とシーラントの交換をしてみました!

本当はMIBROの2.3に交換したかったのですがまだまだ使えそうなので資源保護の観点からもう1回王滝で使用したいと思います。

なんと同じメーカーのタイヤに同じシーラントを入れて
殆ど同じ状況だったのに前後で状態がかなり違いました。

違うのはタイヤの銘柄と前後という点のみ。

原産国はベトナム製(R)と中国製(F)

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上の画像は後輪

タイヤはIRC MIBRO FOR MARATHON TLR (29X2.1)ベトナム製

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元のシーラントは前後ともSTANS

後輪は茶色に変色しています、
1年経っていますが液体も残っている状態

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こちらは前輪

タイヤはIRC SERAC XC TLR (29X2.10)中国製

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こちらは注入時と変わらず白色

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後輪はシーラントの膜の密着が強烈

そういえば組み付け時

後輪は組み付け直後から殆どエア圧が変化しませんでしたが
前輪は多少エア圧の低下が見られました。

ライド後数日経ってチェックしてみても
常に前輪の方がエア圧の低下が確認できました。

使用上問題無いレベルですが同じシーラントでも
タイヤによるシーラントの密着度も影響している模様。

上の画像の部分だけ剥がすのに数分かかりました。

かなり大変で全部剥がすのは断念。

この剥がし作業を店舗に依頼したら
工賃は新品タイヤ価格をはるかに越えますね。。。

気にする方は新品タイヤに交換した方が良いと思います。

剥がさないで再利用するとどうなるでしょう?

多少の重量増とシーラントカスがビード部分にあると
エア漏れの原因になるかもしれません。

別銘柄のシーラントに変えた場合の
相性の良し悪しも有るかも知れません。

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後輪のシーラントだまりの固化部分。

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気持ち悪い、、、

何か海洋軟体生物の様なブヨブヨ

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取れましたー!!

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これで24g

まとまった固化部分だけは取った方がいいですね。

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束子でこすってクリーニング後の姿

やはり前輪後輪で全然違う状態

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リム側は前後共束子で簡単に綺麗になりました。

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今回使うのはMuc-Offのシーラント

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色々な方面で評判は良いのですが僕が1番重視したのは液体の流動性

STANSはシャバシャバで流動性が高く、タイヤを振ると内部でパシャパシャしているのが分かります。
Muc-Offはそれ程パシャパシャしません。ドロドロとした感じ。

以前、STANS愛用時代の事
ディスプレイスタンドでホイール単体で回すと極低速になると一気に止まりました。

この流動性、通常の速度なら遠心力でタイヤ外側へシーラントが張り付いていると思いますが、極低速時はタイヤ内で流れていて抵抗になっているものと思われます。

今回、タイヤの片側を開けたままシーラント注入し回転させてみたところ
STANSはサラッと流れて、Muc-Offは多少は流れるのですが
明らかにゆっくりでタイヤ内側表面に付着して残る感じ。

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本当はホイールを回転させて遠心力でシーラントが流れなくなる速度を測ってみたかったのですが勢い良く回したらリム側に付着したシーラントが飛び散って酷いことになってしまったので断念。

王滝参戦時、ディスプレイスタンドで回した際と同様に特定の速度に低下すると一気にホイールの回転に抵抗を感じる事がありました。

下りきって登り返した様なシチュエーション

27.5MTBで15km/h
29erMTBで20km/h

遠心力が低下しシーラントが流れて抵抗になる速度というより
重量のあるシーラントが慣性の法則で推進力になっていたが
速度低下で慣性が利かなくなる速度という解釈。

26インチMTB時代はシーラント量も少なく
抵抗を意識することはありませんでした。

大径ホイール程同じ速度ではホイールの回転数が低下し遠心力が低下する事と、シーラントの増量が相まって影響が大きく感じられるようになったものと推察できます。

普通に乗っている方にはあまり関係ないかもしれませんが、王滝など時速一桁で長時間ヒルクライムするような場面では無視できないような気がします。

なので今回はその点を重視しMuc-Offへ乗換

色々推察してますが
単に疲労で踏めていないだけだったり・・・

東大和店店長大野さんからの情報では

ラックに掛けてあったMTBのタイヤを開けたら
普通なら下になっていた部分にシーラントが溜まっているはずだが
Muc-Offは一か所に溜らずタイヤ内部に満遍なく張り付いていたとの事。

これは期待できますね!!

逆に流動性が低いということは
最初の馴らしをしっかり行う必要がありそうですね。

8/18追記
120ml注入し1回ライド後1晩置いたら下になっていた位置に溜まっている感触がありました。
上記の「満遍なく張り付いていた」というのは使用頻度や注入量、乾燥具合によって1か所に溜まったり満遍なく張り付いていたりするのだと思います。

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自宅にコンプレッサーが無いのでフロアポンプと石鹼水で施工開始

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経験上、IRCはいつも苦労なくビードが上がります。

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ビード部に水を溜めてエア漏れチェック

後輪は全く漏れなし

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前輪も同様にチェック

コチラは数か所からエア漏れが

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古いシーラントカスが要因かと思ったら

リムとタイヤの隙間ではなくタイヤ自体からのエア漏れ、
ビード部分の補強材?からのエア漏れがありました。

ベトナム製のMIBROはここの部分の構造が違うようで外側からはこの補強材は見えませんでした。

これは少し時間をかけてシーラントで埋まるのを期待して
ホイールをブンブンシェイクして一旦完了、
後日空気圧をチェックしてみる事に

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僕が石鹸水用に使っているスプレーボトル、
60㎖程の容量で両輪施工して足りました。

逆さまでも使用できる真空ポンプ?
量に応じて底が上がってくるタイプです。

シーラントを馴染ませるのは
実際に乗ってみるのが一番って事で早速ライド

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コースは以前紹介しているコース

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SDA王滝に同行するお客様
H様、S様と3名で

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この日は平日で同行できませんでしたがT様のチューブレス化を承りました。

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少しふれが出ていましたのでついでに振れ取り

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2.25→2.3と少し太くなる予定でしたが
ほぼ変わらず

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MIBRO FOR MARATHON TLRは前後で回転方向が異なります。

フロントはブレーキング重視
リアはトラクション重視

転がりを重視する場合はリアもフロントと同じ方向する方もいらっしゃいます。

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交換後はタイヤサイドのブロックの張り出しがゴツゴツして迫力が出ましたね。

カッコよくなりました!!

これで昨年のリベンジが果たせそうです!!

 

それでは
最後までご覧いただきありがとうございました。

流石

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