1月ごろに店頭に届いたチラシを見てちょっと気になっていた「埼玉サイクルエキスポ」
今年で6年目を迎えるそこそこ有名なイベントですが、そういえば行ったことがなかったので今年行って見ました。
開場5分前ぐらいにさいたま新都心駅に到着。そんなに並ぶ事はないと思っていたのですが、すでに長蛇の列ができていてびっくり。入場できるまでに10分ほどかかりました。
日本最大級の自転車イベント?としては会場はだいぶ控えめ?でしたがブースはどこものんびり且つ楽しそう。
サイクルモードなどに比べ来場数も少ないなため、ブースの人にじっくり話を聞いて回ることが出来るので商品についてより深く知ることができるような気がします。
試乗目当ての人がかなりいたはずですが、試乗車の回転率も良好。
他の試乗会ではなかなか順番が回ってこない試乗車も結構乗れそうで試乗目当ての方にもオススメかもしれません。(ただ、試乗パス?の発行にやたら時間がかかっていたのでそこは課題でしょうか)
せっかくなので面白かったものをいくつかご紹介。
こちらはブリジストンのブースにあったソウルオリンピック日本代表選手の自転車。
なんと一部にカーボンパイプが使用されています。こういう古いものがしっかり残っているのは大会社らしい部分だと感心します。
「ながらスマフォ」の視界を再現出来るVRブース。
試してみると「ながらスマフォ」をしていて「事故を起こさないわけがない」と確信できるほどのスマフォを見ながらだと周りが見えません。
VRだと全く同じシチュエーションで視点を変えて比べることが出来るので現実で体験するよりも、危険性が比較・理解しやすいかもしれません。
こちらはデジタルセンサーを仕込んでペダリングの解析をするインソール。
詳しい仕組みはあまり深く聞いてきませんでしたが、これをシューズに入れて走ることで下の写真のようにペダリングの左右バランスやアンクリングの解析。ペダリングのスムーズさや筋疲労までを解析。疲労度合いに合わせたストレッチなども提案してくれるかなり挑戦的な製品になっています。
クラウドファンディングで開発されている(2月20日訂正。フランスメーカーの品を日本に輸入しているだけでクラウドファンティングは輸入前のマーケティングのためっぽいです)今なら定価2万円(税抜き)の所30%OFFぐらいで買えるそうです。(こちらのサイトでDIGITSOLEで検索)
こちらは昨年新しくデビューしたMUNIの製品。
これはライト一体型ベル。
ライト、ベルは走る上での必須装備でしたがそういえばこの二つが一体になかったものはこれまでなかったかも。(ちなみに昨年5月には販売されていたそうです。知らなかった。)
ライトの明るさは上々でフォルムもスタイリッシュ。22.2mm(つまりフラットハンドルレバー側)のみでオーバーサイズがないのは 難点。価格も¥5、000ーと高価ですがなかなか魅力的な製品です。(取り寄せでご用意できます)
こちらもスタイリッシュな携帯?スタンド。これは新製品だそうです。
したのかぎつめ部分をチェーンステーに挟んで取り付けるスタンドで太さもあり安定感もなかなか高そう。サイズはとても携帯とは言えませんし価格も¥7、000ーと高いですがこれも非常に面白い製品です。
こちらはキャットアイの新しいGPSログ機能付きのサイコン。
スイッチの配置や押しやすさは良好でした。
他にこんな反射テープもありました。
この他物販では半額で販売!なんてお買い得商品も多くて見ていて楽しかったのですが、タイトルにもあるこの会場で見つけた宝物がこちら!!
自転車漫画でヤングガンガンに短期連載されていた「極限サイクロン」。
私が知ってる自転車漫画の中でもトップ3(他二つは「かもめチャンス」と「じこまん」。じこまんはこの連載のタイトルに使わせてもらってます)に入る出来で当時毎週楽しみに見ていたのですが、短期連載だった上、この作者がこれ以降まるで連載を見ないほど売れていないので単行本を手に入れるのは叶わないと諦めていました。
しかし、サイクルスポーツのブースでまさかの発見。タイトルが変わっているのはちょっと残念でしたが、これが手に入っただけで「サイクルエキスポ」に行った甲斐がありました。
一通り回ったら次はこの日の私にとってのメインイベントがあるMOVIX埼玉へ。サイクルエキスポの会場から歩いて3分の距離です。(埼玉だけあって「翔んで埼玉」推しがすごい)
お目当ての映画はこちら「FIGHTERS THE MOVIE」
北海道日本ハムファイターズの札幌移転からの15年を綴った2週間限定公開の映画。北海道移転とほぼ同時ぐらいにファイターズファンをはじめているので北海道との歴史はファン歴そのもの。情報を知ったとき絶対見に行くとき決めていた映画です。
関東では4館でしか公開されていない映画でサイクルエキスポのとなりの映画館で公開されてると知った時は「これぞ天の配剤。」とマジで思いました。
普段は表に出ない、GMやスカウト部長などのインタビューも交えダルビッシュや大谷の獲得経緯や交渉の裏話。15年間で初めて公開された選手寮の部屋の映像など濃い内容。ここ数年観た映画の中では一番、大満足の内容でした。(しかし、ダルビッシュがメジャーに行った本当の理由がまさかあんな理由だったとは)
映画後は一旦東京方面のジムに行って、夕食は北千住の寿司屋。(さよりが美味しかった)
締めは秋葉原でした。(アキバのヨドバシでは営業しながら棚卸しをしてました。1日で終わるんだろうか?)