こんにちは。
神戸店スタッフのあくざわです。
GWで長い人は10連休以上を獲得してロングライドなどに行こうとしているかと思います。
そこで注意していただきたいのはライド中の事故です。
安全に帰宅するまでがその日のライドですからね。
可能な限り自分が原因で起こる事故は防ぎましょう。
パッドの寿命は3,000~5,000㎞程度です。
利用方法や普段走る場所によって変わってきてしまいますが、基本的には3,000~5,000㎞程度でブレーキパッドは交換です。
ヒルクライムが好きな方はその分下り坂も多くなるので寿命は短くなますし、家の近くにサイクリングロードがありほとんどブレーキをかけるタイミングがない方はそれより長くなります。
最小で0.5㎜になる前に交換しましょう。
最小の0.5mmを超えて使っているとパッド面のレジンがはがれてきてしまいキーという大きな音がなってくるもしくはブレーキが聞かなくなる。その両方の症状が出てくる場合があります。
ローターの定期的な点検をしましょう。
ローターの寿命はだいたいブレーキパッド交換2回に1回くらいの頻度で交換が目安です。
シマノのローターの160㎜を例に挙げると新品の厚みが1.8㎜です。最小1.5㎜になる前に交換してあげてください。
厚みの測定でよくノギスを利用される方が多いのですが、実はローター端っこの厚みしか測れません。黒マッキーで塗っているところになります。
ちょうど測りたいところから光が漏れてしまっていますね。
それでも1.54㎜くらいなので交換しなければダメなんですけども。
実際に一番減るのは赤マッキーでしるしをつけているところになります。
んで一番測りたいのはこの赤しるしのところです。
なのでマイクロケージ(マイクロメーター)を利用して厚みを測定します。
今回のローターの厚みは1.21mmなので最小の厚みを超えてしまっています。
実際に爪で触ってみると段差があるので交換しないと危ないです。
*今回は写真撮影のために廃棄予定のローターをバイスに挟んでいます。まだ使えるかもしれないローターはもったいないので挟まないようにしましょう。
例えばわたしの使っているSwiss StopのCatalystのようなシマノ以外のディスクローターだとインジケーターがついてて減りが一目でわかるようなものもあったりします。
在庫はしていませんが個人的には見た目と耐久性の面でおすすめです。
ぱっと見ではわからないので困ったらお店に持ち込んでください
もちろんご自身で確認できる方はご自宅でやっていただければ大丈夫です。
全体的な点検もまとめてできるクイック点検(2,200円)でパッド、ローターの残量を確認してこれからのご利用用途に併せていつ頃交換したらいいかご提案させていただきます。
うるさいようですが帰るまでがライドです。
無事故無違反で帰りましょう。