先日より始めた福岡のヒルクライム企画 ご覧いただいてますでしょうか?
ヒルクライム時は、少しでも車体の重量は軽い方が有利でレースなどでは超軽量バイクで臨まれる方もいらっしゃいます。
そんなヒルクライムに向けた軽量化の代名詞と言えば、ホイールやタイヤが真っ先に出てくると思います。
しかしホイールを軽量化しようとすると安くても十数万円、タイヤをフラッグシップモデルにすると1本1万円前後。
大きな買い物になる分、数百gの軽量化にもなるし、常に回転しているホイールのその中でも外周部が軽くなるので、やはり恩恵もかなり大きいです。
今回のブログのテーマは「なるべく低価格で」出来る軽量化
かと言ってホイールや高級タイヤへのアップグレードは誰でも気軽に出来るものではありません。
「なるべく低価格で」できる分、恩恵も少なくなってしまいますが、塵も積もれば山となる。
数g、数十gの積み重ねが軽量化には大事ですよ!
個人的オススメな「なるべく低価格」な軽量化アイテム
その① SUPACAZ FRY CAGE ANO ¥2,640-
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軽量ボトルケージの筆頭とも言えるスパカズのフライケージ。その重量はカタログ値で18g。
4000円以上するボトルケージは15gだったり、10gを切るモデルもありますが今回のテーマには合わないので省略。
商品リンクだけ貼っておきます。お財布に余裕のある方は是非。
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個人的に今欲しいボトルケージはこれ。
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では実際にフライケージの重量を見ていきましょう!
ボトルケージ2つに取付ボルトを含め、39g。やはり超軽量ですね。
では、同価格帯の別メーカーのボトルケージはどうでしょうか?
今回比較するのはELITEのCANNIBAL XC
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実測で69g 取付ボルトは入っていません。ここだけで約30gほどの差が出ています。
この結果だけ見ると重たいCANNIBALの悪いイメージがついてしまいそうですが、スパカズのFRY CAGEには無いメリットも存在します。
その詳細はコチラのブログで解説しています。
※リンク先は2021年のブログです。商品の価格やセール内容は当時のものになります
さて、CANNIBALの使い勝手の良さをご理解いただけたでしょうか?
重量や見た目だけでボトルケージを選ぶと失敗することもあるのでご注意くださいね。
ちなみにペットボトルにも対応するトピークのモジュラーケージは1つで72g。同じ物を2つ付けているとなると、144g
スパカズのFRY CAGEに変えるだけで約100gも軽量化できます!
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個人的オススメな「なるべく低価格」な軽量化アイテム
その②ELITE FRY TEXボトル ¥1,400-
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プロも使用する超軽量ボトル。毎年チームレプリカのボトルやジロ、ツール、ブエルタを記念したモデルも発売されます。
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このボトルの特徴は
①超軽量! ②柔らかく握りやすい! この2つです。
まずは①重量を見ていきます。
容量750mlで実測61g
ちなみに当店でも人気のキャメルバッグ ポディウムV5は実測で84g。
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保冷力バツグンのポディウムアイスは実測160gという結果でした。
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とくにポディウムアイスは軽量を売りにはしておらず、あくまで保冷力に特化したボトルなのでここで引き合いに出すのは違う気がしましたが、あくまで参考までに。
私自身も夏場は決まってポディウムアイスを利用していますが、時間が経っても飲み物がぬるくなりにくいのでとてもオススメです!
話が少し逸れましたが、上記の物と比べるととても軽量でポディウムアイスと比べると100gも軽量に。
ボトルが軽くなると、飲みやすさも変わってきます。
例えば、数十㎞のヒルクライム。気温は30℃超え。暑さで次第に弱くなっていく握力。心拍も上がってきた後半。
ボトル自体の重量が重たいとダウンチューブから口元までボトルを運ぶのすらキツくなります。
たった数十g、100gと思うかもしれませんが、その状況になると軽量ボトルのありがたみが分かるかと思います。
次に、②握りやすさです。
こういった専用ボトルをお使いの方は分かるかと思いますが、もともと自転車専用ボトルは傾けただけでは中身はほとんど出てきません。
「傾ける+ボトル本体を押す」と中身が出てきます。先ほども書いた通り、ヒルクライムは後半になるほど疲労が溜まり握力も弱くなっていくことがあります。
ボトルの柔らかさはここでもメリットになります。
まとめ
今回はボトルケージ、ボトルに絞って紹介しましたが次回はもっと細かいパーツを紹介していきます。
(軽量化も微々たる物になりますがそこは目を瞑ってください 笑)
完成車コーナーに福岡ヒルクライムスポットをまとめた「FUKUOKA YAMAP」を準備しました!
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