みなさんこんにちは、ワイズロードお茶の水店 関です。
今年もワイズロード社内試乗会の季節がやってきました!
多くのメーカー様にご協力いただき、最新製品など様々な商品や情報を勉強させていただいたので、順番にご紹介させていただきます!!
今回はカーボンドライジャパンのブースをご紹介します。
カーボンドライといえばビックプーリー!
現在の主力モデルはSV。
プーリーは14T・18Tとさらに大型化され、ナローワイドの歯先形状で変速性能も向上。
カーボンドライのビックプーリーはカスタム性が高く、ベアリングのグレードや、プーリーのカラーがカスタム可能で、プーリーケージ本体はフルオーダーで自分の好きなカラーや文字を入れることが可能です!
ビックプーリーは紹介記事も多いし、皆さんご存じでしょうから、今回はこれくらいに。
今回紹介したいのはベアリング!
カーボンドライのセラミックベアリングはいろんな意味ですごいんです。
でもベアリングを紹介する前に、ベルの商品を紹介する必要があります。
HYPER CHAIN OIL 50ml/¥3,520(税込) 15ml/¥1,760(税込)
2種類のタングステンを配合した高性能チェーンオイル。
サラサラ系のオイルながら高い潤滑性能、極圧性能、耐久性能、防錆能力、水置換性を備える超高性能!
一度の塗布で500km前後走行可能です。
このオイルには、IF-WS2(多層フラーレン二硫化タングステン)とWS2(二硫化タングステン)が配合されており、
IF-WS2は極小の球体で、ベアリングのように転がりスムーズに潤滑します。
WS2は極圧性が高く、過酷な条件にも強い潤滑成分で、流れ出しやすいIF-WS2を保持する役割もあります。
この2種類のタングステンはそれぞれに高い潤滑性能がありますが、合わせることでより高い効果を発揮します。
さらにアルキルナフタレン等の添加剤を配合することにより、オイルの耐久性や密着性を高めることで、サラサラで低負荷なオイルながら、長時間の耐久性も両立しています!
TUNGSTEN GREASE 100g/¥3,960(税込)
チェーンオイルと同様の成分を配合したグリスもあります。
オイルと同じく高い耐圧性と耐久性があり、BBやヘッド、ホイールのベアリングに最適です。
お待たせしました、本題のセラミックベアリングです。
種類は2種類。
見た目の通り、ブルーベアリングとブラックベアリングです。
ブラックベアリングはセラミックベアリングに先程紹介したタングステン入りグリスを封入しています。
回転性能と耐久性の高いグリスが長期間にわたってセラミックげアリングの性能を発揮します。
ブルーベアリングはグリスではなくタングステン入りオイル(チューニングオイル)を使用したタイプ。
ベアリングの回転抵抗の多くはグリスやシールによるものなので、ベアリング自体の精度や素材以上にグリスによって大きく変わります。
かといって、何も考えず一般的なベアリングのグリスを抜いたり、オイルに入れ替えると、負荷に負けたり、オイルが流失してすぐにベアリングがダメになります。
しかし、カーボンドライのタングステンオイルは超高回転ながら素材への密着が高く、オイルの流失の心配が少ないので長期間高性能を発揮します!
またシール素材もブラックと差別化しています。
担当者曰く某超高級国産ベアリングに負けない性能とのこと。
様々なサイズがラインナップされているので、多くのホイールに適合します。
驚くのはその価格!
最高級のセラミックベアリングは1個当たり¥25,000以上するものもあり、前後輪に4~6個使うので10万円を軽く超えてきます。
平均的な価格の物で1個¥10,000くらいです。
カーボンドライのセラミックベアリングはブルータイプでも¥7,000以下なので、4個なら約¥28,000+工賃1万円強で交換が可能。
ブラックタイプならもっと安い!!
消耗パーツに10万円はかけられないけど回転性能を良くしたい方にはめちゃくちゃオススメ!!
用途によって回転性能か耐久性かで2種類から選べるのもいいですね。例えば汚れやすい後輪右側だけブラックとかもいいかもしれません!
カスタムはもちろん、オーバーホール時に合わせて交換するのもオススメ。
ご相談お待ちしております!