こんにちは。新宿本館のまつのです。先日の社内研修にてBianchiの車体に試乗する機会を頂きました。雨の中搬入作業をして頂いたサイクルヨーロッパ様、ありがとうございました。今回数ある試乗車から私が選んだのはこちらのバイクです。
BIANCHI SPECIALISSIMA PRO SHIMANO ULTEGRA Di2 12SP 試乗車
CARBON-GRAPHITE IRIDESCENT / BLACK
￥1,177,000-(税込)
軽量クライミングライン
スペシャリッシマは近年少なくなってきた軽量クライミングオールラウンダーです。エアロラインであるOLTREと対を為すラインで軽量性、空力性能、剛性感のバランスに優れたモデル。
グレード展開
スペシャリッシマは上からRC、PRO、COMPの3グレード展開になっています。
サイクルヨーロッパさんにグレードの選び方を聞いてみた
それではこの3グレード、私たちはどうやって選べばいいのか。代理店であるサイクルヨーロッパさんに聞いてみました！！
PRO
PROはミドルグレードで丁度真ん中に位置するモデルでで全モデルの基準となるグレードです。そして一番人気のグレードとのこと。3グレードで唯一Bianchiの得意とする振動除去素材、Countervail®（カウンターヴェイル）を採用しています。今回試乗させて頂いたモデルになります。カウンターヴェイルは路面からの振動を除去する素材でテニスのラケットにも採用されています。ロードバイク業界ではBianchiの一部のグレードが唯一採用している素材でもあります。振動除去だけでなくカーボン素材の密着性を高めるため接着素材が少なく済み、結果軽量化にも一役買っています。
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COMP
COMPはスペシャリッシマでエントリーグレードに位置するモデル。
初めての1台としてBianchiで人気なのはやはりもっとお手軽なSPRINTシリーズ。こちらと差別化する目的でもっとレーシーな車体をお求めの方、それでいてもう少し予算をかければPROが手に入るけど予算を抑えておきたい方にオススメのグレードです。
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RC
RCはハイエンドグレードに位置するモデル。こちらはレースなどハイエンドフレームを扱いきれる方、タイムに拘る方におすすめのグレードです。カウンターヴェイルは搭載されておらず、快適性は近年ワイド化する車輪に任せて軽量化を狙ったモデルです。
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SHIMANOのロードコンポーネントのすみ分けに似ている
私が感じたのは、このグレード分け、シマノのロードコンポーネントに志向が似ているなと思いました。RCがDURA-ACE、PROがULTEGRA、COMPがといった感じでしょうか。そしてそれぞれの完成車ラインナップではそれぞれ それらのコンポーネントが搭載されています。
試乗車の仕様
試乗車の仕様を見てみましょう。
シートポストにはサイズとグレードを表すゼッケンが取付けられています。
フレームは角ばっていて空力と剛性の確保を狙っているのでしょうか。ホイールはオリジナルのものを。回転も悪くありませんでした。
ライダーのパワーを受け止めるBB周りがヒルクライムバイクらしく適度なボリュームが確保されています。
ハンドルは一体型ハンドル。ブレーキホースは完全内装となっており比較的軽量です。エアロ効果と見た目のシンプルさが目立ちます。アルテグラDi2 12速仕様。
サドルも専用モデルが付いています。カーボンレールで乗り心地も◎。
乗車感
有り体ですがやはりカウンターヴェイルの快適さを感じました。走りだしすぐに『あ、いいかも！』と思わせるこの感じ。路面からの突き上げを丸くしてくれるのと踏んだときの足当たりのよさという2つの要素を持っています。それに加速性の良さも感じました。オルトレほどではないですが、確かに加速してスピードがのびていく感覚。これを感じることができる、つまり加速のもっさり感も少なく、とても洗練された操作感を感じました。やはりフロントの変速はアルテグラDi2、確実なだけではなく俊敏です。実用性に長けたモデルでサドルの相性も相まって快適すぎて乗っていることをつい忘れてしまう、他のことを考えてしまうような感覚でした。
店頭在庫
店頭在庫もございます！是非ご覧にいらしてください！！
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