こんにちは!お茶の水店、サカグチです。
今回は2024年11月16日開催のスポーツバイクデモに先駆けて行われた、スタッフ向け試乗会で個人的に気に入ったバイクを紹介します!
出展して下さったメーカー・代理店の皆様、ありがとうございました!この場を借りてお礼を申し上げます。
CHAPTER2 KOKO
試乗サイズ:S
ライダーの身長:165cm
写真のサドル高:約645mm
フレームセット販売価格:¥492,800(税込)
※専用ハンドルは別売りですが、11月30日までのご注文限定でプレゼントキャンペーン実施中!
サイズが小さくてもかっこよく乗れるエアロロード
取扱い代理店であるMany'sの方によると、CHAPTER2の創業者はかなり身長が低く、自分自身がカッコよく乗れるようにバイクを設計しているんだとか。
私自身も身長が165cmで、これいいな!とおもったバイクでも自分のサイズだと何かちがうなぁ…となること多数。特にエアロロードがその傾向にあるので、これまでは軽量オールラウンドの細身なバイクを選んできました。
今回お借りした試乗車はSサイズ。メーカーのサイズチャートだと少し大きめになりますが、それでもこれだけシートポストを出せました。フレーム自体も太すぎないかつ適度なスローピングが効いており、形状のバランスが良いという印象。
ハンドルバーは専用品の一体型、MANA2。光沢のあるブラックで塗装されており、バイクとの見た目もバッチリ。通常は別売りとのことですが、11月30日までにご注文いただければ期間限定でプレゼントされるとのこと。普通に買うと¥82,500(税込)しますので、これは嬉しい!もちろん当店でも注文できます。
ちなみに↑のようなパーツを使えばノーマルステムで組むことも可能。使えるハンドルやステムの選択肢が複数用意されているのは素晴らしいことです。BBは流行りのT47規格。異音のトラブルが起きづらく、交換自体も行いやすいです。欠点としては、スパイダー型のパワーメーターだとフレームと干渉してしまうことですかね。こればっかりは形状的に仕方ないですが。
インプレッション
乗る前はエアロロードということもあり、硬めのスパルタンな乗り味を想像していました。しかし実際に乗ってみると、見た目とは裏腹に癖が全くなく、とても走りやすいという印象。まず、エアロロードにありがちな縦への硬さを全く感じません。真っ直ぐ進もうという主張が少ないので、コーナーも自然な感覚で曲がることができました。ダンシングでわざと大袈裟にバイクを振っても素直に答えてくれます。本当にエアロロードかお前?という感じ。
フレームの硬さもちょうどいい塩梅です。シッティングで雑に踏み込んでも反発することなく受け止めてくれますし、下ハンを握ってもがいてみてもグングン進んでくれます。フレーム重量が1,139gとカーボンにしては決して軽くない数値ですが、走りは至って軽快そのもの。機会があれば登りのフィーリングがどうなのかも試してみたいと思いました。
また、乗り心地の良さも光っていました。これはバイクに搭載されたデュアルシートクランプポジションが効いていると思います。シートポストを固定する臼のパーツを上下入れ替えることで、乗り心地を変化。試乗した時は画像の②にセットされており、シートがよりしなるようになっていました。タイヤがCORSA N.EXT TLRだったこともあり、振動をものすごくカットしてくれていた気がします。
気になった点
いつもインプレッションを書くときは、気になった点も包み隠さず失礼のない範囲で書くようにしているのですが、正直今回のバイクにネガティブな点はありませんでした。あえて挙げるとするなら、感動する程の加速感は感じられないという点でしょうか。他社のハイエンドのような、ギュンギュン加速する感じを味わいたい方にはあまり向かないかもしれません。ただ、これに関してはホイールの影響も考えられますので、カーボンスポークのホイールなどを装着すれば改善できると思います。
どんな方にオススメか
CHAPTER2 KOKOはヒルクライム用の超軽いバイクが欲しい!という方以外であれば万人にオススメできると感じました。タイヤも最大で32mmまで対応しているとのことなのでちょっとしたグラベルも走れますし、走るシチュエーションを選ばない万能マシンという感じです。乗り心地もいいので、レースからロングライドまで幅広く対応してくれることでしょう。
個人的一押しカラーはこれ!
ラインナップの中で私がオススメしたいのがこのカラー。シルバー基調のカラーリングが渋くてとてもクールです!限定色らしく、少数のみの生産とのこと。無くなり次第終了となりますので、気になった方はお早めに!
CHAPTER2は当店でもご注文可能なブランドとなっております。是非ご検討下さい!
以上、サカグチでしたー