11/15(土)に都内で開催されたワイズロード社内試乗会に参加してきました。
自転車店で働いていても、九州ではなかなか試乗の機会は無く毎年ほんとに貴重な試乗の場です。
今回の試乗会でも複数台乗りましたが、最初はスタッフからも注目度が高かったBRIDGESTONE ANCHORの最新モデルであるRE8のインプレから!
ざっくりと「エンデュランスバイクで~」ぐらいの前情報しか把握していなかったのですが、今回の試乗でその全貌が見えてきました。
BRIDGESTONE ANCHOR RE8
まずは販売ラインナップをおさらい
ULTEGRAモデル ¥935,000-
105Di2モデル ¥489,000-
105機械式モデル ¥379,000-
フレームセット ¥320,000-
RE8は以上3モデルで販売されます。どのモデルでもフレーム素材、重量は共通です。コンポやホイール、各パーツなどで差別化されてこの価格差。
DT SWISSのエンデュランスカーボンホイールであるERC 1400 45㎜ハイトがアッセンブルされるULTEGRAモデルも魅力的ですが、やはり1番人気は105Di2モデルになりそうな予感。
他メーカーの105Di2仕様はおおよそ¥500,000-~が相場ですが、RE8は50万円を切ります。
アルミバイクからの乗り換えや、ローバイクデビューの最有力候補になることは間違いないでしょう。
それではインプレッションへ
レーシングバイクのような加速、反応性
率直な感想は「エンデュランスじゃないんか!?速いやん!」
レーシングモデルではないものの、加速性能(反応)がよくスパンッと加速します。
とは言え高剛性かと言うとそうでもなく、体重56kgのあまりパワーが出せない自分でも踏み切れるほどの剛性感です。
メーカー公表の数値でいうとRP8対比で85%。
その加速性能はBB周りの形状が大きな要素になっているようで、一見RP8と見間違えるほどマッシブな形状をしています。
クイズで出されても答えられないかも…
今回の試乗コースでは長い距離の巡行は出来ませんでしたが、エンデュランスらしからぬ空力性能の良さの片鱗は見えました。
Di2モデルではRPシリーズと同じステムが使用され、ホースはほとんど見えません。
機械式モデルは、僅かにケーブル類は見えてしまいますがヘッドチューブから内装されます。
RP譲りのカムテール形状も相まってレーシングバイクに引けを取らない空力性能を得ているようです。
ここまでを見ると生粋のレーシングバイクで、エンデュランス要素がないように思うかもしれません。
実際にちゃんと速いし、反応も良い。
ではエンデュランス要素はどこで出しているのか。
それはフレームジオメトリーはもちろん、「縦のしなり」と「タイヤ幅の広さ」だと感じました。
縦のしなり
試乗コースの中にはマンホールや路面の段差があります。このRE8で試乗する際は敢えてそのマンホールや段差、路肩を走ってみたのですが、地面からの突き上げが圧倒的に少なかったんです。
これでタイヤ、シートピラーなど乗り心地に直結するパーツのアップグレードをしたら…と考えると更なる乗り心地を得られると思います。
タイヤ幅の選択肢
試乗用ホイールは BRIDGESTONE EXTENZA R2X 700×32Cがアッセンブルされていましたが、最大タイヤ幅は38cまでいけるとの事。
※リムとタイヤの相性によります。最終的には実際に付けてみての判断です。
タイヤは走りに直結するアイテムなので太めのタイヤで乗り心地UPも良し、28c~30cでレーシングバイクのような軽さを出すのも良し。
選択肢が多くて悩みそうです。
乗り手を選ばないとは?
ここでブログのタイトルを振り返ってみましょう
乗り手を選ばないANCHORの最新モデルRE8!
これまで書いてきたようにロングライドでも、ある程度のレースでも走れるようなスペックを持ったRE8ですが、特筆するところはまだあります。
それは適応身長がかなり幅広いこと。
一番小さいサイズは390で適応身長の目安は145cm~158cmです。
[ysid 4977716125685]
どうしても身長の低い方だと乗れないことが多いのでぜひRE8を候補に入れてみて下さい!
店頭にてご注文いただけます!
アルミバイク、リムロードからの乗り換え、ロングライド向きの高スペックバイクが欲しい方、ぜひご相談ください!
レーシングモデルRP8は店頭在庫もありますよ!