ANCHOR / RE8(NEW)
フレームセット:¥320,000-(税込)
[ysid 4977716125975]
105機械式変速完成車:¥379,000-(税込)
105Di2完成車:¥489,000-(税込)
[ysid 4977716125692]
ULTEGRA Di2完成車:¥935,000-(税込)
[ysid 4977716125586]
今回はULTEGRA Di2仕様のサイズ450を試乗させていただきました!(ホイールなど一部仕様と異なるアッセンブルの試乗車)
今年ナンバー1の衝撃
ワイズロード川崎店にも入荷してきており直近の商談件数は店内でもトップクラスのアンカーRE8、毎年スタッフ試乗会の際には一番最初に乗るタイプをエンデュランス系と決めており脚が温まってきたぐらいでレーシングモデルを試乗するというルーティンがあったのですが、、、これは良い意味で騙された!
EXTEND
REのEはEnduranceのEではなくExtendのE
以下メーカーHPから引用
RPシリーズの開発で培った「速く走る技術」をもとに
ゼロから設計し直したコンフォートロード「RE8」。
RE8の「E」は走れるエリア、道が拡がっていくという想いを込めた「EXTEND」に由来する。
より速く、より遠くへ。
あの山の向こうに広がる景色を思い描きながら
どこまでも、いつまでも、RE8と共にライドを楽しんでほしい。
勿論事前知識としてエンデュランスではなくエクステンドとメーカーが謳っていることは知っていましたが、「言葉をかえた所で結局は良くも悪くもエンデュランスモデルでしょ?」という車体が多く今回もその感覚で試乗してみたのですが、、、この考えは大きな過ちでした!!笑
インプレッション
結論から申し上げますとRE8はハンドル位置が高めのレーシングバイクです!予想の遥か上をいく衝撃で、当日場内にいた顔見知りスタッフ全員に挨拶代わりに「RE8乗りました??」から会話をスタートするほどでした!ロングライドを楽しみたい(だけど心の中では速さも欲しい)と思っている方にお勧めしたい1台です!
ジオメトリー表
以下メーカーHPから引用
フレームサイズ | 390 | 420 | 450 | 480 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | シートチューブ長 センター~トップ | 385 | 425 | 453 | 480 |
2 | トップチューブ長(ホリゾンタル時想定) | 494 | 510 | 530 | 548 |
3 | ヘッドチューブ長 | 95 | 110 | 130 | 155 |
4 | キャスター角 | 70°30' | 70°30' | 71°30' | 71°30' |
5 | シート角 | 75°45' | 75°45' | 74°00' | 73°30' |
6 | オフセット | 53 | 53 | 48 | 48 |
7 | フロントセンター | 578 | 586 | 585 | 599 |
8 | リアセンター | 420 | 420 | 420 | 420 |
9 | ハンガー下がり | 80 | 80 | 80 | 78 |
10 | ホイールベース | 985 | 993 | 992 | 1007 |
11 | スタンドオーバーハイト(地上高) | 667 | 703 | 730 | 758 |
12 | スタック(ヘッドパーツ込)※ | 520 | 534 | 558 | 580 |
12 | スタック | 508 | 523 | 547 | 568 |
13 | リーチ(ヘッドパーツ込)※ | 361 | 364 | 369 | 376 |
13 | リーチ | 365 | 368 | 373 | 380 |
適正身長(cm) | 145 - 158 | 154 - 167 | 163 - 176 | 173 - 185 | |
股下サイズ目安(cm) | 66.3 - 73.8 | 70.6 - 78.0 | 74.5 - 82.2 | 79.1 - 86.4 |
※適正身長:股下寸法とフレームサイズ、ヘッド~シート延長線寸法から算出
ジオメトリー表との相違
車体が前に進み出した瞬間から「うわ!騙された!(ニコニコしながら)」が第一印象、乗り心地の良さを補う形状や直進安定性を高めるフレーム形状やジオメトリーの場合「もっさり」した走行フィーリングになりがちなのですが、RE8の走行フィーリングはレーシングバイクそのもの!スタンダードなロードバイクのキビキビした走り、ハンドリングに関してもヘッド角が寝ているのにニュートラル、BB DROP(ハンガー下がり)も一般的なロードバイクよりも数値は深めなのですが実際乗ってみると低重心すぎることもなく機敏な操作がしやすい!ただただ走行フィーリングはレーシングバイクそのものでした!
ジオメトリー表の通り
直線ゾーンではヘッド角やチェーンステイ長によるホイールベースからジオメトリー表の数値が示すような安定感、車体の挙動の安定感から安心して速度を出すことができます!「操作したい」という時(加速、ハンドリング等)はレーシングバイクそのもの、「操作しない」という時(直線を巡行時など)は長距離向きロードバイクの安定感&安心感
また、ヘッドチューブ長が長めリーチは短め、ハンドル位置はエンデュランス系特有の楽な乗車姿勢、メーカーがRE8に与えている役割である「より速く、より遠くへ行ける」に備わっていて欲しい要素が備わっています!
今回試乗させて頂いたRE8はサイズ450(トップチューブ長530mm)、ヘッドチューブ長130mmリーチが368mm、比較対象として同社のレーシングモデルRP9の場合似たサイズ感がサイズ490(トップチューブ長532㎜)、ヘッドチューブ長は108mmリーチが387mm、これらはワンサイズないしはツーサイズ分数値が変わるほどハンドル位置が高く、そして腕を伸ばす距離が短く楽な乗車姿勢となります!
サドル高さ685mmでフレームサイズ450の場合上の画像になります
フレーム形状
RPシリーズからの流用部分
独特な造りのBB周りはRP9やRP8での研究開発の流用、あらゆる所で評価されているモデルの形状のためBB周りの造りは折り紙付き!軽快な走行フィーリングはこのBB形状による要因も大きいでしょう!
RPシリーズと違う箇所
RPシリーズは直線的なシートステイなのですがRE8は若干アーチを描いたような弓なり形状、シートステイ形状の若干の違いも味付けチェンジに大事な要素、これによって乗り心地アップしていることでしょう!
シートポストが専用形状ではなく一般的な真円27.2㎜を採用しているポイントは個人的に嬉しい!フレーム形状+真円シートポストそれぞれのしなりで乗り心地を計算しているとのことでしたが、27.2㎜のシートポストなら数多くのメーカーがラインナップしており、セットバック量によるポジション微調整にも軽量化カスタムにももってこいなサイズのシートポスト規格です!
[ysid 4570148231100]
[ysid 4977323094527]
[ysid 8052783483473]
[ysid 0875850007390]
オススメカスタムポイント
今回試乗させて頂いたRE8はULTEGRA Di2搭載グレード
完成車販売価格:¥935,000-(税込)
ULTEGRA Di2搭載グレードの場合ホイールはDT SWISSのERC1400カーボンホイールが搭載されていたり色々良いパーツが付いていてカタログ値は7.4kgとかなり軽量!
そしてULTEGRA Di2搭載グレードの場合RP9にも採用されているカーボンエアロハンドルが標準搭載されています!
RE8の105完成車や105Di2完成車から始めた場合、順を追ってでも良いのでこのカーボンエアロハンドルとカーボンホイールへアップグレードすると良いでしょう!
[ysid 22024954]
RE8が真価を発揮するのはここからです!
この度は試乗そしてモデルの特徴を説明していただく機会を頂きありがとうございました!
ジオメトリー、各部位の形状、そして採用するカーボンの特性それぞれが最高のハーモニーを奏でるRE8は生まれながらにして名車が確約されたような1台です!ご検討中の方は是非ワイズロード川崎店へご相談くださいませ!私の他にも当店スタッフ絶賛のNEW MODELです!
RE8は川崎店店長奥平も大絶賛です!