雨上がりの簡単メンテナンス!!
雨の日ライド後のあなたの愛車しっかりメンテしてますか?
愛車を安全に長持ちさせる簡単メンテ方法をご紹介します★
ご覧いただきありがとうございます、船橋店のKAIKOです!!
最近「ワイズロード船橋店」がある千葉県や関東方面では突然の雨が多くなってきています。
皆さんも突然の雨に降られて大事な愛車が雨に濡れてしまった、、、なんて経験一度はありますよね?
その『雨水で濡れた』愛車放っておくと....
車体の『錆』や『動作不良』など思わぬ故障の原因となってしまいます。
雨の後他のサイクリスト達はどうしてるの?って気になるとこですよね?
今回はそんな『雨上がり後の簡単メンテナンス』をご紹介いたします!!
1.雨上がり後の自転車を見てみよう
全体の画像だけでは汚れている度合いがわかりませんが、雨の日は路面に溜まっている泥や油分を含んだ汚泥などが
路面表面に浮き出てきてしまいます。
それをタイヤが巻き上げてしまい大きな汚れとなってしまいます。
雨天走行後はしっかりとバイクを点検して汚れた箇所を把握しておきましょう。
走行中に常に可動している部分の近くは特に汚れが目立ちます。
フロントディレーラーに砂や泥汚れがこんなに、、、。
フロントフォーク周辺です。
当たり前ですが、チェーンも真っ黒です。
雨の日にブレーキの制動力が落ちてしまう原因はコレです。
銀色の『リム』と『ブレーキシュー』の間に『雨水』が入り制動力を落としてしまうのです。
写真に見れる膜状の汚れは路面の汚れとブレーキシューが溶け出した物です。
以外に見落としがちな『タイヤ』!!
前途にも書いた通り雨のせいで普段は表面に出てこない小石や鋭利な異物が路面に出てきています。
刺さらずとも写真のように『パンクまでの待機状態』となってしまっていることがあります。
2.用意するもの
説明をする前に大前提として一つ念頭に置いといてもらいたいことがあります。
雨上がり後は「すぐにメンテナンス」を施した方が良いです。
上記の写真は「すぐに」の状態ではありません。
「すぐに」をオススメする理由として汚れが『固着するか?しないか?』があります。
雨上がり後すぐ車体が乾いていない状態であればパーツクリーナーや拭き上げで比較的簡単に汚れが落ちます。
しかし一度乾いてしまうと「汚れの固着」が始まり、ケミカルを余計に消費する結果となってしまいます。
吸水性の良いウェスを用意しましょう、車用などでも大丈夫です。
タオル等糸が毛羽立ってしまうものは、各種パーツに絡まる可能性があります。
ワコーズ
チェーンクリーナー
1,500円(税抜)
ワコーズ
チェーンルブ
1,600円(税抜)
ワコーズ
フォーミングマルチクリーナー
1,000円(税抜)
3、いざメンテ!!
今回の趣旨はあくまでも「雨上がりの簡単メンテ」です。
なるべく短時間でササッと済ませましょう。
ウェスで各部の水分と汚れをしっかりと拭き取りましょう!!
ボディから始めコンポの順で上から下へササッと拭きます。
ここでワンポイント★
見えるところだけでは無く車体の裏側も全体的に綺麗にしましょう。
裏側の方が汚れが凄いです。
乾いてしまった場合はフォーミングマルチクリーナーを散布して綺麗にしましょう。
この通りピカピカです。
どろどろに汚れたホイールのリムもまだ乾いてなければ拭きあげて、
写真のよう乾いていればフォーミングマルチクリーナーで綺麗にしましょう。
ここでワンポイント★
前後の『ブレーキシュー』もしっかりと掃除してあげてください。
いくらリムが綺麗でもシューが汚れているとまだ汚れてしまいますし、
異音や制動力の低下に繋がってしまいます。
タイヤもしっかりと拭きあげて、異物などが刺さってないかも合わせてチェックしましょう!!
うん、綺麗になりました!!
最後に油汚れの強い駆動パーツ周辺です。
時間が無ければとりあえず拭くだけでも何もしないよりマシですが、、、
パーツクリーナーを使用して内部までしっかりと汚れを落としましょう。
拭く=表面の汚れを取るだけなのでパーツクリーナーの使用をオススメします。
最後にチェーンルブで新たに油を吹いてあげましょう。
ワコーズのチェーンルブは『水置換性』なのでチェーンやデイレーラーに水が残ってても弾きだしてくれる性質を持っています。
しかも!!!!
粘性が高く雨には強い仕様となっていますので尚のことオススメですよ!!
クリーナを吹く
ブラシでゴシゴシする
再度クリーナーを吹く
ウェスで拭きあげる
でここまで綺麗になりました。
■番外編
多少の雨であれば問題ありませんが
豪雨の中長時間走った場合などはフレームに水が混入している可能性が高いので
下の写真のように水抜きしてあげましょう。
水抜きをしないとクランクを差し込んでいるBB付近に水が溜まり錆や動作不良が起こる可能性が高まります。
ピラーの差込口にウェスを置いておけば床を濡らさずにすみます。
車種によってBB裏に水抜き穴があるのですが、僕はこの方法をオススメします。
水溜まりを分散させるという意味では昔からこの方法が一番です。
ピラーを抜く際はご覧の通りテープを巻いとけば再度入れる際も迷わずにすみますね。
ついでにピラーも掃除してグリスも塗り直せばグッドです!!
締め付けの際は指定トルクを守りましょう。
適当にやるとボルトが折れたりロクな事になりませんので気を付けてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
ブログで書くと長く感じますが、実際に作業すればそこまで時間は必要ではありません。
フレーム材質によってまちまちですがクロモリ、アルミ、カーボンの順で錆や痛みなどが発生しやすいので
ご自分のバイクが当てはまるようであれば雨の日のライドのあとは是非実践してみてください。
めんどくさいとか色々あるかもしれませんが万が一の際はお客様の一生を棒に振ってしまう大事故に繋がりかねません。
常日頃より大切な愛車のメンテナンスは気にかけておきましょう!!
乗るだけではないのがスポーツバイクの特徴でもあります!!
それでは素敵なサイクルライフを!!
★★★KAIKOでした★★★
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ワイズロード船橋店 担当:海子・中橋まで