3/9に約4年ぶりにしまなみ海道縦断(日帰り往復)してきましたので
これから春に向けて初しまなみ海道をチャレンジしようと思っている方に
こんなもの合ったほうがいいよー
こんなことが大変だったんだーっていうのをご案内させていただきたいと思います。
かなり長めなので、暇つぶしに読んでいただけたら幸いです。
まずしまなみ海道へは車で向かいました!
電車で輪行される方はそのあたりは記入していないので悪しからず。
広島市内出発時間は積み込みなどがあった為朝7時前。
到着時間は高速を使って8時過ぎくらい。
向島渡船乗り場を出発したのは9時頃!
約12分間隔で運行していますので乗り遅れても焦らなくて大丈夫ですよ。
フェリー乗り場には地図とおおよその距離が書いてあるので
待っている間に眺めているのもいいですね!!
服装についてですが、朝スタート+往復するから帰ってくるときは夜ということで
私が寒がりなのもありますが温度差対策の為、ほぼ冬の服装で行きました。
まともな全身写真を撮っていないの文章で失礼します
■5度~15度対応+防風機能のついたジャージとレーパン
■ウィンドブレーカー
■保温機能のあるインナー
■薄手ネックウォーマー
■防風のある手袋
こんな感じです。
朝夜と昼の温度差が8度近く違うので
今の時期のウェア選びはとても難しいです;;
昼頃にはウィンドブレーカーは脱いでました。
向島に降り立って道路を見るとブルーラインが引いてありますので
それに沿って走れば今治まで迷わず到着します!!!
初めての方にも安心して走ってもらえます。
最初のうちは街の中を走りますので、若干車の交通量が多いですが
海沿いまで出るとほとんど車がいなくなるので
車道を走るのが怖い方でも大丈夫だと思います!
それでも車道が怖い!という方は広めの歩道がある場合がありますので
徐行で歩行者やそのほかの自転車に気を付けながら走行してください。
当日はゆっくり景色を見ながら走って
途中景色の良い所では写真を撮ろう!と思っていたので
20㌔~25㌔くらいの速度で走っていました。
(登りは10~15㌔くらいです)
この日の天候は快晴
ありがたいことに風もほとんどなく思った速度で走ることができました。
そんなこんなで第一の橋「因島大橋」に到着。
橋の下を自転車で走れる画期的な構造です!
歩行者やバイクの方もいらっしゃいますのでくれぐれも安全運転で!
橋の位置まで登らなきゃいけないからよっぽどきつい坂が…
と思ってる方もいらっしゃると思いますが
しまなみ海道(ブルーライン沿い)はほぼ平均3~4%の坂ばかりなので
距離がありますが小さなお子様でも頑張って登れるくらい
ゆるやかな坂ばかりなのでご安心ください!
橋を渡り終え海沿いを抜けるとややアップダウンのある道と
少し街中を通るので頑張ってください。
余談ですが
因島大橋渡り終えた後の坂道を下って恐竜がいる公園の横道を登ったところに
かの有名なぶちうま某大福があるので、お時間があるかたは是非ご賞味ください。
過去、お土産に買ってこいと言われその時一緒に走った友人の分も合わせて
約20個以上をバックパックに入れ背負って走った良き思い出もあります 笑
さてさてアップダウンと街中を走ったそのあとに見えてくるのが生口橋。
ここの名物はまるでレース会場を走っているかのようなこの協賛パネル達!
あとは周りが柑橘類の畑になっているのでいい匂いがしてきます。
さらっと通過!
生口島上陸です。
個人的にここには美味しい食べ物屋さんがいっぱいあるイメージです。
最近はおしゃれなカフェもたくさんできているみたいなので
次回行ったときは因島外周と生口島外周を目論んでいたりいなかったり。
いつもはこの島の海沿いで向かい風の洗礼にあって、速度が急激に落ちるのですが
この日はとても快適に走ることができました!やったね!
ここを抜けると、多々羅大橋が見えてきます!
渡り切ったら、しまなみ海道のほぼ半分!!
約40㌔です。
多々羅大橋を渡り終えた先にある道の駅では、
サイクリストが一度は愛車と一緒に撮りたいあの石碑が待ってくれています。
【サイクリストの聖地】
私たちが到着したときは誰もいなかったのですが
撮り終えたあとは続々他のサイクリストの方が順番を待って写真を撮っていました。
と、ここでハプニング発生!!!
一緒に行った相棒がまさかのパンク!!!
予備のチューブを持っていたのでそそくさと交換。
約20分程で完了しました。
携帯ポンプを持って走っていましたが、さすがサイクリストの聖地。
サイクルオアシスに加盟されている店舗は空気入れがあり無料で貸してくれます。
携帯ポンプではかなり時間がかかるのでとてもありがたいです。
さてこの道の駅 多々羅しまなみ公園出ると次の橋、大三島橋まではすぐです!!
大三島は外周コースが激やばなので脚に自信のある方は是非外周コースへ!
ちなみにサイクリングコースを少し外れますが大山祇神社という有名な神社があり
その周辺では激うま海鮮丼が食べれるお店がありますので
ここで折り返して尾道に帰ろうと思っている方は
是非もう少し足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
アップダウンがありますが!!!!アップダウンがありますが!!!!
尾道方面から来られるサイクリストの皆さんは
だいたいの方がここを折り返し地点にされています。
ここで折り返して尾道に帰っても80キロですからね!
サイクリングには十分すぎる距離ですよ!!!
思いのほか道の駅で時間をとってしまったので少しペースアップ
しまなみ海道の中で一番短い大三島橋を渡って少しの間平地を30㌔弱で走行。
伯方島も次の橋までの距離がかなり短いです。
次に迎えるは伯方・大島大橋。
ここを渡り終えるとあとは最後の橋「来島海峡大橋」が待つのみです。
大島はブルーラインの中で一番アップダウンの厳しい場所だと思うので
疲れたら足を止め休憩、またはダンシング(立ちこぎ)などをして
足を休ませ無理せず進んでください。
坂道では押して歩く人をかなり見かけました。
終盤なので疲れますよね、わかります。
まだご飯食べてなったので道沿いでよさそうなお店を見つけお昼休憩。
13時頃だったと思います。
ご飯自慢しときますね!!!!
おいしかった!!!!
あまりにも居心地が良すぎてここでもまたタイムロス。
しかし食後に待ちうけるは登り
登り
登りの嵐でした。
満腹の体に斜度4~6%は激坂以外の何者でもなかったです。
折り返し地点まであと20㌔くらいだったのですが
私たちにはどうしてもよらなければならないところがありました。
しまなみ海道にある、あの自販機にお世話になる為に・・・・
バーン!!!
そうです。知る人ぞ知る自転車のチューブを販売している自販機!!!
パンクをしてしまい予備のチューブがなくなり
さらなるパンクを恐れた我らはチューブの買い足しをする為に
この自販機に訪れたのでした!!!!
が!!!!!
売り切れ!!!!!
道の駅よしうみいきいき館売店内でも探したのですがチューブは見つからず…
入手はできませんでしたが、自販機の写真は撮れたので良しとしました!!!
こちらの道の駅では海鮮BBQが楽しめます!!!!
観光バスがわざわざ立ち寄りお昼に海鮮BBQをしていく程有名です。
過去私も使ったことがあるのですが最高に楽しかったです!!!
楽しすぎて時間をめっちゃ使ってしまうと思うので、
宿泊予定や時間に余裕がある人は是非ご利用になってみてください!!!!
その時の私も日帰り縦走をした為大変な思いをしたのが懐かしいです。
道の駅を後に、ついに私たちは最後の橋
来島海峡大橋に到着
風の強い日は、この約4㌔が長すぎてもう足を付いてしまいたい…
と思ってましたが本当にこの日は風がなく景色を楽しみながら参加できました。
写真は撮っていないのですが、鳴門海峡にでも来たのか!と思わせるぐらい
この日は海面のいたるところで渦を巻いていました。
そんなこんなで折り返し地点のサンライズ糸山、15時頃到着
こちらもサイクルオアシスに登録されている店舗になりますので
トイレ利用や空気入れの貸し出しもしていました!
ちなみにチューブや補給食、サコッシュなども販売していたので
チューブを購入。これで何も怖くない!!!!
ほぼ予定通りだったので、近くの糸山公園という所に行き
改めて来島海峡大橋の写真を撮ったのがこちら!
絶景ですね!
こちらにもお土産コーナーやアイスの販売などしていたので
少し登りますが、抜群の写真スポットなのでよられてみてはいかがでしょうか^^
では、ここからは折り返し、尾道に帰っていくだけなのでコースは省略します。
折り返しスタートが16時頃出発。
行きと同じペースで写真を撮らず休憩を少なくすれば
19時過ぎには帰れるかなーと思っていたのですが
70㌔走ったのでなんやかんやで脚は少し疲れていたので全然登れず 笑
だんだん夕暮れになってきて焦ってきたときに事件は起きました。
相棒「やばい、全然脚がまわらない」
で
で
でたーーーーーー!!!!!
いつ来るかわからないハンガーノック!!!!!
自転車ってカロリーをめっちゃ使うのでお腹が空くんですよ。
私は脂肪という蓄えが無尽蔵にあるのでなったことない為
この辛さがわからないのですがとにかくものすごいペースダウン。
運悪くコンビニがあるところまで20㌔近く!!!
補給食もチョコレートバー一本では全く足りず…
なんとか頑張って走ってもらいましたが17時頃通過予定の場所に
18時・・・・
しかもハンガーノックってコンビニのご飯を食べてもすぐエネルギーにならないので
最初のうちは全然脚がまわらないみたいなんです。
恐るべしハンガーノック…
巡航速度もあがらないまま真っ暗に!ライトの点灯必須レベルでした。
橋に上がるまでの坂道には一切街灯がないので
夜も走ろうと思っている方は必ず明るいライトを装着して走りましょう!
ちなみに私はキャットアイのVOLT700
相棒は同じくキャットアイ のVOLT400を使用していました。
一枚だけ奇跡的に写真撮ってたのですが
こちらがライトを点灯した状態の因島大橋です。
街灯とライトがあるので明るく見えますが実際にはもっと暗かったです。
そんなこんなでハンガーノック状態あまり治すことができない相棒をひっぱり
なんとかかんとか20時過ぎに尾道到着。
ご利用は計画的に!
初めてのしまなみ海道縦断する方は
無理に往復しようとせずまずは半分の40㌔挑戦してみてはいかがでしょうか?
各島の港では自転車と一緒に乗れるフェリーもあるので
事前に調べて、フェリーで帰るのもありだと思います!!!
まとめ
今回、今の時期とロングライドに必要だなぁと思ったもの
■サイクルコンピューター
結果がしっかり残るので達成感があります。まだつけていない人は是非この機会に!
■ウィンドブレーカー
温度差がすごいです。朝や夜に走る人は携帯しておくと必ず役に立つと思います。
■ボトル(飲み物)
この時期はまだ1本で大丈夫そうです。
水分補給は信号待ちなどでこまめにしましょう!
■パンク修理キット
予備のチューブ1本~2本は必ず持ち歩きましょう!
その他、タイヤレバー・携帯ポンプなど。
リキッドタイプのメイク落としもあるとパ
ンク修理の際の油で汚れた手も綺麗に落ちるのでオススメ。
■補給食
賞味期限も長いので1~2個あると安心できます。
往復考えてる人は吸収性の高いジェルタイプを
2~3個持っておくといいと思います。
■ライト(前後)
フロントは義務なのでついていると思いますがなるべく明るいものを!
リアは車に視認してもらいやすいので夕方以降は点滅点灯すると◎
■お尻に合ったサドルorパッド入りのレーパン
絶対お尻痛くなります。慣れてる人でも痛くなりま