スタッフ古谷野のニューバイクBROMPTON。
折り畳みで輪行が楽というメリットを生かして
いろんな場所へ出かけています。
前回の記事の続きで引き続きパーツを変えていきます。
まずは定番のグリップを
BROOKS
に変更。
サドルもBROOKSに。
これは別の小径車から引っ越してきました。
SWIFTというモデル。何気にチタンレールの高級仕様です。
導入当初は固くてお尻に合わず受け付けませんでしたが、
馴染んでくると気にならなくなってきます。
取り付けてみるとBROMPTONには
BROOKSが似合うと改めて感じます。
リアライトはぶらさカエルが。
買った当初は緑色でしたが、
時がたって黄色に変色しています・・・。
ブロンプトン純正のフロントライト
(値段が高かった・・・)も導入。
さすがの専用品であってスマートに収まります。
今回の本命、ヘッドパーツを交換します。
その前に、画像を見たらブレーキケーブルを前後とも
日泉のケーブルに変えてたのに気づきました。
色は黒ではなくシルバー。あえて標準カラーから変えました。
日泉ケーブルはしなやかで
折り畳み時にケーブルを傷めにくいです。
しかしその分少しブレーキタッチが柔らかくなります。
好みは分かれますが、個人的にはゆったりと乗ろうと決めている
ブロンプトンなので柔らかめのタッチの方が良いと思います。
ヘッドパーツはTANGE のFL270Cというモデル。
ブロントンは珍しいスレッドヘッドの
オーバーサイズという規格です。
昔のMTBのほんの一時期に採用されていた規格です。
今でも補修用として販売はされていますが
ラインナップは少なくあまり選べません。
あの王様のCHRIS KINGもラインナップしていますが
完全に予算とスペックオーバーです・・・。
CHRINS KINGのは別のバイクについていますし、
ブロンプトンの用途ならこのTANGEで十分でしょう。
付いているヘッドパーツ回したり、
たたいたりして外します。
外側のカップが鉄製からアルミになったので
防錆性と軽量化になりました。
標準品とTANGEの大きな違いがベアリングです。
左が標準の昔のカップ&コーン式。
右がカートリッジベアリングです。
どちらが良いというわけではありませんが、主に
カップ&コーン式:細かい球当りが調整できるが
メンテナンスが面倒。
カートリッジ式:ベアリングの防水性が高い。
と、それぞれ長所・短所あります。
ちなみに↑の画像の左にある黒い固まりは
元に入っていたグリスです。
ベアリングとは関係ない場所に
たっぷりと入っていましたので除去しました・・・。
新しいヘッドパーツを圧入して、
球当り調整します。
カップ&コーン式よりは
シビアにならなくてすみます。
文章ではあっさり書いていますが、
ヘッドパーツ交換はこれらだけではありません。
全体通すと結構面倒です。
交換完了!。
ハンドルを回すと明らかに
回転が軽く・スムーズなのが分かります。
剛性もアップしているはずなので下りでの
安定性の向上に期待できます。
なにより、標準品とは違うというのが
個人的には良い響きなのです。
ペダルはシマノのPD-A520の片面SPDペダルにしました。
古谷野が初めて買ったビンディングが
いまだに販売されている
超ロングセラーペダルです。
折り畳み時の横幅は少し広がりますが、
そこは気にしません。
それでも十分コンパクトですから。
さて、前回のと合わせて
・ハンドルグリップ
・サドル
・ブレーキケーブル
・BB
・チェーン
・ペダル
・ヘッドパーツ
・リムテープ
を交換しました。
これでしばらくは不満なく乗れそうです。
今回はブロンプトン独自パーツではなく
全てのバイクの作業に通じるものですが、
その交換に至るまでパーツを色々ばらしていきます。
やはりバイクをいじると
そのバイクの勉強にもなるわけです。
2019/3/15 古谷野