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最新のPANARACER AGILEST FAST TLRを試してみた!

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宇都宮じてんしゃの杜】福田 竜太 24年07月01日

ご覧いただきありがとうございます。
今回はメーカー様のご厚意でテスターとして、発売前のタイヤを使わせていただけることになりましたのでレビューをさせていただきます。

PANARACER AGILEST FAST TLR

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今回は700×30Cを使用

昔は細いのが正義だったロードバイクのタイヤですが、研究が進むにつれて荷重がかかった時の抵抗が少ないなど、考え方が変わっていき、またここ最近ではディスクロードの普及によってキャリパーブレーキよりも太いタイヤが履けるようになり、エンデュランスモデルなんかは32Cのタイヤを初期装備にしているモデルもあったりと、細いタイヤ=ロードバイクという考え方がどんどん変わってきています。

とはいえ私が使っているGIANT PROPEL ADVANCED 2はエアロロードなので、従来のような細いタイヤが装着されています。エアロロードに30Cなんて入るのでしょうか?クリアランスなども極力減らし、無駄がないのがエアロロードです。入らなければシャレになりませんので、他の30Cのタイヤをあてがってみると…なんと平気な様子。PROPELの持ち味と違うとは思いますが、やはりエアロロードはカッコいいので、エアロロードでロングライド、街乗りしてもいいじゃない、ということで30C初挑戦。

ということで作業

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私の現在のタイヤは同じくチューブレスレディを使っていたのですが、リアだけ大きな穴が開いてしまったので実質クリンチャーとして使用しています。というわけでタイヤを外し、シーラントをお掃除したところではめ込んでいきました。

ここでチューブレスあるあるなのですが、タイヤをはめるのが大変というのがあります。
チューブを入れるクリンチャーとは違い、タイヤ側で空気を密閉する分、よりタイトなつくりになっているからですね。毎度手が痛くなるのを覚悟の上で力いっぱい押し込んで、それでもダメなときはアイテムを使ってようやくハメられるといった大変な作業になるタイヤもあるのですが、AGILEST FAST TLRはそんなこともなく、むしろハメやすかったです。

そしていつものようにビード上げてシーラントを入れ、漏れがないかチェックして完了!正直ここまで簡単にチューブレスタイヤ交換が終わるとは思いませんでした。そのような作業のしやすさもいいところですね。(個体差はあるかもしれませんが)

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実際にはめてみるとなかなかギリギリ。32Cもいけなくもなさそうですが、そこは走ってみて必要であれば、というところでしょうか。

それでは実際に走ってみます!

 ウェット性能も見るために濡れた路面を走ってみることに。夕方まで降っていた雨も仕事終わりには止んでいたのですが、出発しようとした途端に雨が降ってきました。路面が濡れているだけで十分だったのですが…さすが雨男!!

当然のことながら太くした分低圧で走れるため路面との食いつきはよく、いつも以上に安心して走ることができました。
以前タイヤの太さがどう変わるかというのをクロスバイクで試したことがあるのですが、28C以上は重くなってしまい、スポーツバイクの爽快感が失われてしまっていると思いましたが、AGILEST FAST TLRならばそんな心配は無用。抵抗は少ないのに振動吸収性とグリップ性能は高いという、相反するものを両立させてくれてます。

翌日、晴れたのでドライの路面も走ってみることに。
ウェットでもきっちりとグリップするAGILEST FAST TLRならばドライなんてお手のものです。スイスイと走り、コーナーも超安定。昔からロードに乗っている方は太いタイヤを履くのは抵抗があると思いますが、そういう方には是非AGILEST FAST TLRを使ってみてほしいです。

宇都宮店には25C、28Cが1セットずつ入荷してきます!

今回は思い切って太いタイヤにしてみた、というのもありますが、一気に乗り心地が変わってしまうのも考え物です。
お店にはロードバイクでポピュラーな25C、28Cを並べておりますので、是非ご自身のバイク、目的に合わせたサイズを選んでみてください!

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