3/25(月)
この日は椿ライン(大観山)へ
コンディションの確認を行ってきました。
先週はヤビツで大まかな調子は確認できました
(そんな良くはありませんでしたが)。
しかし目標としている
富士ヒルクライムは距離が24kmと長めです。
ヤビツはその距離の半分以下。
なのでヤビツのタイムはあまり参考になりません。
そこで古谷野が富士ヒルの参考としているのが椿ラインです。
距離は19kmと富士ヒルには及ばないものの、
一般道でこの距離を登れるのはあまりありません。
普段はちんたら登っていますが、
この日はコンディションの確認なので頑張って登ります。
椿ライン 距離19km
タイム:58:44
平均パワー:274W
平均ケイデンス:78rpm
平均心拍:171bpm
良くもなく、悪くもなくといった感じ。
やる気が無いのか、
疲れが残っているのか
あまり心拍は上がらず。
時間・距離が経つにつれてどんどんパワー・ケイデンス
が少なくなってくる安定のスタミナ不足でした。
これからはよくここを走って
コンディションの具合を確認します。
今度はレース用のバイクで走ってみようと思います。
箱根旧道を下って帰宅。
距離90km、獲得標高1541mでした。
3/26(火)
この日は山歩きをしてきました。
一カ月に一回は山へ行こうと決めている古谷野。
3月はまだどこへも行っていないな・・・。
日暮れも伸びてきたのでこの日は少し遠出してみました。
晴れの天気予報もなぜか当日の朝は小雨・・・。
雨が止むのに期待して家を出ました。
電車とバスを使って
西丹沢自然教室へ向かいます。
神奈川定番の登山スタート地点です。
しかし古谷野がバスから下車したのは
そこの少し手前のバス停。
この日のまずの目的地は
檜洞丸(ひのきぼらまる)です。
以前に西丹沢教室からそこへ
アクセスしたことがあります。
なのでこの日は少し遠回りにはなってしまいますが、
別ルートを使って檜洞丸へ行きました。
登山開始時はパラパラ程度の小雨。
雨がいつやむか強まるか分からない雲模様でした。
ルートの一部に古谷野が嫌いなガレ場があったりとしましたが
この後の事を考えたらそんなにひどい物ではありませんでした。
西丹沢教室をスタートする定番の新ツツジ道より
アップダウンがあるので、意外と時間がかかってしまいました。
新ツツジ道と合流した所。
約1時間程余計にかかりました。
この時間が後で痛い目に遭うことに。
そのあと檜洞丸へ到着。
頂上という感じがしないのが丹沢の山。
タイミングよく富士山が雲の隙間から現れました。
帽子付きの富士山です。
さて、ここからが今回初挑戦ルート。
ここから丹沢系で一番高い蛭ヶ岳へ挑みます。
以前ここをお訪れた時はこの看板にビビッて
別のルートで帰りました(笑)。
この看板の表示は控えめではありません。
行ってみよう的な安易な気持ちで挑むと最悪死にますよ。
看板の表示通りいきなり下ります。
しかも結構急な下りです。
せっかく檜洞丸まで登った分が・・・、と思いながら下ります。
ちなみに↑の画像にはシカが二匹写っています。
この日は広角レンズしか持ってきていないので
引き寄せることが出来ませんでした。
はっきりと覚えていませんが急な登りと下りを
繰り返すこと2,3回だったかと・・・。
そこからようやく蛭ヶ岳の姿が間近に見えてきます。
明らかに周りと比べても高く、
頂上の山小屋がまるでラストボスの城に見えます。
いや~、蛭ヶ岳手前の登りは厳しかった、
もとい怖かった・・・。
道幅が狭く、ぬかるみやすい急こう配な
つづら折りを涙流しながら登りました・・・。
ここ、一瞬でも滑ったら底まで落ちますよ・・・。
もうここへは2度と訪れないでしょう・・・。
難所を越えて登頂!。
少し雲に覆われていますが富士山も見れました!。
朝方は雨が降っていましたが次第に曇り空が無くなりました。
前回訪れた時は曇っていて何も見れなかったのと、
なぜか日暮れが短い冬に訪れてたので
ここには5分程しか滞在できませんでした。
この日は余裕がありここで昼食を取りました。
空気が綺麗で静かなので心落ち着きます。
この日はデジタル&フィルムカメラ2台体制。
フィルムのカメラには↑の鹿を
少しアップで撮ったので現像が楽しみです。
デジタルの方は蛭ヶ岳までの急こう配で岩場に
カメラを何度か当てて傷つけてしまいました。
間違えて落としたなどの傷は嫌ですが、
一緒に苦労した傷は勲章ものです。
今思うと今度から山へもっていくカメラは一台だけにして
もう一台の分は補給食分に回そうと思いました。
ここまででようやくこの日のルートの半分です。
ここからは丹沢山→塔ノ岳で帰ります。
ここからは以前に訪れたことがある道なので
大体の距離感は分かります。
一カ所だけ鎖場がありますが、
蛭ヶ岳のに比べたら大したことありませんでした。
丹沢稜線特有のぬかるみ。
足回りがドロドロになりました・・・。
さらば、蛭ヶ岳・・・。
比較的緩やかなアップダウンを歩きます。
この日の前半のアップダウンよりは歩きやすいです。
蛭ヶ岳から約3キロ。丹沢山へ到着。
賞味期限切れのエナジージェルを摂って補給。
そこからまた同じようなアップダウンで約3キロ、
塔ノ岳へ到着。
売店でコーラを買って補給。
その際に売店の方から
「これから下りますか?、お気をつけて」
と言われましたが、
その時は軽い気持ち程度だと思っていました。
後は秦野・大倉まで下ります。
ここが最後の難所。
何段あるのかわからない階段を下ります。
自転車のように脚を止めても進むわけではなく、
逆に負担になります。
最後の最後にこの下りは非常にキツイ・・・。
途中分岐路がありますが大倉方面です。
左の戸沢にも一度行ったことがありますが
下りにくく、距離が長いので痛い目を見ました。
どMの方にはオススメですよ(笑)。
空腹感があったので最後の補給食をチャージ。
自転車と同じく、無理せず定期的に補給しましょう。
下山途中で日が暮れてしまいました・・・。
まあ、このペースで下れば大丈夫だろうと思っていた
残り3km地点で突然身体に異変が。
両腕と頭に痙攣が襲ってきました。
最初はハンガーノックの手前かと思いましたが、
すでに補給食はそこを尽きているので
きついですが進むしかありません。
残りの3キロは真っ暗の中その痙攣と戦いながら大倉へ到着。
集落の自販機でコーラ飲んで回復しました。
なんとか生きて帰れました・・・。
バスに乗ってから小田急線で帰りました。
ちなみに小田急線は10年ぶりに乗りました・・・。
距離24km、獲得標高2463mでした。
一度は歩いてみたかったこのルート。
距離的には去年いった富士山日帰りと同じぐらいですが、
この日はアップダウンを数えきれないほどこなしたので
過去最高の厳しさでした・・・。
最後の痙攣の事が気になりますが、
これからの山歩きの為に色々勉強になりました。
2019/3/27 古谷野