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【IRC】またもや魅力的なクリンチャータイヤが登場!!【ASPITE PRO】

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大阪本館】小西 真人 22年04月28日

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パナレーサーが「アジリスト」をデビューさせたことで、再び盛り上がりを見せているクリンチャー界隈。

そんな中、今度はIRCが「やたら高性能、でもちょっとツウ好み」な存在だったアスピーテシリーズを刷新!

長きに渡って旧型アスピーテWETユーザーだった身としては、個人的にもこのモデルチェンジには興味津々。

 

8年というギャップを埋めるための完全新設計

 

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〇IRC  ASPITE PRO RBCC/S-LIGHT  ¥7,480-(税込) 

 

先代モデルの「WET」は、その高いグリップ性能がドライの日にも武器になると、途中から「RBCC」に名前が変えられた名(迷)タイヤ。

あまりに出来が良過ぎたせいで、新型の開発は非常に苦労したんだとか。

そんなRBCCコンパウンドの優れたグリップ力はそのままに、新エトルト対応&軽快な転がり感をプラス。

フォーミュラPROの立場がちょっと怪しくなってきた・・・とIRCが自信を持って?語る、高性能クリンチャータイヤの誕生です!

 

「軽く・強く・トラブル無縁」を継承

 

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アスピーテのもう一つの武器が高い耐パンク性能。

通勤中に細い金属製の針みたいなものが刺さってパンクしたことをIRC側に話したら「それは珍しい!」と驚かれたほど。

「RBCC」は、高強度なメッシュ素材(X-GUARD)でケーシング全体を補強することで、サイドカットにも強いタイヤとなっています。

 

「軽く・速く・レース性能」を追及

 

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「S-LIGHT」は、その全面的な耐パンクメッシュ素材を排した代わりに、28C同士の比較で30gの重量減を達成(250g→220g)。

実重量は軽いのに、ケーシングが硬くてハイグリップなせいでなんとなく重く感じられていたIRCっぽいコギ味も、この「S-LIGHT」の登場で過去の話となりました。

 

ビードの2本線がフックレス対応の秘密?

 

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トレッドパターンはセンターがスリック、サイドの杉目は途中で溝の本数まで変わる(2本→3本)という非常に凝ったものを採用。

バイクを倒していった時にタイヤに掛かるコーナリングフォースの変化を綿密にテストした結果行きついたパターンなんだとか。

また、ビード部分の形状を工夫したことでフックレスホイールにも普通に使えるというのがスゴい。

ZIPPのホイールを使いたいけどチューブレスタイヤは苦手というライダーにとっては、このアスピーテが救世主となるかもしれません。

 

 

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プロの世界も含めてチューブレス化が進む中、あえてデビューさせてきた新型の「ASPITE PRO」。

これを見る限り、クリンチャーもまだまだ伸びしろがありそうです。

 

 

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