今年のツールドフランスは面白かったですね!総合争いは終盤ポガチャル選手が独走する形にはなりましたが、レース内容的には毎日が勝負で見ている側は非常に楽しかったです!そこで個人的に気になったブランドの一つにENVEがあります。パーツメーカーとしての供給も徐々に増えていますし、今年は何といってもフレームの供給があって、しかも初年度でツールのステージ優勝を上げています!今ENVEは飛ぶ鳥を落とす勢いで総合ブランドに駆け上がっています!!
速いことが証明された21日間
ポガチャル選手の大活躍。"白い道"を制したテュルジス選手とトタルエネルジー。
どちらにも共通するのはENVEのホイールとENVEのコックピットを採用している点です。
特に私が速さと関係性が強いと思っているのがこのSESエアロハンドルです。
一体型のモデルを使っている選手もいますが、今回はそこは重要ではありません。
このハンドルのサイズに秘密があります
一般的なハンドルよりもキツイフレア形状を持っていることで極端に狭いブラケットポジションがエアロダイナミクスに大きな影響があることと、ドロップを握った際にハンドルの広さがあるので安定性とバイクの振りにもいい影響を与えていると思われます。
最近のエアロロードは専用ハンドルになっているものが増えましたが、フレアハンドルになっているモデルが多く見受けられます。
フレアハンドル自体がここまで流行るずっとその前から販売しているENVEはその走りでもあり、ハンドル形状への答えではないかと思う次第です。
ホイールに関しては内幅25mmのフックレスリムという事と、前後でリム形状の異なるSES ホイールという事も速さの秘密だと思います。
タイヤサイズも30cが結果的に速いという事でワイドクリアランスを持つフレームというのも重要になってきています。
ENVEのロードフレームはMELEE
元々レース用に開発しているとは聞いていませんでしたが、完成度の高さやエアロ性能の高さでプロレースにおいても通用する事が証明されました。
ワイドクリアランスで最大35cまで対応するこのフレームは当然路面の荒れているレースにおいては有利だろうと予想がついていましたが、まさかツールドフランス本番の第9ステージをとってしまうのはできすぎです。
そのレースは白い道と呼ばれるグラベル区間をいくつも超えるコースで春先のレースのように厳しいコースレイアウトでしたが、最後まで足を残すことが出来たのがENVE MELEEに乗るアントニー・テュルジス選手。
速さで負けないのはフレーム性能とホイール性能、ハンドルポジションからくるエアロ性能。
そこに、乗りやすさや扱いやすさ安定性能など、ENVEの技術者が細かいところまで煮詰めた性能が過酷なステージで最後にひと踏みの差をもたらしてくれたことだと思います。
車体の市販モデルはこのモデルが初めてとの事ですが、北米においてはオーダーバイクの製作にもともと取り組んでいたため完成度の高いバイクを作る事は問題なかったのでしょうね。
話はホイールになりますが
フックレスリムでフックがない分厚みを持たせることで強靭なリムになっています。
内幅25mmに対して外幅32mmというのはオールロード向けのホイールのような厚みがあると思います。
それでも重量はとても軽く(レースで一番使われていたSES4.5でも1,432g)
ワイドリムの最大の恩恵は安定性にあると思います。
バイクの安定により路面に対して正確にトラクションを伝えることが出来、勿論疲労の軽減にもつながり、最後の最後に勝負ができる。
トータルで考えたときに優れているホイールという事だと思います。
30cをつけてもリムとの段差が少ないことでエアロ性能は高いですし、エアボリュームも稼げるので空気圧を下げる事も出来ます。
30cを付けた場合の実測幅は32~34mmぐらいにはなるので(タイヤによって)タイヤクリアランスが十分にあるフレームでないとうまくは使えません。
最近のモデルは30cまでというモデルも実測では結構入るので割と多くのフレームで対応は可能です。
ですが、最適であるかどうかという事においては、やはりMELEEのようにタイヤクリアランス公称値で35c対応するぐらいであれば余裕を持て対応して、かつフレームにとっての最適なタイヤサイズになると思います。
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