先日の水曜日に浅草の台東館であった合同展示会に行ってきました。
今回は日直商会、ミズタニ自転車、東京サンエス(ここはちょっぴり)に場所を移してカンパニョーロジャパン。
個別にしていくと長いので全体で気になったアイテムをざっくり紹介していきます。
まず日直商会のアルゴン18(当店では取り扱いありません)
ロードは比較的シンプルな造形なのですがグラベルやTTはかなり個性的なデザイン。
トライアスロン用のバイクにはこんな拡張部分が付いていたり。
グラベルモデルは特徴的なヘッドパーツや先端にクイッと曲がったフォーク(トゥークリアランスのためらしいです)
こちらはメルセデスベンツとのコラボモデル。
今年バイクを供給しているアスタナもかなり好調ですので今シーズンは人気がさらに高まりそうです。
メインの一つである新型12速コーラス。
アルミを使う部位が多かったりと上位モデルのような華やかさはありませんが、構造はもちろん上位モデルと同じ。逆に手軽に導入できて性能は十分なので今12速をを導入したいなら一番オススメかもしれません。
クランクはこんなに太かったけと思うほど太いアーム。
金属部分が多いリアディレーラーはむしろ頑丈そう。
エルゴパワーのブラケットももちろん同じ。
最近はスラムのコンポを中心で使っているのですが、久々に握ると包み込むように握れるエルゴパワーもやっぱりいいかも。
今年はスラムRED ETAP AXSを買ったので無理ですが、来年ぐらいには導入してみてもいいかも。
こちらはセライタリアの新作サドルたち。トレンドのショートテールっぽいデザインに大胆な穴。
トライアスロン用も新型が。パッド分厚い!
アメリカ資本になり勢いよく新製品が出ているシリカの新型工具。
赤い部分のビットを変えることで様々な作業に一つで対応。箱にビット表記があり管理もしやすいのでこれ一個あれば作業がかなり楽そうです。
こちらは作業台用のクランプ補助パーツ。
旧式のCLAMPでフレームを掴んでしまうと壊してしまいそうですが、これなら安心して使えるかも。固定も思ったよりしっかりしてました。
こちらは今注目のホイールメーカー「SCOOP」のカットサンプル。
可能な限りベアリング幅を広げたハブにパワー伝達性が高そうなフリーハブ。
高精度に仕上げられたリムのカットサンプル。
チューブレス用のバンプも高いレベルで成形されてそうです。
最高峰ローラー台の人気モデルタックスのNEO2スマートは試乗できる状態で展示中。
音は非常に静かで安定感も抜群。
こちらは収納箱。比較するものがないのでわかりにくいですが驚くほどコンパクトになるので場所もとりません。
こちらは東京サンエスの密かな人気モデルSOMAのアレンジバイクたち。
さらに資料のみですがリッチーの分解可能フレームのの情報が。仕様や入荷時期など詳しく知りたい場合はお問い合わせください。
続いては扱う商品がとても多いミズタニ自転車。
こちらは高剛性、高品質で有名なトムソン。
ステムはご覧の塊から削り出し。
シートポストもこちらの塊から削り出して作られます。トムソンの他メーカーとは次元の違う高剛性はここから生み出されているのがよくわかります。
パナレーサーのブースでは新型MTBタイヤが。
日本ではわからないですが海外だと結構売れているのだそうです。
こちらは日東の新商品グラベルハンドル。
幅は上が480mmに下が500mmのワイドバー。ラインナップ長はもっと広いものもあるそうです。
焼入れをした素材が使われており、ものすごく幅広でありながらやわさは少しもなし。高品質のグラベルハンドルを探している方にお勧めします。
こちらはシマノのグラベルコンポGRX。
MTBに寄せた質感はいかにもグラベルコンポといった感じ。
RDのゴツさはもはやMTBです。
サードパーティーチェーンの雄KMCからは世界数百本のスペシャル高効率チェーンが展示。
純正チェーンに比べ同じパワーで走った場合+5%も先に走れる(しかも僅か1時間でこれほどの差が!!)チェーンは製造工程など全てが通常のラインと異なる超限定モデル。
超高価で寿命も短いそうですが、まさに決戦用チェーンとして導入してみてはいかがでしょうか。
こちらは日本を代表するペダルメーカーの三ヶ島からはフラットペダルの新作が展示。
街乗り用フラットペダルのΛ(ラムダ)に新たにピンをつけて滑りにくさを向上させたGAMMA。
カラーもブラックが追加。シルバーの質感も現代的な仕上げにした意欲作でクロスバイクなどはもとよりグラベルロードなどにもオススメのペダルです。
こちらはクロップスの鍵。
高強度な鍵が比較的スペースを問わずに簡単につけられるようになっています。
台東館から所変わってイタリア文化会館でカンパニョーロジャパンのEPS他説明会。
といっても配られた資料を確認するだけであまりいい写真などは用意できなかったのですが、フルクラムのディスクホイールでレーシング5に新たに650Bバージョンが追加されるらしい。
フルクラムはレーシング7にも650Bバージョンがあるなど650B積極的。この勢いでどんどんラインナップを増やして欲しいです。
またフルクラムに関しては今後もポツポツと新製品が発表される予定なのでわかり次第またご連絡いたします。
年々早くなっていく各メーカーの展示会はこれからも続きます。新たな情報があり次第お伝えいたしますのでお楽しみに。
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